本からいただく言葉…魂の止まり木として

読書普及協会メルマガ第250号 こんぶさんの巻【選ぶのは自分です】


カテゴリー: 2018年06月27日
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      【本からいただく言葉・・・魂の止まり木として】
       選ぶのは自分です
       第250号 2018年6月27日発行

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みなさま、おげんきですか~?
さて、読書普及協会公認メルマガも、早やくも250号ですよ~

お楽しみくださいませ!
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【今週の読書道☆選ぶのは自分です】

「みんな捨てることにばかり意識がいってるけど、

 お片づけで一番大切なのは選ぶ力よ。



 選ぶ力がないために余計な物を買って溜め込む。

 選ぶ力がないために捨てられない。



 片づけだけでなく、人間関係にも通じる。

 選ぶ力がつくと、人間関係で振りまわされなくなるのだから。」







こう話してくれたのは「中高生のためのかたづけの本」(岩波ジュニア新書)の著
者、杉田明子さん。

まだ出版されるまえ、お片づけのポイントや収納アドバイザーのお仕事のことを僕に
教えてくれました。





選ぶ力か、なるほど!と思ったのですが何か実践するわけでもなく、頭の片隅にずっ
としまったままにしてました。





ところが2年くらい前でしょうか、自分の時間や読書の時間が取りずらくなったこと
から杉田さんの言う「選ぶ力」を

つけるための訓練を始めるようになりました。





思考は1日に何万回も働いてると言いますよね。

「選ぶ」というのも日常の中に思考と同じくらいの回数で無意識にやってるのではな
いでしょうか。

朝起きてまず何をするか、どの服を着るか、何時に家を出るか、どんな言葉を使う
か・・





僕がまずやったのはご飯を食べるとき「何を食べるか」という選択です。

安いから、近いからなどの理由で食べない、必ず一度立ち止まって

「今、いちばん食べたいものは何?」と問いかけるようにしました。





その時に、もし「カレー」が浮かんだらカレーを食べます。

もし昼間から「ステーキ」が浮かんでも素直にステーキを食べます。





食べたいものが何も浮かばないこともあります。

そんなときは「食べない」という選択も有りにしています。

とにかく妥協や惰性で食べない、これを徹底しました。



そうするとコンビニやスーパーの惣菜がだいぶ減りましたし、かえって倹約になりま
す。



この癖がつくと時間の使い方にも影響がでてきました。

何でもかんでも引き受けない、空いてるときでも約束しない、そんな選択もできるよ
うになったのです。

以前は空いていると何でも約束していたし、時間を絞り出してでも約束に答えようと
していました。





空き時間を空きのままで置いておく、まるで床の間に掛け軸をひとつだけ飾っている
ような

壮快感があります。







本屋にBさんという素敵なお客様がいます。

Bさんは陽気な性格でいつもニコニコしているので僕はとても好感を持っている方で
す。



しかし職場のことで少し愚痴がでることがあります。

職場にぺちゃくちゃ喋って仕事をせず帰る時間をただ待つだけの集団がいるそうで
す。

ありがちな話ですよね。





僕はBさんにこう言いました。

「反応する必要ないですよ。BさんはBさんの仕事を一生懸命するしかないし、そっち
の人たちに染まらないという

選択をすればいいだけですよ。選ぶのは自分です。

僕も放っておくとすぐに巻き込まれますから、そうならないよう普段から訓練をして
います。」



と言って先ほどのご飯を食べる時の話をしました。





するとBさん「僕もやってみます」って言ってくれました。





僕はこの勢いでBさんに体験をしてほしくなりお買い物に誘いました。

選ぶ力をつけるお買い物です。





僕は珈琲が好きで、定期的に滋賀県の信楽焼までコーヒーカップを買いに行くという
習慣があります。





焼き物の街ですからお店や工房がたくさんありますし、いいカップなんて腐るほどあ
ります。

以前はあれもこれも目移りしてつい4個も5個も買うこともありましたが、選ぶ訓練を
始めてからは

1個だけ買うというルールにました。





これがなかなか難しくて、なぜそれが良いのか、色や形、デザインは本当にそれで良
いのかって

自問自答し始めるとますます迷います。





そんなときは買わないという選択もありで、

そうやって自分の好みや軸をつくっていくのです。







後日、Bさんと信楽に行き、僕と同じルールでコーヒーカップを一つだけ買うことに
しました。



Bさんは信楽にくるのは初めてです。

一軒目から目をキラキラさせ目に入ったカップすべてに「これいい」と言ってはしゃ
いでます。





その都度、僕が「決めるのはまだです、5軒周ってからにしましょ」と言って買うの
を止めました。





3軒目でその場から離れられなくなるほどそそられるカップに出会いました。

それでも「あと2軒まわってから。もしそれでいいのがなかったら戻ってきましょ
う。」と言って

決めさせませんでした。





5軒目のお店でBさんがびっくりする発言をしました。



「こんぶさん、わかったかも!」



「ん?なにが?」と聞き返すと

「3軒目のあのカップを見て以来、4軒目5軒目どれみても何にも響きません。

やっぱりあのカップがいいです」とおっしゃいました。





どうやらお気に入りのカップがみつかったようです。

声のトーンなどからもきっとそれなんだろうと僕も思えました。





3軒目のお店に戻り、めでたく唯一無二のカップをゲットしました。



するとBさん、「こんなに時間をかけて物を買ったのは初めてです。

 いつもは値段に左右されてました。 2個で1000円とか見たら飛びついてまし
たよ。

 でもそうやって買ったものはやっぱり大事にしないんですよね。

 このカップ大事にします。もう愛着がわいてきました。」とご機嫌です。







僕も嬉しかったのですが、面白いのはこの後です。





まだ少し時間があったので帰りに昼食を食べました。

以前に一度だけ入ったことのある木造のいい感じの定食屋さんです。





その時は気がつかなかったのですが、周りのお客さんをみると

どの人もみんなバラバラの器で食事していました。

小鉢も大皿もお茶碗もだれ一人おなじものがない、

さすが焼き物の街だとおもいました。





そして自分らのご飯が運ばれてくると、





ふたりして「えーーっ!」大声をあげました。







信じられませんが、



Bさんのお茶碗が、



Bさんが買ったコーヒーカップの作家さんがつくった、



おなじ柄のお茶碗だったのです。





そんなことってある?





何百個のなかから選んだカップですよ。



同じ柄のお茶碗がそのお店にあるだけでも凄い偶然です。





そして僕でも隣のひとでもなくBさんに運ばれてくるなんて・・





Bさんは一気にテンションが高くなりました。

いろいろ表現してくれましたが僕も興奮して何を言ったか覚えてません。



でもたしか最後にこう言いました。



「これで正解だったのですね。僕これでいいんですね。」







このことがあってからBさんは変わりました。

職場の仕事しない人たちにもう振りまわされません。





僕がそれとなく聞いても、

「あぁ、あの人たちは何にも変わってないです。

 いまでもずっと座っておしゃべりしてますよ。

 でも関わらなくていい、それを自分で選べるってわかりましたから

 気にならなくなりました」きっぱりこう言いました。









収納アドバイザーの杉田さんの言葉を思い出しました。



「ハンカチ一枚買うのも百貨店を何軒もまわって買うの、

 それくらいこだわってほしいの。

 カーテンも食器も家具も、ぜんぶ自分の好きな物でそろえたら

 そのとき空間からもらうエネルギーって凄いんだから、

 それをみんなに体験してほしいわ!」





Bさんはもうその体験をしたのだとおもいます。



それを生で見させてもらって嬉しいかぎりです。

本屋の仕事は最高です。

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 発行: NPO法人 読書普及協会
      編集人: 高橋康子
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