T-mode 遠山清彦の国会奮戦記(携帯版)

T-mode 遠山清彦の国会奮戦記(携帯版)548後期高齢者「長寿」医療制度について(2)

後期高齢者「長寿」医療制度について

(1からつづき)これで主な誤解は解けるのではないか、と思います。もちろん、日本の医療制度は今、深刻な問題をかかえており、地方での医師不足や救急医療体制の不備など、政府を挙げて解決・改善に取り組み続ける姿勢が重要なことは言うまでもありません。また、長寿国日本では、今後50年の間に高齢化率が40%を超えると言われています。10人に4人は65歳以上という社会、そしてその方々を支える現役世代の数は今日の少子化の影響で少なく、1人ひとりの負担は今の大人が負担している水準をかなり上回ると予想されています。

私たちは、子供や孫をはじめ、未来の日本を支える世代にも思いをはせなければなりません。今生きている人を最大限大切にしながらも、だからと言ってその負担のつけを全て未来世代に押し付けて良い、ということではないでしょう。今の私たちに生活があるように、未来の人たちにも生活があります。野党の一部のように改革をしないで放置したり、パフォーマンスで今の人たちだけに多大な財政負担を伴う公共サービスを拡大すれば、一時的な人気を博することはできても、未来の世代からは恨まれるだけです。そんな無責任な政治をしてはいけない、と公明党は考えています。

もう一つ、すでに高齢社会となった日本では、高齢者=弱者という考え方ではいけないと私は思っています。日本人の寿命が延び、昔の60代と今の60代は、全然違います。今の60代は元気な人が大変多いです。彼らの悩みは、「年だからもっと守ってくれ」ではなく、「私は元気だから、もっと活躍の場を与えてくれ」ではないでしょうか。だから、私は国会の審議において、定年制の廃止とか雇用における年齢差別禁止を訴えてきたのです。元気な高齢者が自由に働ける日本を作ることが大切なのです。そして働けば、年金以外の報酬があり、その報酬の一部で社会保障負担をすることは、さほど問題にならないはずですし、何しろ日本の未来を担う世代=子供や孫の負担を軽くすることができるのです。日本はまだそういう社会から遠いところにあります。 (この号おわり)

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