「神との対話」シリーズを読む

【神との対話】5.課題という幻想

こんにちは!
幸せ実践塾塾長の赤木あつしです。



「神とひとつになること」の一部を
引用しながら内容を解説するシリーズ。


今回は第5章の1回目です。




第5の幻想は、第4の幻想から生まれました。



「何でも充分あるとしたら、何もしなくても
欲しいものや必要なものが手に入るだろう。
ただ手をのばせばいい。
だが、人間はそうは考えなかった。
充分ではないと思いこんだ。
そこで、疑問にぶつかった。
どうすれば充分、手に入れられるだろう?
誰にその資格があるのだろう?」
(p.64)



最初に不足がある(充分にない)と考え、
それを信じたのです。


その結果、ただ手を伸ばすだけでは
手に入れられなくなった。


そういう世界を創造したのです。


そこで次に、
その状態でどうすれば充分に
手に入れられるかを考えたのですね。




そこで、
私たちは「課題」というものを想像した
と神は言います。


つまり、何かをすることで、
欲しいものや必要なものが手に入る
という考え方です。



「あなたがたは、必要なことをすれば
自分が望むようになると信じている。
 幸せになりたければ、安定したければ、
愛されたければ、
これこれのことをしなければならない。
必要なものを充分に手に入れられないと、
幸せにも安らかにもなれず、愛されもしない。
それには課題を果たして
資格を獲得しなければならない……。」
(p.64 - 65)



必要なものが充分になければ、
幸せにはなれないと私たちは信じています。


そしてそのためには、
課題を果たさなければならない
と信じたのです。



「そう信じて、自分たちの宇宙論のなかで、
行為というものを最高の位置に引きあげた。」
(p.65)



行為によって、課題は果たされます。


それが重要だと決めたのです。




しかし、それは幻想です。



「だがすべては、
あなたがたは離ればなれだという
第三の幻想にもとづいている。
あなたがたが一体なら、
つねにすべてが充分で、何かになるために
何かをしなければならないこともない。」
(p.65)



離ればなれという第三の幻想は、
失敗が存在するという第二の幻想に基づき、
それは必要性が存在するという
第一の幻想に基づいています。



「したがって、
課題が存在するという幻想は
必要性が存在するという幻想の
別バージョンでしかない。」
(p.65)



このように、すべてが関連しています。




課題があるということになると、
その課題とは何かということになります。


そして人類は、様々な規則を作りました。


それを守れば課題を果たすことになり、
欲しい結果が得られると信じたのです。


その一例として、
善良であれ、口ごたえするな、
良い成績を取って良い大学に入って
良い会社に就職せよ、などがあると。



「あなたがたは
「これがしなければならないことだ」と言う。
「これが課題であり、
それをよく理解しなさい」と言う。」
(p.68 - 69)



そう、大人たちから言われて育ちました。


無意識にそういうものだと
刷り込まれてきたのです。



そしてそういうものの中に、
神が決めたことだという課題もあります。


たとえばキリスト教なら、
日曜日には礼拝をしなさいとか。



しかし、神はそんなことは決めません。


ですから、宗教によって違いがあり、
その違いによって対立し、
殺し合ったりしてきたのです。



「しなければならないことがある
と信じているあいだは、
それが何なのかを知ろうとし、
つぎにそれを達成しようとしてもがく。
 達成があなたがたの神になる。」
(p.69)



つまり、
課題があるという幻想を捨てない限り、
私たちは
そのための行為に支配されるのです。


その行為に支配された結果が、
宗教間の争いであったり、
違いを否定した戦争だったりします。




そこでまた4章の終わりと同じように、
話が進みます。


つまり、第五の幻想には
明らかな欠陥がありました。


しかし、どこか深いレベルで、
この幻想を捨ててはいけないと感じたのです。


何か大切なものを失うと感じたから。


その感じ方は正しいのですが、
幻想と見抜いて本来の目的のために
活用しようとしませんでした。


欠陥をとりつくろおうとして、
第六の幻想を生み出すことになるのです。




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