「余命」について考える

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★ 。・。・゜♪ ★ 余命について考える001 ★ ♪゜・。・。★





 吉田松陰さんも野山獄にいて、『三余の説』を書いて、<余命>をその一つに掲げました。
 松陰さんは行動の人ですから、その余命には、志が根源的に問われる実践で、その根源的実践の志が決まったら、その志遂行のために命はもらっているのだ。まだ死なずに生かされているのだから、志を全うして生きる残された余命は自分の天命を生きることになる。
 死を賭してこの天命を生きるのだと宣言します。



 松陰さんに習うなら、志を<9条遵守>に立てて、死を賭して<余命>を生きなければならないということになる。
 だが、今のぼくには、悔しいことだけれど、それほどの<志>を実践できる能力もなければ、生きる力もない。
 隠りの鄙の片隅から、小さい声で、如何なる戦争にも加担しない、9条を遵守すると言いつづけるしかない。



 それでも生きもうけしている間は、存命の歓びを味わって楽しみたいものだと念じる。



 ぼくは今まで、真似良寛さん、真似一休さんを、言葉あそびで生きてきて、この言葉あそびに熱中してきた。
 これからも、ぼくの余命は、この言葉あそびの延長線上にしか楽しみを見つけることはできないだろう。



 > 世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞ我はまされる   良寛



 > 本来の面目坊が立ち姿一目見しより恋とこそなれ   一休





 ほんとうに志を立てるというのなら、この二つを志に立てることも松陰さんの志と重なるものがかなりありそうに思われる。
 けれどやはりぼくは無力無能の臆病老仁だ。
 あくまでも言葉あそびとしての<ひとり遊び>と<面目坊あそび>を余命の楽しみとしよう。





 ≫ ★ 「三 余 説」   吉田松陰
 (野山獄文稿)全集第02巻収載p316安政二年1855年04月02日 



 昔薫遇謂へり、「書を読むは当に三余を以てすべし。冬は歳の余なり。夜は日の余なり。陰雨は時の余なり」と。然れども歳にこれ冬あり、日にこれ夜あり、

 時にこれ雨あるは、皆天道の常にして、未だ以て、余と為すに足らざるなり。吾れ獄に入りて来、亦三余を得て以て書を読めり。

 謂へらく、巳に義を忠孝に失えども、尚ほ食を家国に仰ぐ。
 是れ君父の余恩に非ずや。巳に身陰房に幽せられ、尚ほ照を戸隙より取る。是れ日月の余光に非ずや。性巳に狂悖(きょうはい)にして多く大典を犯し、

 質又尩弱(おうじゃく) にして数々篤疾に罹る。ここに一もあらば、皆以て身を殺すに足れり。而るに方且に余恩を仰ぎ、余光を取る。

 是れ人生の余命に非ずやと。凡そ此の三余は皆薫遇にこれなき所にして、吾れ独り之れを得たれば、身を没すと雖も足れり。

 抑々薫遇は或いは農となり、或いは官となり、徒だ其の三余を得るのみにて、尚ほ以て天下後世に伝ふるに足れり。

 況んや吾れは我が三余を得たるをや、寧んぞ量るべけんや。
 四月二日





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