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カテゴリー: 2016年07月21日
Human Food Diet「ヒューマンフードダイエット」

さて、いよいよこの「腸内フローラ」のシリーズも、まとめの回です。
ここで、米国農務省の機関が発表している、典型的なアメリカ人の食べ方を見てみたいと思います。
1日の食事の、51%が加工食品。40%が動物性。そして9%が野菜と果物(このうち5割がトマトとポテト)。

まさに、悪玉を増やし、腸内を荒れさせるための食事〜!という感じですね。

これに加えて、薬、特に抗生物質。
米国人は、10歳までに、「10コース」、つまり、年間1コースのペースで抗生物質を取っているのだそうです。
大人になっても、やはり年間平均して、「1コース前後」(なぜか、州によって違う)
加えて、肉、卵、乳製品に含まれる、「隠れ抗生物質」も。(以前お話ししたように、年に1コースで、腸内環境は壊滅的な状態になる、と言われています)

こういう事実を考えると、いかに、アメリカ人の腸内が大変なことになっているか、ということが容易に想像できると思うんです。

それを踏まえた上で、改めて米国人の「病気大国ぶり」を見てみると。
国民の7割が、肥満または太り過ぎ。8千万が糖尿病またはその予備軍。4人に一人が消化器系の病気。
毎年65万人が亡くなっている、心臓病(米国の死因第1位の)。百万人以上が毎年新たに宣告されている、がん。
そして4人に一人が何らかの精神病、国民の1割がうつ病。自閉症の数は、この15年で8倍に増加。。。
 
もちろん、色んな原因があるわけですが、「腸」という視点で見てみると、腸内がこれだけ荒れていれば、心も体もどっかおかしくなって当然だろう、と思ってしまうのです。

やはり、どんなに「プロバイオブーム」で、ヨーグルトやサプリを摂っても、普段の食事が変わらない限り、根本解決にはならないのではないでしょうか。

日本も、今アメリカを追うように、病気大国になりつつあります。
それに伴って、日本でも健康ブーム、プロバイオブームが広がっているようです。
一方で、コンビニや加工食品の食事。

でも、ここで大事なのは、やっぱり「腸内フローラを健康で豊かにする」食べ方。
そのエッセンスがたっぷり詰まった「伝統的な和食」を取り戻すことだと思うんです。
繊維たっぷりの穀物、野菜、豆類、特に海藻。乳酸菌たっぷりの、味噌、漬物などの発酵食品。

もちろん、現実的には、毎日家で作って食べるのが難しい人も多いと思います。
それならせめて、「できるだけそれに近い」食べ方ができるように、外食にしろ、買って食べるにしろ、意識してみる。
手作りインスタント味噌汁だって、10分時間が取れれば、1ヶ月分くらい作って、後は朝なり夜なり、毎日お湯を注いで飲む。
自然食品店で、無添加の漬物を買って常備しておく。
そのくらいのことは、少しの努力と工夫で、できると思うんです。

いずれにしても、こういう、質素だけど、「腸が本当にヨロコブ」ような食べ物、食べ方を、普段の食事の中心に据えることで、体も、そして心も健康で豊かになっていくように思うのです。

シリーズの最初の回で、スピーチコンテスト会場で見た、自閉症の少女とそのお母さんのことを紹介しました。
「もし、お母さんがあそこで食べさせているものが、マックじゃなくって、玄米おにぎりだったら。マックシェークじゃなくって、玄米甘酒とか、麦茶だったら!」

12回にわたる、長〜い、今回のシリーズを読んでいただいたわけですが、今なら、「確かにそうだよなあ」って、皆さんにも思っていただけるでしょうか。

もし、このシリーズを読んでいただいたみなさんが、これから少しでも、自分の体のこと、心のこと、そして色んなことを、「腸」の視点から見たり、考えたりしていただけたら、とても嬉しく思います。

さて、来週から、このメルマガは、しばらく「夏休み」に入らせていただきます。
ただ、迷惑メールに「格下げ」にならないように、いきなり号外を出すこともあると思うので、時々チェックしてみてくださいね。

この夏も、ある教会(市内クイーンズ区)での学習会に、ゲストスピーカーとして呼んでいただいたり、久司の「マクロビオティックサマーカンファレンス」でのワークショップ、そして8月後半の日本での幾つかの企画など、楽しく充実したものになりそうです。
皆さんも、ぜひ夏バテなどに気をつけて、元気で楽しい夏をお過ごしくださいね!


NY発!平田仁志のヘルスコーチング Human Food Diet (毎週木曜発行)
スカイプやメールによる、個別ヘルスカウンセリングも行っています。(詳細は以下のウェブサイトより)
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