若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン

若手技術者の試験(実験)のデータ整理スピードが遅い vol.078

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技術者を指導する方へおくる


 「若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン」Vol.078 2019/1/7


                        (隔週月曜日発行)

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 <目次> ━━━━━━━━━━━━━━━━

・今週の「製造業の若手技術者育成ワンポイントアドバイス」

・編集後記




<今週の「製造業若手技術者育成ワンポイントアドバイス」> ━━━━━━━━━━━━━━━━


- 若手技術者の試験(実験)のデータ整理スピードが遅い


という悩みについて考えてみます。


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今日のワンポイントは、

「若手技術者の試験(実験)のデータ整理スピードが遅い」

という時には、

「マクロの設計と実施をするよう指導する」

ということを心がけてください。

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若手技術者が推進すべき業務の一つにデータ整理というものがあります。

多くの数値データを取り込み、
その全体を把握しながら、
技術的な本質に迫る。


そのような技術者の本質ともいうべきスキルは、
若手時代の地道な作業によって培われる、
という事実に異論を唱える方は少ないと思います。


しかしながら変化のスピードが高まり、
開発期間の短縮が命題となりつつある近年では、
いかにして作業効率を高めるのか、
ということを無視するわけにはいきません。


生産性を高めるということに一辺倒になることは人材育成の本質としては疑問符が付きますが、
人材育成の期間を短縮するためには生産性というキーワードを考慮することも必要です。



さて、このデータ整理。

実際に若手技術者にやらせてみると時間がとてもかかるということは無いでしょうか。


中堅の技術者が1時間かからずに終わらせるデータ整理を、
若手がやると一日かかるというケースもあるくらいです。


実はここで育成のポイントがあります。


予めデータを入力すればデータ整理がすぐに終わるというテンプレートを渡すことも一案である一方、


「若手技術者にデータ整理効率を高めるためのマクロを考えさせる」


ということが育成にとても効果があります。



マイクロソフトであればVBがありますが、
このようなものを活用しながら


「自分なりにデータ整理作業効率を高めるマクロを考えさせる」


ということをやらせるのです。



プログラミングを本業にするといったことを言いたいのではありません。



ここで重要なのは、



「データ整理という作業がどのような工程で成り立っており、それをどのような順序で組み立てればいいのか」



ということを俯瞰的にみる視点を養うことが目的なのです。



このような視点を養うことで、
日々の作業が全体のどこに位置するのか、
といった観点を持てるようになり、
これこそが技術者の持つべきベーススキルへとつながります。



単純作業を淡々とやる忍耐力は確かに重要です。

しかし、それを限られた時間の中で常に行い続けるというのは、
結局のところ根性論となってしまい、育成スピードを鈍らせることになってしまうのです。




データ整理を行う若手技術者の育成における参考になれば幸いです。






<編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━

世間一般には本日1月7日から仕事を始めるという方も多いかもしれません。

お盆もそうですが、年末年始もあっという間に終わってしまう、
というのが多くの方の実感ではないでしょうか。


私はというと年末年始は学会誌を読んでいました。
なかなかゆっくり読む時間が無かったというのもありますが、
年末年始は学会誌を読みたくなるという気持ち的な部分も大きいです。


最近は学会も色々と厳しいようで、
ペーパーレス化や学会誌の発行そのものを辞める学会も増えてきています。

最近も私が入っている学会で学会誌の発行を辞めるという学会が残念ながら出てきました。


確かに記事(論文)の内容があまり新鮮味が無いな、
という部分も感じていましたので致し方ない部分もあるでしょう。


もう少し高い視点で見ると、限られた専門領域に閉じこもっていても、
なかなか新しいものが生まれにくいという時代に突入しているのかもしれません。


学術業界というのは物事の本質を突き詰めることが最大の使命。

そういう意味では応用研究のニーズが高まり続ける昨今の流れは、
学術業界にとっても試練の時なのかもしれません。




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発行周期: 隔週月曜日 最新号:  2019/02/18 部数:  33部

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