若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン

若手技術者の報告が主観的・定性的で事実がわからない vol.075

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技術者を指導する方へおくる


 「若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン」Vol.075 2018/11/26


                        (隔週月曜日発行)

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 <目次> ━━━━━━━━━━━━━━━━

・今週の「製造業の若手技術者育成ワンポイントアドバイス」

・編集後記




<今週の「製造業若手技術者育成ワンポイントアドバイス」> ━━━━━━━━━━━━━━━━


- 若手技術者の報告が主観的・定性的で事実がわからない


という悩みについて考えてみます。


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今日のワンポイントは、

「若手技術者の報告が主観的・定性的で事実がわからない」

という時には、

「写真や動画を用いた報告を指示する」

ということを心がけてください。

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若手技術者のよくある傾向として、

「思い込みが強い」

というものがあります。


若さというのはパワーに満ち溢れる一方、
思い込んだらその方向に突っ走るためマネジメントすることが重要です。


そして仮に評価結果や実験結果の示す事実が仮に、

「白」

という色を示していたとしても、報告する側に思い込みがあるとそれが

「灰色」

に見え、さらに思い込みが激しくなると

「黒」

になります。


結果、このようなケースにおいて文章のみで報告されると、
これは「黒」になります。

評価や実験に他の技術者が立ち会っていなければ、
報告を受けた「黒」という色がすべての結果になり、
それを主軸に上層にあたる技術者は次の戦略を立てる、
といった話になってしまうでしょう。


仮に上層の技術者が何度確認したとしても、
思いこんだ結果が変化することは無く、
また仮に何度も確認したくらいで結果が変化してしまうようだと、
そもそもその評価や実験の結果には意味があったのか、
という疑念が生じる「そもそも論」になりかねません。


こうなると評価や実験のやり直しから始まるため、
費やした時間、お金、人が無駄になります。


このような状況は何としても避けなくてはなりません。


ではどのようにして上記の状況を回避するのでしょうか。


最も効果的な対策の一つが、


「写真や動画を用いた報告を指示する」


です。



人間の認識効率は、


「文章・写真(画像)・動画」


の順番に上がっていきます。


上記において、

「視覚的な情報量が右に行くほど多くなるから」

です。



文章や口頭による報告に加え、
写真や動画を組み合わせることで、
報告される側も状況の理解度が高まります。


視覚的情報量を増やすことで、
仮に報告者が主観的、または定性的な報告をしたとしても、
その事実が何だったのかについての理解精度はある程度確保できます。


そして重要なのは、


「実際の評価や試験を行う”前”の段階で写真や動画で状況を撮影する」


ということを指示するという点です。



評価や実験が実際に始まってしまうと、
目の前で起こる様々なことに対して場合によっては対処しなくてはいけません。

こうなると写真や動画を撮影するどころではなくなってしまいます。


よって、前もってどれだけ写真や動画撮影の準備ができているのか、
という点が勝負になるのです。


特に不慣れな若手技術者が評価や実験をする場合は、
評価計画や実験計画について経験を有する技術者がよく確認し、
写真や動画を撮影すべきポイントについて指示すべきでしょう。




いかがでしたでしょうか。


デジタルによる情報の量と精度が上がってきた近年において、
これらの技術を応用しない手はありません。


当然ながら本質的には文章による説明ができるようになることが大前提ですが、
それを補填する考え方として写真や動画は極めて重要なツールです。


若手技術者からの報告が主観的・定性的である場合の対策としてご検討ください。



<編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━

先日、ゆるキャラ(R)グランプリで「カパル」というキャラがグランプリを受賞しました。

実はこのカパルの地元は、埼玉県志木市。

弊社の本社のある市です。


今回のグランプリは色々とワイドショーを賑わせたようですが、
いずれにしてもゆかり有る市からそのようなキャラクターがでたことは純粋にうれしいです。


因みに埼玉県志木市は面積も小さく、
人口は7万人程度(だったと思います)。

典型的なベットタウンで静かなところです。


個人的に好きなのは、

「居酒屋さんのコスパが良い」

ということですね。

価格控えめでとてもおいしい料理を出してくれます。


以前も前の職場の同僚と弊社近くで酒を酌み交わしたのですが、
居酒屋にもかかわらず家族連れがいらっしゃいました。

このほのぼのした雰囲気が大好きです。


この市の発展に少しでも貢献できるよう、
今後も精進していきたいと思います。





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発行周期: 隔週月曜日 最新号:  2019/03/18 部数:  32部

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