若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン

若手技術者が当事者意識を持たない vol.069

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技術者を指導する方へおくる


 「若手技術者人材育成の悩み解決メールマガジン」Vol.069 2018/9/3


                        (隔週月曜日発行)

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 <目次> ━━━━━━━━━━━━━━━━

・今週の「製造業の若手技術者育成ワンポイントアドバイス」

・編集後記




<今週の「製造業若手技術者育成ワンポイントアドバイス」> ━━━━━━━━━━━━━━━━


- 若手技術者が当事者意識を持たない

という悩みについて考えてみます。


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今日のワンポイントは、

「若手技術者が当事者意識を持たない」

という時には、

「さらに若手を入れて人材の代謝を促進する」

ということを進めてください。

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若手技術者に業務を指示してやってもらっても、
どこか他人事のように映ることはないでしょうか。

打ち合わせの場面などでは一切発言せず、
その打ち合わせが終わってから、


「本来はこういう方法でやるべきだ」


「現状は間違っている」


といったべき論を語り始めます。



べき論、つまり本来あるべき姿を念頭に置いておくことは極めて重要です。


しかしながら理想的な環境下で業務を進められるような状況はほとんどなく、
現状可能なリソースでどのように理想に近づくべきか、という


「現実を直視した着実な前進」


というのが業務本来の基本的な考え方です。



しかしながら今目の前にある仕事が自分の仕事ではない、
というようにどこかで他人事の気持ちがあると、
自分にスポットライトの当たらないところでべき論を言い始めるのです。


一言でいうと、


「当事者意識の欠如」


ということです。



専門性至上主義の技術者によくみられる傾向なのですが、


「この仕事は自分ができなくても上司や先輩が何とかしてくれるだろう」


という潜在意識が強く働いているようです。




色々な意味で保護され続けて成長してきたという事実が背景にあるのかもしれません。


保護されて育つということは決して悪いことばかりではなく、
人のやさしさに触れながら育っているケースも多いことから気配りができる方も多く、
組織の中では潤滑油的な役割を果たしてくれることもあります。



ただ保護されてきた方の多くに共通するのが、
自分に興味の無いもの、やりたくないものを自分の仕事ではない、
というように割り切ってしまうことです。


このような当事者意識の欠落は結局のところ自らの業務範囲を早い段階から狭め、
自らの成長を自ら止めてしまうこととほぼ同じ。

結局のところ当人が将来的に苦労することになります。


若いうちはまだいいのですが、
年齢を重ねると馬力も落ち、頭も固くなる。

そして給与だけは高いという従業員としては悪条件が増えていき、
最後は業務を代行できる技術や人件費の安い他国の技術者に負けることになります。

よって、早い段階で当事者意識を持たせることは当人のためでもあるのです。




当事者意識を持たせるにはどうしたらいいのか。

様々なアプローチがあると思いますが、
私の経験上最も効果があるのは、


「その若手技術者よりもさらに若手を入れる」


ということです。


当事者意識の欠如は他の人が何とかしてくれるであろうという甘えからきています。


しかし自分よりも年少の部下や後輩ができてしまうと、
自分がその部下や後輩を指示、指導する立場となり、
甘えている場合ではなくなります。


上司や先輩という盾がなくなり、
むしろ自分が盾にならなくてはいけないのです。


つまり


「人材の代謝」


を促進させるのです。



保護される側から保護する側へ。



立場をこのように変化させることが、
結果的には当事者意識を芽生えさせるきっかけになる可能性があります。



若手技術者の当事者意識の欠如にお悩みの場合、
是非お試しいただければと思います。




<編集後記> ━━━━━━━━━━━━━━━━

12月に開催される自宅のある市のマラソン大会に出ることになりました。

距離は短いですが、家族で走ることができるというイベント性が期待感につながっています。


思えばつい最近までハイハイしていた子供たちが、
一緒に走れるようになった、ということは本当に喜ばしいことです。


体力が付き始めた子供たちに負けないようにしたいですね。


楽しく走れることが第一ですが、
可能な範囲で早く走れるよう、
今からこっそり準備をしたいと思います。





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発行周期: 隔週月曜日 最新号:  2019/02/18 部数:  33部

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