和歌山県立近代美術館メールマガジン(テキスト版)

■□ 和歌山県立近代美術館メールマガジン第135号 2019/03/20

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和歌山県立近代美術館メールマガジン 135号

   2019年3月20日発行
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近代美術館は4月26日まで空調機工事のため休館中です。

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   今号の紹介
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 1) 休館中の工事
 2) 4月からの展覧会スケジュール
 3) ゴールデンウィーク2019
 4) NEWS 97号発行しました
 5) 貸出中の当館コレクション
 6) おとなりの博物館

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 1) 休館中の工事
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1月末から空調機工事のため、休館しています。お近くの方は、少し前に大きなクレーンが駐車場入口に来ていたのをご覧になったでしょうか。

いつもご来館いただいているみなさまに展示をお楽しみいただけないのは残念ですが、美術館にとって生命線である温湿度管理のための工事です。ご理解をお願いいたします。

空調機以外にも、エントランスのワックス掛けや、受付まわりの大掃除など、日々お客さまをお迎えする状況ではできないことを、それぞれの部署がそれぞれの立場から見つけて行っています。どこか目に見えるところが新しくなるような改修工事ではありませんが、それぞれが再開館を楽しみに、日々の仕事に励んでいます。

なお、学芸員室の様子はというと、次の展覧会の準備や学校との連携などを抱えているのは常ですから、慌ただしさは普段とちっとも変わっておりません。

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 2) 4月からの展覧会スケジュール
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お待たせしました。ようやく4月からの展覧会スケジュールをお知らせできることになりました。
再開館時の最初の展覧会は以下の2本です。

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企画展「LOVE (your) LIFE! まいにちがアート」
私たちの日常とちょっとズレているアートの世界。けれど作品を作る人たちも、私たちと同じように日々の生活を送っています。身近な生活を接点に、作り手と見る人の視点をつなぎ、アートを楽しむ力を生きる力を「生きるための術」として位置づけます。

【会期】2019年4月27日(土)~6月30日(日)
【会場】2階展示室
【関連事業】
 ◎ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
  4月29日(月・祝)、5月19日(日)、6月30日(日)14:00から15:00
  展示室にて(要観覧券)
 ◎だれでも美術館部(みんなでお話をしながら楽しむ作品鑑賞会)
  5月3日(金・祝)、6月2日(日) 14:00から15:00
  展示室にて(要観覧券)
 ◎こども美術館部(小学生対象の作品鑑賞会)
  5月4日(土・祝)11:00から12:00
  2日前までにメールか電話で要申込。メール bijutsukanbu@gmail.com / 電話 073-436-8690
  (小学生は無料、同伴される保護者は要観覧券)

 「LOVE (your) LIFE! まいにちがアート」
> http://www.momaw.jp/exhibit/after/2019love.php

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「コレクション展 2019-春 +新収蔵作品」
当館が誇るコレクション展示の中で、ここ数年の間に新たに収蔵された作品を特にピックアップしてご紹介します。

【会期】2019年4月27日(土)~5月19日(日)
【会場】1階展示室
【関連事業】
 ◎ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
  5月4日(土・祝)14:00から15:00
  展示室にて(要観覧券)
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以後、今年も多様なラインナップで、みなさまに和歌山の美術と幅広い美術の世界をお楽しみいただきます。

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特別展「ニューヨーク・アートシーン ――ロスコ、ウォーホルから草間彌生、バスキアまで―― 滋賀県立近代美術館コレクションを中心に」
第二次世界大戦後の美術において、ニューヨークは多くの画期的な表現を生み出しました。抽象表現主義からニュー・ペインティングにいたるニューヨークの美術のおよそ半世紀の歴史を追います。
【会期】6月8日(土)~9月1日(日)
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企画展「なつやすみの美術館9 水と美術 featuring 坂井淑恵」
だれもが気軽に美術館を訪れ、美術の楽しみ方を体験できる展覧会。今回は1990年代から画家として活躍を続けている和歌山市在住の坂井淑恵さんをゲストに招き、坂井さんの目を通して当館のコレクションを再発見します。
【会期】7月9日(火)~9月8日(日)
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コレクション展 2019-秋
特集「滋賀県立近代美術館所蔵品より みやこの洗練 明治の京都画壇」
特集「生誕130年記念 せんぱん ー前川千帆の版画ー」
休館中で作品をお預かりしている滋賀県立美術館の所蔵品より、京都画壇の日本画作品を特集して紹介します。前川千帆の特集は、当館の豊富な版画コレクションによるものです。
【会期】9月10日(火)~10月20日(日)
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企画展「時代の転換と美術 「大正」とその前後」
新元号による時代が始まるのを記念して、明治から大正、昭和と、15年の短い間に2度の改元が行われた大正時代とその前後の美術を紹介します。
【会期】9月18日(水)~10月20日(日)
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特別展「チェコのジャポニスム」
19世紀末から20世紀にかけて、ジャポニスムと呼ばれる日本文化への熱狂がヨーロッパの各地で起こりました。パリで活躍したアルフォンス・ミュシャ、実際に日本に来て浮世絵や木版画技法を学び持ち帰ったエミール・オルリックは、ともにチェコ人でした。チェコと日本の国交100年を契機に、複雑な歴史を背景に展開した両国の美術の影響関係を紹介します。
【会期】11月2日(土)~12月15日(日)
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コレクション展 2019-冬
特集「ニホンラシサを探せ」 
同時期開催の特別展にあわせ、美術における日本の特質を探ります。
【会期】11月2日(土)~12月15日(日)
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外交史料と近代日本のあゆみ
外務省外交史料館との共催による展示です。
【会期】11月2日(土)~12月15日(日)
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コレクション名品選
県展およびジュニア県展の会期と重なる時期に、コレクションを無料公開します。
【会期】2020年1月4日(土)~1月26日(日)
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第73回和歌山県美術展覧会(県展)
【会期】2020年1月15日(水)〜1月19日(日)

第5回和歌山県ジュニア美術展覧会(ジュニア県展)
【会期】2020年1月22日(水)〜1月26日(日)
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2020年1月27日(月)から4月下旬まで、照明工事のため再度休館します。


 2019年度の展覧会予定
> http://www.momaw.jp/whats-new/2019exhibitions.php

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 3) ゴールデンウィーク2019
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再開館がちょうどゴールデンウィークの始まりと重なります。連休中、さまざまな催しを準備して、みなさまのご来館をお待ちしています。いつも人気のバックヤードツアーに加え、小学生限定の企画もあります。
過ごしやすい季節、お向かいのお城の散策とあわせて、ぜひ和歌山でのおだやかな連休をご予定ください。

■4月27日(土)、28日(日)おしゃべり美術館の日
この日は、ご来館の方が展示室で自由にお話ししながら展覧会を楽しむことを歓迎します。お子さま連れの方もお気軽にご来館ください。(要観覧券)
また4月28日は、美術館前の広場を含めた市内各所にて、音楽イベント「わかやまマジカルミュージックツアー」が開催されます。詳しくはhttps://wakayamamagical.localinfo.jp/ をご覧ください。

■4月29日(月・祝)平成最後のギャラリートーク!!!
14:00-15:00 2階展示室入口集合(要観覧券)
「LOVE (your) LIFE!」展について、担当学芸員がお話します。

■4月30日(火・休)館長講演会「平成の美術館をふりかえる」
14:00-16:00、2階ホールにて(聴講無料)
当館館長の山野英嗣が、平成という30年間の美術館事情をお話しします。

■5月2日(木・休)美術館建築ツアー
13:00-15:00、1階受付集合(参加無料)
黒川紀章による当館建築の見どころを、館の内外を歩いて紹介します。

■5月3日(金・祝)「だれでも美術館部」(みんなでお話しをしながら楽しむ作品鑑賞会)
14:00-15:00、展示室にて(要観覧券)
参加者のみなさんと作品について自由に意見を交わしながら「LOVE (your) LIFE!」展を鑑賞します。

■5月4日(土・祝)こども美術館部(小学生対象の作品鑑賞会)
11:00-12:00(小学生は無料、同伴される保護者は要観覧券 / 2日前までにメールか電話で要申込。メール bijutsukanbu@gmail.com / 電話073-436-8690)

■5月4日(土・祝)コレクション展 ギャラリートーク
14:00-15:00、展示室にて(要観覧券)
「コレクション展2019-春 +新収蔵作品」について、担当学芸員がお話しします。

■5月5日(日・祝)小学生限定バックヤードツアー「ビジュツカンのフシギをさがそう」
13:00-15:00、美術館1階受付集合(参加費50円 *ワークショップ保険料 / 4月16日より電話にて要申込、先着15名 / 電話073-436-8690)
小学生だけで美術館の中や外を回って、フシギを発見するツアーです。保護者の方は、展示をご観覧ください。

■5月6日(月・休)バックヤードツアー「たんけん美術館・博物館」
13:00-15:00、美術館1階受付集合(参加無料 / 4月16日より電話にて要申込、先着20名 / 県立博物館 TEL:073-436-8670)
毎年すぐに予約が埋まる人気のツアーです。普段は見られない美術館・博物館の裏側をご紹介します。


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 4) NEWS 97号発行しました
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先月、今年度3号目となる『NEWS 97』を発行しました。再開館時に館内でも配布しますが、ウェブでも見られますので、ご覧ください。
今号の内容は、昨秋の「和歌山ー日本」展を内容中心に、以下の項目です。

・「近代美術館」と名乗ること 「和歌山ー日本」展を企画して(館長 山野英嗣)
・石垣栄太郎《ハーレム裁判所の壁画》(「奴隷解放」の部分)について(奥村一郎)
・「コレクション展 2018-秋冬 特集:国展の版画」について(宮本久宣)
・「だれでも美術館部」はじめました(青木加苗)
・「保存」の話をしよう。7 伝えること(植野比佐見)

次号は、3月末に発行予定で、目下印刷中です!

 NEWS 97号
> http://www.momaw.jp/news/no97.php

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 5) 貸出中の当館コレクション ~あちらこちらで活躍中
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 ◎「クリスチャン・ボルタンスキー ー Lifetime」
 国立国際美術館 http://www.nmao.go.jp/
 2019年2月9日(土)〜5月6日(月・休) 
 出品>クリスチャン・ボルタンスキー《モニュメント4(レッド)》1986年
                      以上1点

 ◎「開館30周年記念特別展 美術館の七燈」
 広島市現代美術館 https://www.hiroshima-moca.jp/
 2019年3月9日(土)〜5月26日(日)
 出品>黒川紀章《イメージ 世界の建築(20点組)》1981年

                      全20点

 詳細は開催館にお問い合わせください。

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 6) おとなりの博物館
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「えっ、ぜんぶ国宝……!?」今回の博物館は、キャッチコピーが攻めています。実際、和歌山にある国宝の数の多さは、東京、京都、奈良、大阪、滋賀に次ぐ6番目。東京は東京国立博物館があるので群を抜いていて、京都、奈良は言うまでもなくかつての都。そして神社仏閣が多い大阪、滋賀に並んで、和歌山も文化財の宝庫なのです。

その理由は熊野三山や高野山。日本の宗教観のルーツを形づくるスポットがいくつもあります。今回の展示は、その熊野三山のひとつとして古くから信仰を集める熊野速玉大社(新宮市)の名品です。ここには、天皇や室町幕府の将軍らが奉納した、およそ1000点の「古神宝」が伝わっており、一括で国宝に指定されている古神宝から、選りすぐった32件150点が展示されています。

企画展「国宝・古神宝の世界―熊野速玉大社の名宝―」
【会期】3月9日(土)~4月21日(日)
【休館日】月曜日
【会場】和歌山県立博物館(近代美術館となり)
【入館料】一般280(220)円、大学生170(140)円
   *( )内は20人以上の団体料金。
   *高校生以下・65歳以上・障害者は無料。
   *和歌山県内に在学中の外国人留学生は無料。
【主催】和歌山県立博物館

【関連事業】
 ◎ミュージアム・トーク(担当学芸員による展示解説)
  3月24日(日)、3月30日(土)、4月7日(日)、4月13日(土)、4月21日(土)
  いずれも13:30〜 展示室にて(要観覧券)

 和歌山県立博物館
> https://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/

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 編集部より
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・毎年のことながら、年度末がキライです。あまりにも多くの締め切りが一度に押し寄せてくるからです。特に印刷物を担当していると、残日数のカウントダウンが恐怖の足音として近づいてきます。
たとえば『NEWS』であれば、みんなの文章や情報をとりまとめ、情報の表記を統一し、デザイナーに渡し、レイアウトや著者の校正を重ねて、ようやく印刷屋さんに出稿。そこから色校正を行っていきます。
実は先ほど次号の『NEWS』が校了となり、納品まで1週間。しかしそこで終わりではなく、届いてから発送作業を行ってくれる人がいます。
常に締め切りに追われているのが学芸員ですが、締め切りを少し遅れても、最終的に「間に合った!」となるのは、学芸員の手を離れたあとに作業をする人たちが、少しずつ無理をしてくれているおかげです。世界中の編集さん、デザイナーさん、印刷屋さん、スタッフのみなさんに頭を下げて回りたい年度末です。[青木]


・・・美術館のつぶやきコーナー・・・

・空調工事で休みの月曜日にも出勤の植野です。
工事にはいろいろな専門職の人が作業しています。
邪魔にならないように見ていますが、これが面白いのです。
動きに無駄がない、小さなハンドサインで指示する。
危険なはずの作業が、危なげなく進んでいく様子は相当ハンサムです。
 [植野比佐見@空調工事]


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ついでに読みたい

和歌山県立近代美術館メールマガジン(テキスト版)

発行周期:  ほぼ 月刊 最新号:  2019/03/20 部数:  32部

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