バートランド・ラッセルの言葉366

ラッセル『宗教と科学』第3章 進化 n.23

カテゴリー: 2018年09月05日
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「(ほぼ日刊)バートランド・ラッセルの言葉366」
   n.1461 (2018年9月5日 水曜日)[2014/1/28創刊] 
 
 バートランド・ラッセルのポータルサイト: https://russell-j.com/index.htm
     同上 スマホ用メニュー        : https://russell-j.com/index.html
 公式メールマガジン: https://archive.mag2.com/0000220241/index.html  
「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」: https://archive.mag2.com/0001623960/index.html
「ラッセルの言葉366(Word Press 版)」: https://russell-j.com/wp/
「ラッセルの言葉(facebook 版)」: https://www.facebook.com/russellian.j
「ラッセルの言葉366_画像版」:
             https://russell-j.com/smart_r366/br366g-j_home.html
             https://russell-j.com/smart_r366/r366g_j-today.html
「ラッセルの言葉366(短文篇)」:
              https://russell-j.com/beginner/sp/BR-KAKUGEN.HTM
  Twitter : https://twitter.com/russellian2
 ラッセル関係電子書籍一覧: https://russell-j.com/cool/rbook-kindle.htm
 Rポータルサイト支援ストア: https://russell-j.com/SUPPORT-BRJSITE.HTM
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  
  本メルマガは,「バートランド・ラッセルの英語」の姉妹誌です。 
  出勤時間にあわせて,原則,毎朝6時に自動配信します!  

 「ラッセルの英語」では,英語の学習に参考になりそうな例文をラッセルの著作からご紹介していますが,「ラッセルの言葉366」では,日本語にした時の'内容'に注目して,ラッセルの発言をご紹介していきます。
 読者と一緒に育てていきたいと思っていますので,誤訳や不適切な訳等がありましたら,お知らせいただければ幸いです。

 ◆◆◆
◆お願い◆ アマゾンで買い物をしている方も多いと思われます。
 ◆◆◆  ラッセルのポータルサイト(トップページ)の検索ボックス経由,あるいは,ポータルサイトに掲載した個々のアマゾン商品広告のリンク経由でご購入いただければ幸いです。
(PCを起動した後,最初にクリックしたアマゾンの広告が,ラッセルのポータルサイト上のアマゾンの個別商品のリンクであれば,(PCを再起動しなければ,)アマゾンのどの商品を購入されても,ラッセルのポータルサイト経由での購入と判定されます.) 
 収益はラッセルのホームページのメンテナンス費用や早稲田大学のラッセル関係資料コーナ寄贈資料の購入に充当させていただきます。]
                                    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ラッセル『宗教と科学』第3章 進化 n.23
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 第3章 進化 n.23

 けれども,神学者たちは,一般の人々よりも,(ダーウィンの学説に)含まれてい
るもの(こと)を明白に見て取った(理解した)。彼らは(次のように)指摘した。
人間は猿が持っていない不滅の魂をもっている;キリストは人間を救うために死んだ
のであり,猿を救うためでない;人間は神から善悪を判断する感覚を植え付けられて
いるが,猿はもっぱら本能によって導かれている。もし人間が猿からわずかな歩み
(ステップ)で発達・進化したとするなら,一体,人間は何時突然これらの神学的に
重要な特徴を獲得したというのか? 1860年(「種の起源」が出た翌年),英国学術
協会(The Brisith Association)において,大司教ウィルバーフォース(Samuel 
Wilberforce,1805-1873)は,ダーウィン主義に反対して次のように絶叫した(怒鳴
りつけた)。「自然淘汰の原理は神の言葉と絶対的に両立しな!い」と。しかし,彼
の雄弁も全て徒労に終わり,そうして,ダーウインを擁護したハックスレー(Thomas
 Henry Huxley, 1825-1895)が議論において彼を打ちまかしたと一般に考えられた。
人々はもほや教会の不興を怖れず,そうして,動物や植物の種の進化は,間もなく,
生物学者の間で公認の学説になった。ただし,チチェスターの主席司祭は,ある大学
での説教で,オックスフォードに対し,「(我々の)最初の親であるアダムの創造の
歴史を,文字通りの意味で受け入れることを拒む者,またそれ(アダムの創造の歴史)
の代わりに進化という現代の夢想を持ってこようとする者は,(キリストによる)人
間救済の全計画を瓦解させるものである」と告げている。また,カーライルだが -
彼はその教義は信じることないがキリスト教正統信仰の不寛容を保持しており- ダ
ーウインを「どろ崇拝の天使」(apostle of dirt-worship)と呼んだ。

Chapter 3: Evolution, n.23

The theologians, however, saw what was involved more clearly than did the 
general public. They pointed out that men have immortal souls, which monkeys
 have not ; that Christ died to save men, not monkeys ; that men have a 
divinely implanted sense of right and wrong, whereas monkeys are guided 
solely by instinct. If men developed by imperceptible steps out of monkeys,
 at what moment did they suddenly acquire these theologically important 
characteristics? At the British Association in 1860 (the year after The 
Origin of Species appeared), Bishop Wilberforce thundered against Darwinism,
 exclaiming : "The principle of natural selection is absolutely incompatible
 with the word of God." But all his eloquence was in vain, and Huxley, who
 championed Darwin, was generally thought to have beaten him in argument. 
Men were no longer afraid of the Church's displeasure, and the evolution of
 animal and vegetable species was soon the accepted doctrine among 
biologists, although the Dean of Chichester, in a University sermon, 
informed Oxford that "those who refuse to accept the history of the creation
 of our first parents according to its obvious literal intention, and are 
for substituting the modern dream of evolution in its place, cause the 
entire scheme of man's salvation to collapse" ; and although Carlyle, who
 preserved the intolerance of the orthodox without their creed, spoke of 
Darwin as an "apostle of dirt- worship."
 出典:Religon and Science, 1935, chapt. 3: Evolution.
 情報源:https://russell-j.com/beginner/RS1935_03-230.HTM

====================================

 ★「ラッセル英単語熟語1500」(ラッセルの英語シリーズn.18)をアマゾンの電子書籍(Kindle 版)として出版しました。★

https://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_tl?ie=UTF8&tag=russellj-22&keywords=ラッセル英単語熟語1500&index=aps&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&linkId=418d05047c3f7d339ecb8c9fb23fe69f

 アマゾンが自動的に計算して出している紙にした場合のページ数は1752ページになっています。電子書籍だからこそ、ページ数を気にせずに出せるものです。(収録語数は少なくても安価なほうが良い方のために、『同1000』と『同1200』も削除しないで残してあります。ご活用をお願いします。
  https://amzn.to/2zlyS9R

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし) 
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に : matusitaster@gmail.com
■登録・解除・変更はこちら: https://russell-j.com/R3HOME.HTM
■WEBサイト: https://russell-j.com/
     ( top page: http://russell-j.com/index.htm )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バートランド・ラッセルの言葉366

発行周期: ほぼ 日刊 最新号:  2019/02/15 部数:  70部

ついでに読みたい

バートランド・ラッセルの言葉366

発行周期:  ほぼ 日刊 最新号:  2019/02/15 部数:  70部

他のメルマガを読む