バートランド・ラッセルの言葉366

再配信 ラッセル『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命 n.19

カテゴリー: 2018年08月02日
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 「ラッセルの英語」では,英語の学習に参考になりそうな例文をラッセルの著作
  からご紹介していますが,「ラッセルの言葉366」では,日本語にした時の'内容'
  に注目して,ラッセルの発言をご紹介していきます。
  読者と一緒に育てていきたいと思っていますので,誤訳や不適切な訳等がありま
  したら,お知らせいただければ幸いです。

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 再配信 ラッセル『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命 n.19
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 ◆1箇所タイプミスがありました。念の為、再配信します。◆
   × 慧畢は自然的原因から生じる → ◯ 彗星は自然的原因から生じる
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 『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命(コペルニクス的転回) n.19

 これらの2つの見解,即ち,彗星は何かの前兆であるという見解及び,彗星は地球
の大気中にあるという見解は,神学者たちによって大変な熱意をもって支持された。
古代から,彗星は常に不幸の使者(大災難/大不幸の布告者)(heralds of disaster)
と見なされてきた。この見解は,シェイクスピア(の作品)においても,例えば,
「ジュリアス・シーザー」や「ヘンリー五世」の中で当然のことのように扱われてい
る。1455年から1458年まで教皇を務め,トルコ人によるコンスタンチノープル占領
(注:いわゆるコンスタンチノープル陥落のこと)に大いに狼狽させられた(狼狽し
た)カリストゥス3世(Calixtus III)は,この災難をある大きな慧屋の出現と結び
つけ,「差し迫るいかなる災難(calamity)もキリスト教信者からそらされ,トルコ人
に向けられますように」と日々祈祷することを命じた(ordered days of prayer)。
そして,その連祷(長々として祈祷)にある祈祷が追加された。(即ち)「トルコ人
と慧星から,主よ,我らを救い給え(deliver us from ~)」。クランマーは,1532
年に,当時見えていた慧星に関してヘンリー八世に書簡を送り,次のように書いた。
「今後どんな奇異なことがやってくるか(起こるか),これらの印(神の力の現れ)
は伝えており,神は(神のみが)それを知っている。というのは,それらの印(神の
力の現れ)は軽々しく(lightly)現れないが,何らかの大きな問題に反対してのみ
現れるからである」。1680年,これまでとは異なる驚くべきを彗星が出現した時(注:
ハレー彗星の出現の時のこと),著名なスコットランドの神学者(divine)は,称賛
すべき愛国心をもって,彗星は「我々の罪に対し我々の国々(スコットランドやイン
グランド)に下された偉大なる審判(judgement)の驚異(prodigies 不思議なもの/
偉観)である。というのは,主(神)は 人々(人間)によってこれ以上怒りを感ぜ
られたことはなかったからである」と断言した。この点,彼は,もしかすると意図的
ではないかも知れないが(偶然かも知れないが),マルチン・ルターの権威に従って
いた。ルターは「異教徒は,慧畢は自然的原因から生じるかも知れないと書いている
が,神は確実に起こる災難の前兆とならないようなもの(彗星)は一切創らない」と
(すでに)述べていた(のである)。

Chapter 2: The Copernician Revolution, n.19

These two views, that comets are portents, and that they are in the earth's
 atmosphere, were maintained by theologians with great vehemence. From 
ancient times, comets had always been regarded as heralds of disaster. This
 view is taken for granted in Shakespeare, for example, in "Julius Caesar"
 and in "Henry V." Calixtus III, who was Pope from 1455 to 1458, and was 
greatly perturbed by the Turkish capture of Constantinople, connected this
 disaster with the appearance of a great comet, and ordered days of prayer
 that "whatever calamity impended might be turned from the Christians and 
against the Turks.” And an addition was made to the litany ; "From the 
Turk and the comet, good Lord, deliver us.” Cranmer, writing to Henry VIll
 in 1532 about a comet then visible, said : "What strange things these 
tokens do signify to come hereafter, God knoweth : for they do not lightly
 appear but against some great matter.” In 1680, when an unusually alarming
 comet appeared, an eminent Scottish divine, with admirable nationalism, 
declared that comets are “ prodigies of great judgment on these lands for
our sins, for never was the Lord more provoked by a people." In this he was,
 perhaps unwittingly, following the authority of Luther, who had declared ;
 "The heathen write that the comet may arise from natural causes, but God 
creates not one that does not foretoken a sure calamity.” 
 情報源:http://russell-j.com/beginner/RS1935_02-190.HTM

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発行周期: ほぼ 日刊 最新号:  2018/12/18 部数:  71部

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