バートランド・ラッセルの言葉366

ラッセル『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命 n.18


カテゴリー: 2018年08月01日
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
      「(ほぼ日刊)バートランド・ラッセルの言葉366」
      n.1436 (2018年8月1日 水曜日)[2014/1/28創刊] 
 
 バートランド・ラッセルのポータルサイト: http://russell-j.com/
 公式メールマガジン: http://archive.mag2.com/0000220241/index.html  
「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」: http://archive.mag2.com/0001623960/index.html
「ラッセルの言葉366(Word Press 版)」: http://russell-j.com/wp/
「ラッセルの言葉(facebook 版)」: http://www.facebook.com/russellian.j
「ラッセルの言葉366_画像版」:
             http://russell-j.com/smart_r366/br366g-j_home.html
             http://russell-j.com/smart_r366/r366g_j-today.html
「ラッセルの言葉366(短文篇)」:
              http://russell-j.com/beginner/sp/BR-KAKUGEN.HTM
  Twitter : https://twitter.com/russellian2
 ラッセル関係電子書籍一覧: http://russell-j.com/cool/rbook-kindle.htm
 Rポータルサイト支援ストア: http://russell-j.com/SUPPORT-BRJSITE.HTM
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  
  本メルマガは,「バートランド・ラッセルの英語」の姉妹誌です。 
  出勤時間にあわせて,原則,毎朝6時に自動配信します!  

 「ラッセルの英語」では,英語の学習に参考になりそうな例文をラッセルの著作
  からご紹介していますが,「ラッセルの言葉366」では,日本語にした時の'内容'
  に注目して,ラッセルの発言をご紹介していきます。
  読者と一緒に育てていきたいと思っていますので,誤訳や不適切な訳等がありま
  したら,お知らせいただければ幸いです。

 ◆◆◆
◆お願い◆ アマゾンで買い物をしている方も多いと思われます。
 ◆◆◆  ラッセルのポータルサイト(トップページ)の検索ボックス経由,あるい
      は,ポータルサイトに掲載した個々のアマゾン商品広告のリンク経由で
      ご購入いただければ幸いです。(PCを起動した後,最初にクリックした
      アマゾンの広告が,ラッセルのポータルサイト上のアマゾンの個別商品
      のリンクであれば,(PCを再起動しなければ,)アマゾンのどの商品を購入
      入されても,ラッセルのポータルサイト経由での購入と判定されます.)
      収益はラッセルのホームページのメンテナンス費用や早稲田大学のラッ
      セル関係資料コーナ寄贈資料の購入に充当させていただきます。]
                                    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ラッセル『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命 n.18
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命(コペルニクス的転回) n.18

 まず法則の支配(から取上げてみよう)。例えば,日の出や季節の交替(移り変わ
り)のように規則正しく起るものもある一方,未来の出来事を知らせるかあるいは人
々に自分たちの罪を悔いるよう命ずるところの兆候や前兆(signs and portents) で
あるものがある,と(昔は)考えられた。ガリレオの時代以降,科学者たちは自然の
法則を変化の法則と考えてきた。自然法則は,物体が一定の状況においてどのように
動くであろうかを語り(tell 告げ),また,(今後)起るだろうことを我々が計算す
ることを可能にするが,しかし,(過去に)起ったことは(将来も)起るだろうとは
単純には言わない。我々は,太陽は長い間昇り続けるであろうが(注:地球は長い間
自転し続けるであろうが),最終的には,潮汐作用の摩擦のために,今それ(地球の
自転により太陽が昇るように見えること)を生じさせているまさにその同じ(自然)
法則の働きを通して,太陽は昇らなくなってしまうかも知れない(可能性がある)こ
とを知っている(注:月の影響による潮汐作用による摩擦のために地球の自転が止ま
り、太陽が昇らなくなってしまうこと)。継続的な再発が主張される時にのみ自然法
則を理解することができた中世の人々にとっては,こういった概念(conception 考え
;着想)は複雑過ぎたのである(理解困難であった)。異常なことや再現性のないこ
と(もの)は,ただちに(directly),神の意志によるものだとされ(assigned to
 ~が原因だとされ/帰され),何らかの自然法則によるものとは見なされなかった。

 天界においてはほとんど全てのものが規則的なものであった(規則的だとされた)。
日食は,一時期,例外であると考えられ,迷信的な恐怖を引き起こしたが,バビロニア
の聖職者たち(カトリックの司祭たち)によって(神の定めた)法則によるものだと
された。太陽と月,惑星と恒星は,予期されている通りに,毎年,運行し続けた。新
しいもの(天体)は何も発見されず,おなじみの天体がいずれも古くなることはなか
った。(荒地出版社刊行の訳書で,津田氏は「新しいことは何も見出されず,周知の
ことが決して古くなることはなかった」と曖昧な訳をしているが、「no new ones 
were observed, and the familiar ones never grew old」の「ones (複数形!)」は
太陽その他の天体(bodies)と解釈すべきであろう。)従って,地球の大気の上にあ
るもの(天体その他)は全て,創造主(神)によって意図された通りの完全さをもっ
て一度だけ(once for all)創造されたと考えられるようになった。(即ち)成長と
衰退は我々の地球に限られ,それ(成長と衰退=変化があること)は我々の祖先(ア
ダムとイブ)の罪(=原罪)に対する処罰の一部であった。従って,流星と彗星は,
一時的なものであり(永遠のものではなく),地球の大気中の,月下のものでなければ
ならない(ということになる)。流星に関してはこの見解は正しかったが,彗星に関
しては正しくなかった。

Chapter 2: The Copernician Revolution, n.18

To begin with the reign of law. It was thought that some things happened in
 a regular way, for example, the sunrise and the succession of the seasons,
 while other things were signs and portents, which either betokened coming 
events or summoned men to repent of their sins. Ever since the time of 
Galileo, men of science have conceived of natural laws as laws of change :
they tell how bodies will move in certain circumstances, and may thus enable
 us to calculate what will happen, but they do not simply say that what has 
happened will happen. We know that the sun will go on rising for a long 
time, but ultimately, owing to the friction of the tides, this may cease to
 happen, through the working of the very same laws which now cause it to
 happen. Such a conception was too difficult for the mediaeval mind, which
 could only understand natural laws when they asserted continual recurrence.
 What was unusual or non-recurrent was assigned directly to the will of God,
 and not regarded as due to any natural law. 

In the heavens, almost everything was regular. Eclipses had at one time 
seemed to be an exception, and had roused superstitious terrors, but had 
been reduced to law by Babylonian priests. The sun and moon, the planets 
and the fixed stars, went on year after year doing what was expected of them
 ; no new ones were observed, and the familiar ones never grew old. 
Accordingly it came to be held that everything above the earth's atmosphere
 had been created once for all, with the perfection intended by the Creator
 ; growth and decay were confined to our earth, and were part of the 
punishment for the sin of our first parents. Meteors and comets, therefore,
 which are transitory, must be in the earth's atmosphere, below the moon,
 "sublunary.” As regards meteors, this view was right ; as regards comets,
 it was wrong.
 情報源:http://russell-j.com/beginner/RS1935_02-180.HTM

====================================

 ★「ラッセル英単語熟語1500」(ラッセルの英語シリーズn.18)をアマゾンの電子書籍(Kindle 版)として出版しました。★

https://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_tl?ie=UTF8&tag=russellj-22&keywords=ラッセル英単語熟語1500&index=aps&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&linkId=418d05047c3f7d339ecb8c9fb23fe69f

 アマゾンが自動的に計算して出している紙にした場合のページ数は1752ページになっています。電子書籍だからこそ、ページ数を気にせずに出せるものです。(収録語数は少なくても安価なほうが良い方のために、『同1000』と『同1200』も削除しないで残してあります。ご活用をお願いします。
  https://amzn.to/2zlyS9R

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし) 
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に : matusitaster@gmail.com
■登録・解除・変更はこちら: http://russell-j.com/R3HOME.HTM
■WEBサイト: http://russell-j.com/
     ( top page: http://russell-j.com/index.htm )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

バートランド・ラッセルの言葉366

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 日刊
最新号 2018/10/19
部数 74部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

バートランド・ラッセルの言葉366

RSSを登録する
発行周期 ほぼ 日刊
最新号 2018/10/19
部数 74部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング