英検1級 ~最短距離で攻略するために~

ESLとEFL環境

■□■ 英検1級対策 ~最短距離で攻略するために~ ■□■
        第2号 2013年11月19日(火)配信  
                                              
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こんにちは。発行責任者の飯塚です。第2号をお届けします。
早速ですが、ESLやEFLという言葉を皆さん聞いたことはありますか。
これらは英語指導法を考える上で大前提となる概念であり、これを無視して英語学習、
英検対策を語ることはできません。

ESLという acronym(頭文字)は English as a second language を指し、つまり
「第二言語としての英語」を意味します。

よくESL countries などと使われますが、簡単に言えばその定義は「政府が英語使用を約束する国」
と捉えれば良いでしょう。

私は今年の夏、仕事で The Kingdom of Bhutan(ブータン王国)を訪ねましたが、
ブータンはESLの国と言えます。基本的に1960年代頃から学校教育はほぼすべて英語で行われ、
その結果、英語はブータン国内で普通に使われています。

もちろん日本人の英語とは比較にならないくらいブータン人は英語が上手い。
上手いというのは語弊がありますね。だって英語は日常的に使われている言語ですから。

日本人をつかまえて、日本語が上手いとは言いませんよね(笑)。

一方の日本。日本は典型的なEFLの国です。
EFLとはEnglish as a foreign language の略で、EFL countriesと言えば、
外国語として英語を使う、または学んでいる国となります。

なぜこのような話をしているかというと、ESLかEFLかで英語学習の方略も変えなければならない
からです。

外国語習得の秘訣は3つあり、それらは
1. Exposure  2. Use  3. Motivationと言われています。

ESLの環境下にあれば、英語に「接すること」や英語を「使う」ことなど、ほぼ日常的に
行われます。つまり、上記の1、2 は必然的に確保できます。

留学される方は3 の「モチベーション」があって行くわけですから上記3つがすべて備わる
ことになります。

一方で、日本のようなEFLの国においては、上記1,  2 を確保するのが大変困難となります。
従って、ESLの国々で用いられるような英語指導法をそのまま日本に導入しようとしても
上手くいきません。

例えば、ディベート。現在、高等学校においてはディベートがほぼトレンドになっていますが、
普段から英語に接し、英語を使っているESLの生徒であれば全く問題はないでしょう。

しかし日本ではいかがでしょうか。高校生に英語を教えたご経験のある先生方にとって、
彼らに英語でディベートさせること... それってほぼ冗談みたいなものではないでしょうか。

国内英語検定の最高峰である英検1級の受験者であっても、2次試験では約半数以上が
ボロボロになります。それと同等、もしくはそれ以上のことを高校生に強いるとは...

EFLの環境下に暮らす私達にとって、英語をマスターする場合、ディベートのような訓練の
前にしなければならないことがあるのです。当然ですよね。

実は、その当然のことを論文としてまとめ上げたらELEC賞というものを受賞してしまいました。

ELEC賞の詳しい詳細はこちらから
http://www.elec.or.jp/teacher/teacher05.html

ディベート以前にすべきこと。フリースピーチ以前にすべきこと。実はそれが英検1級2次試験
攻略にも大きな影響を及ぼすことになるのです。

要するにEFLの環境下では欠けてしまう「英語に接すること」や「英語を使うこと」、
そしてそこからもたらされる英語力を科学研究の力で解決してしまいましょうということです。

次回はそれについてお話します。
それではまた。

ご質問はお気軽に jmedn(at)jichi.ac.jp まで
        (atをスペースなしの@にご変更お願いします。)

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