みどりの暮らしin東海

持続可能な生活を東海から

カテゴリー: 2018年11月03日
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  …■ ・ ■ ・ ■… みどりの暮らし in 東海…■ ・ ■ ・ ■…
=== 2018.11.1=============================================(第80号)
11・3 あいち1万人アクション
  11月3日(土) 矢場公園(ナディアパーク南側)
12時~みんなで語ろう
   13時~平和とくらし・人権を守る集会
   14時~サウンドデモ
   16時~憲法9条改憲NO!集会
   17時~18時30分 キャンドルデモ

【緑の尾張例会】
とき 11月8日(水)13:00-15:00 
ところ イーブルなごや第3研修室 
(地下鉄東別院 名古屋市中区大井町7番25号)
テーマ 近況報告、

史上最悪の差別とは何なのか!
What Is The Worst Kind of Discrimination !?
       ~ World BEYOND War ~
第1部	報道写真家 樋口健二氏講演「毒ガス島(Poison Island)」
第2部	パネルディスカッション
 11月10日(土) 13:30~東別院ホール
   参加費 1000円

日本の刑事司法制度を考える(石田倫識・愛知学院)
 11月13日(火) 18:30~ 名古屋第一法律事務所3階

憲法と沖縄11・18 講演会(小林武・沖縄大)
11・19 市民集会 18:00~ 久屋広場(矢場町)
安倍9条改憲をとめよう!
辺野古の新基地は許さない!
朝鮮半島に平和を!

ハヤト裁判 いよいよ結審
 11月21日(水) 13:10~ 名古屋地裁

LGBT施策~現場で地方で国政で~ 
    尾辻かな子(立憲民主党・衆議院議員)
 とき 11月25日(日) 13:30~16:30
 ところ 東海ジェンダー研究所 6階セミナー室
 主催 女性首長を実現する会 愛知
 参加費 1000円

空いた椅子に刻んだ約束(「平和の少女像」制作彫刻家講演会)
 11月29日(木)18:30~ 日本キリスト教団名古屋中央教会(「栄」5番出口すぐ前)
福島産を食べないのは 本当に差別ですか?(川根真也氏お話会)
      &ダキシメルオモイ(小林憲明絵画展)
 11月23日(金・祝)14:00~ 日進市民会館小ホール

原発事故損害賠償請求訴訟・愛知岐阜
 11月9(金)、16(金)、30(金) 名古屋地裁

リニア・破滅への超特急!
  記念講演(上岡直見)
 11月24日(土)13:30~ 労働会館・東館ホール(金山)
 
━━━━━━━━━━━━━━━━≪ 目 次 ≫━━━━━━━━━━━━━━
■1■ 緑が考えるベーシック・インカム
(10月28日に行われた学習会のお話のまとめ)
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■1■ いま、なぜ、ベーシック・インカムか       白川真澄
                 (要約)
 日本でベーシック・インカム(BI)への関心や期待が生まれたのは、深刻化する貧困問題
への解決策としてである。1991年のバブル経済崩壊後、企業はグローバル化の中でコスト
切り下げ競争のために非正規雇用を急増させ、企業中心の生活保障システムは壊れてしま
った。にもかかわらず、政府による公的な社会保障や生活保障のシステムは、年金と医療制
度を別とすれば本格的には構築されていない。
 そして、更に今新しい要因による失業の増大が問題になっている。AI(人工知能)の急速
な発達と普及である。AIが人間の労働を代替することによって、高度なスキルを有する少
数の者以外の労働者が仕事を失って大量に失業するリスクが予想される。
 AIによる労働の代替はそれほど急激には進まないという研究もあるが、全人口の1割し
か働かない(働けない)社会が到来するという予測もある。AIの発達と普及がどのくらい
雇用機会を失わせるかはわからないが、確実にいえることは、雇用の二極化を進行させ所億
格差の拡大を引き起こすだろうということだ。
 そこで、すべての個人に対して最低限の生活ができるだけの所得を無条件に保障し、(現
在の複雑な最低所得保障をやめ、個人単位で一律に現金が給付される)働かなくても生活で
きるようにする、これがAIである。つまり、所得と労働を切り離す。お金を稼ぐ労働だけ
が価値あるのではなく、無償の労働や活動つまり家事労働、ボランティア活動、地域での助
け合いなども同等の価値をもつと評価される。更に稼ぐか好きな事だけするのかを選択で
きる。
 戦後の福祉国家は、経済成長を前提にしていた。手厚い社会保障支出が、労働組合による
賃上げと相まって個人消費の拡大による有効需要創出を実現して経済成長を下支えする。
それにより高い税収をもたらし、社会保障の財源をつくってきた。それが経済成長の低下に
より、行き詰まってきた。
 そこで打ち出されたのが、例えば失業保険の給付に職業訓練ををリンクさせ、就労による
「自立」をめざすというもの。(「ワークフェアー」政策という)これに対し、BIは、働く
ことを義務付けせずに最低所得自立の自立を保障によって自立をめざす。労働ではなく、生
存権を原理とする仕組みである。
 したがって、社会保障制度を効率化すべきという観点からBIを主張する新自由主義者た
ちは、BIの額を働かないと生活できない4~5万と考えているが、生存権の観点から考えた
ら、最低7~8万は保証しないといけない。
 そこで、財源ですが、仮に月8万円をすべての人に支給するとすれば、人口1億2千万
人に対し年約115兆円必要になる。これに対し、小沢修司氏の計算によると所得控除など
をすべてなくして個人所得の40%の比例課税でまかなえるという。40%というとすごい増
税にみえるが、BIの上乗せがあるので、そうでもない。実際に計算すると、例えば夫婦と
子供二人で700万円の収入のある家庭では、現行制度での可処分所得は610.5万円。BI導
入では、762万円になる。シングルでj給与収入300万円だと現行で264万円、BI導入で
256万円となる。
 もっとも、人口減によって今後税収は減るし、医療・介護・教育などの社会サービスの拡
充がないと月8万だけでは人間らしい生活はできない。BIだけでなく、同時に社会サービ
スの拡充も必要である。財源については、AI事業に対する課税や累進課税の復活を考えね
ばならないであろう。そして、一気にBIを導入するのでなく、例えば子供手当の復活など
の部分的導入からすすめていけばいい。
                              (文責 さかい)

【editor's note】
◆ 10月12日、九州電力は、太陽光など再生可能エネルギーの発電事業者に一時的な発電
停止を求める「出力抑制」を13日から行うと発表し、実行した。原発4基の再稼働で供給
力は高まっているという。
◆ 脱経済成長と人々の生活の問題は悩ましくてむつかしい問題だ。手元に大石慎三郎の
「元禄時代」という本がある。
  享保17年(1732年)吉宗は宗治を譴責し、元文4年(1739年)には隠居謹慎を命じ
て領主を罷めさせてしまった。吉宗の倹約励行・緊縮財政堅持という享保の改革の基本政策
を宗治は無視する。
 当時厳禁されていた歌舞伎を自領では許可し、芝居の興行を勧め、遊女町をおこすなどし
た。京・大阪の繁栄は名古屋に移り、吉宗の緊縮財政によって火が消えたようになっていた
全国の都市のうち名古屋だけが活気を呈していた。(「享元絵巻」)名古屋が中京としての地
位を確立したのは、この宗治の振興策の結果である。租税増徴は享保の改革の重要せいさく
であるが、尾張は増祖をしたことない。
 江戸時代の領主経済には、景気振興とか貧窮者の生活援助とかの再分配の仕組みがない。
領主層が浪費によって吐き出してくれなければ、富が庶民の手元に還元されない。
 享保とか寛政とか天保とかいった江戸時代でも模範的なりっぱな時代といわれていると
きに、実は庶民生活が停滞し、為政者が無能・放縦で、もっとも政治が乱れたといわれてい
る元禄時代、田沼時代、大御所時代という時代が、逆に庶民にとって、生活に余裕のある豊
かな時代になっている。
◆ ドーナツ経済学というのが話題になっている。超えてはいけない環境の上限を経済学
に取り入れたものである。こういう問題提起はずっと前から緑の党が言ってきたことでも
あるが、ドーナツ状で環境が許せる範囲を示したのはとてもいい。
◆ 枝野氏が、小沢一郎が得意とする選挙戦術「川上作戦」を習って、「離島詣で」をして
いる。私は、これこそ緑的戦術だと思っている。緑の一つの特徴はイデオロギーからでなく、
上からでなく、理念からでなく、下からだと思っている。
◆ トヨタがカーシェアリング事業に本腰を入れ始めた。目先の利くトヨタが車を作るこ
とから配車にシフトし始めたということは、脱経済成長が現実になりはじめたということ
でもある。
   (さ)

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発行周期: ほぼ 週刊 最新号:  2018/12/02 部数:  64部

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