みどりの暮らしin東海

持続可能な生活を東海から

カテゴリー: 2018年06月01日
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  …■ ・ ■ ・ ■… みどりの暮らし in 東海…■ ・ ■ ・ ■…
=== 2018.6.1=============================================(第75号)
女たちの考える憲法
  6月2日(土) 13:30~16:00 栄 YWCA・ビッグスペース
 私たちは、今年1月から「井戸端けんぽうー誰の都合で変えるの?」と名付けた集会を
重ねてきました。絶対憲法変えない派でもない、安倍改憲賛成でもない「改憲?ふーん。。」
な人々(主催者)と憲法についてワイワイおしゃべりする井戸端が欲しかったからです。
そこで出てきたさまざまな意見をレポートし、ディスカッションにつなげます。
  パネラー:片山さつき、山尾しおり、山盛さちえ、コメンテーター大脇雅子弁護士、コ
ーディネーター谷岡郁子

6月20日(水)18:00~ 名古屋駅東口(交番前)
老朽原発高浜1・2号機延長認可から2年
   6月20日 認可が下りた日に街頭で
老朽原発を一日も早く廃炉にするよう求めて訴えます
 
━━━━━━━━━━━━━━━━≪ 目 次 ≫━━━━━━━━━━━━━━
■1■ あま市長選、林悟さん善戦 
■2■ 安倍改憲NO!のためのダイアローグ
■3■ 忖度を生む者は辞めなければいけない
■4■ アベノミクスはアホノミクスではない
■5■ 種の保存は野生のなかでこそ
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■1■ あま市長選
 4月15日告示、22日投開票のあま市長選挙に会員の林悟さんが立候補しました。
  開票結果 林 悟    5,878票
       村上浩司  15,649票(当)
 無投票選挙を阻止した善戦でした。「投票率が30.91%で過去最低に終わったのが口惜し
い」というのが候補者の弁です。(小林)

■2■ 安倍改憲NO!のためのダイアローグ
                                 niwa
戦争への道はさまざまだが、平和への道はただ一つ、話し合うことだ。
日本国憲法はアメリカの押しつけと言われるが、私は憲法九条、平和主義の起源は、ドイ
ツの哲学者カントが書いた『永遠平和のために』の中にあると考える。18世紀ヨーロッパ
が戦争に明け暮れていた時代に書かれたこの本は、戦争の原因を一つ一つ取り除くことに
より平和が得られると、説いたものだ。
その中でカントは平和のためには軍隊、常備軍を廃止せねばならないと、説いている。と
ころが、少し読み進むと「外敵からの攻撃にそなえて、自発的に武器をとって定期的に訓練
を行うことは、常備軍とはまったく異なる」とも書かれている。
私はこれを読んだとき、まったく理解できず、カントなんて観念論者だと、気にも留めな
かった。しかし、2015年安保法制の議論の中で、このカントの言葉が突然思い起こされた。
つまり、常備軍の廃止とは集団的自衛権の廃止であり、外敵に備えて武器をとる、というの
は個別的自衛権を意味すると考えられる。みなさんは自衛隊について、どうお考えであろう
か。
自衛隊に反対の人は自衛隊をなくせと主張する。賛成の人は憲法で個別的自衛権を認め
ろと主張する。そして、わずかな考えの違いを狙い撃ちにするように、改憲を強行しようと
するのが安倍政権である。堂々と議論の末に改憲をするなら納得できるが、知らないうちに
憲法が書き換えられるかのような安倍改憲を許すことはできない。
安倍改憲は北朝鮮の核実験とミサイル発射をテコに、強気な言葉により支持が得られる
ポピュリズムの政治を利用して、国民を分断しようとする。
武力ではなく、話し合いと法律により平和を築くことができるのだ。民主主義のもと私
たちは主権者という権力者である。私たち一人一人が権力者である限り、巨大権力は生まれ
ず、戦争を起こすことはできない。立憲主義、三権分立これらはいずれも巨大権力を許さな
い、平和を築くための法律と考えることができる。そしてその先に日本の平和憲法がある。
逆に法律によって巨大権力を作り、戦争を起こすこともできる。安倍一強のもと特定秘
密保護法、安保法制、共謀罪法案があっという間に成立してしまった。このままでは警察の
捜査に協力してくださいが、協力しろとなり、NHKの受信料を払ってくださいが、払えとな
り、国に税金を納めてくださいが、納めろとなる。それはもう民主主義国家ではない。
話し合うことが私たちにできるすべてのことだ。話し合うとは相手を言い負かすことで
もなければ、考えを一つにすることでもない。憲法に対する思いは人さまざまだが、小異を
尊重しつつ互いの違いを乗り越え、必ず安倍改憲NO!という大同につくことができると信
じたい。今必要なものはディベートではなくダイアローグである。
 
■3■ 安倍首相は辞める必要がある。
一連の問題における「関与」がなくともだ。忖度されるリーダーはそれだけで辞任に値す
るからだ。
すなわち、あるリーダーの周辺に忖度が起こるとき、彼はもはや国家と社会、個人にとっ
て危険な存在である。そうしたリーダーは一見強力に見えるが、忖度がもたらす混乱を収拾
できない。さらにリーダーの意向を忖度する行動が、忖度する個人の小さな、しかし油断の
ならない悪を国家と社会に蔓延らせる。
 すでに安倍氏の意向を忖度することは、安倍政権の統治の下での基本ルールとなった観
がある。従って、忖度はやまず、不祥事も続くであろう。安倍氏が辞めない限りは。
(豊永郁子「政治季評」から)

■4■  「そろそろ左派は<経済>を語ろう」(亜紀書房) 号外おじさん紹介
 20世紀の共産主義や社会民主主義などの旧左翼をレフト1.0とすると、新左翼から反原
発や環境保護の市民運動、フェミニズムなどのマイノリティ運動にいたる流れがレフト2.0。
 冷戦後、欧米の中道左派政権は、緊縮財政と規制緩和という新自由主義政策を推進してき
た。その産物であるデフレ不況、雇用の不安定化、「小さな政府」と福祉予算削減などでさ
んざんに痛めつけられ、我慢の限界に達した労働者階級の「反乱」として、アメリカのトラ
ンプ大統領誕生、イギリスのEU離脱がある。
 1930年前後のドイツでも、緊縮政策で経済危機を致命的に悪化させた左右の中道政党か
ら、再軍備と公共投資による積極財政を主張するナチ党が、大量失業と生活苦に喘ぐ民衆の
支持を奪い取ることに成功した。今日の欧米では、ファッシズムにも通じる右派ポピュリズ
ムと新しい左派が、困窮した勤労者の支持を争奪している。両勢力に挟まれた左右の中道勢
力の没落は著しい。
 コービンのイギリス労働党、スペインのポデモスなどは反緊縮を掲げ、金融緩和や公共投
資の増額を求めている。(これをレフト3.0という)しかし日本で反緊縮を実行しているの
は<ライト>側の安倍政権で、財務省と一緒に増税と財政健全化を主張しているのが左派の
方なのだ。
 安倍トンデモ政権がまだ3割強の支持を維持しているのもアベノミクスはアホノミクス
という断定が当を得ていないからではないか?アベノミクスの金融緩和と公共投資に関し
ては、その部分性や不徹底性を批判し、新自由主義的な規制緩和や福祉予算の削減は徹底的
に拒否するレフト3.0の経済政策を学ぶべきではないか。
   経済にデモクラシーを!  プレディ・みかこ
ソーシャル・リベラリズムの構築に向けて  北田暁大
日本に左派の反緊縮運動を!  松尾匡

■5■ 種の保存は野生の中でこそ    山極寿一
 フローズン・ズー(凍結動物園)と呼ばれるプロジェクトがある。絶滅しそうな動物の精
子や遺伝子を保存して、将来さらに科学技術が進歩した時に種を復活させようという試み
だ。
 だが、遺伝子を保存しているから将来、種を復活させられる、と思うのは大きな間違いだ。
野生動物はそれぞれの種が進化してきた長い歴史と、種の特徴が発揮される独特の生息環
境がある。
 ズーストック計画も、繁殖まではなんとかなる。しかし、生まれた子供たちを野生に戻す
のは至難の業だ。自然の中で生きる術が必要だし、求愛をし、同性間で争って子孫を残さな
ければならない。そうした生態や社会の環境がなければ、環境に対し適切に行動できなけれ
ばその種の命は全うできない。個体数を減らさない自然の環境を守ってほしい。

【editor's note】
◆ 日大の会見はさわやかだ。それに対し、大学側の見苦しさはどうだ。モリカケ問題の構
図と同じだ。
◆皆さんの意見をお寄せください。
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発行周期: ほぼ 週刊 最新号:  2018/12/02 部数:  64部

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