みどりの暮らしin東海

持続可能な生活を東海から

カテゴリー: 2018年12月02日
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  …■ ・ ■ ・ ■… みどりの暮らし in 東海…■ ・ ■ ・ ■…
=== 2018.12.1=============================================(第81号)

小森忠義さん、2019年 立憲民主党市議会予定候補に
12.2(日)1:30~ じゅうろくプラザホール(JR岐阜駅北口徒歩2分)
立憲民主党代表演説会 
ならびに自治体議員
  岐阜県議・渡辺嘉山、岐阜市議・松原和生、鷲見守昭、市議会議員予定候補・小森忠良、多治見市議・石田浩司、可児市・山根一男、渡辺仁美
  
━━━━━━━━━━━━━━━━≪ 目 次 ≫━━━━━━━━━━━━━━
■1■ あふれるプラごみ
■2■ 韓国徴用工判決に司法の独立を見た
■3■ 夏のお助け野菜…キンジソウ
■4■ 「脱成長を豊かに生きる」(白川真澄)紹介
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■1■ 大量消費 リサイクル限界
 プラスティックは安く大量に作ることができ、軽くて丈夫です。
 しかし、ごみなるととても厄介です。木や紙と違い自然界で分解しないため、海に流れ込
むと蓄積し、海流に乗って遠くの沿岸や海にも拡散します。やがて、波や紫外線によって砕
かれ、細かな破片や粒子「マイクロプラスティック」となって海中に残り続けるのです。魚
や海鳥、人間の便からもこの粒子が見つかるようになりました。
 日本には、容器包装リサイクル法があり、ペットボトルのリサイクル率は84%と公表さ
れていますが、その4割が中国で処理されていました。ところが、中国でも排出量が増え、
昨年末から中国は受け入れを拒否、今、日本の港には処理できないプラごみが積みあがって
います。
 便利さから日本は使用料を減らすよりリサイクルを重視してきましたが、脱プラスティ
ックへシフトすべきです。消費者や事業者にインセンティブとなる制度を設けるべきです。
                        (大阪商業大・原田禎夫)

■2■ 韓国徴用工判決に司法の独立を見た
                             A.Niwa

10月30日、韓国の最高裁判所は、戦時中日本で働かされた元徴用工の4人の訴えを認
め、新日鉄住金に対し合わせて約4000万円の賠償を命じる判決を示した。韓国政府は外交
問題になることを避ける方針らしいが、文在寅大統領は「判決を尊重する」と述べた。
これに対し、日本では1965年の日韓請求権協定を引き合いに出し、日韓の政府間で「完
全かつ最終的に解決された」問題を裁判所が覆すのはおかしいという趣旨の報道がなされ
ている。
読者の皆さんはこの問題に関する一連の報道についてどうお考えであろうか。
私は、これこそ「三権分立」の実証であると考える。日本の報道がこの判決に批判的なの
は、日本人が「三権分立とは何か」実感を持てずにいるからではないだろうか。学校の教科
書で教えてもらう程度の知識はあっても、三権分立とはどういうものか現実の社会で実感
することができない。実感できないものは理解できないのである。
2015年、安保法制は閣議決定の後、国会において3人の憲法学者が「憲法違反である」
と断言したにもかかわらず可決された。この時安倍晋三首相は野党の追及に対し、「安保法
案が違憲かどうかは,最高裁が判断する」と応じた。彼にとって政府を忖度しない最高裁な
どあり得ないのであろう。
日本ではあり得ない韓国最高裁の判決に対し、「私は立法府の長」と言ってはばからない
安倍晋三首相は「あり得ない」と言い放ち、彼の頭の中に三権分立がないことをあっさり認
めてしまった!由々しき事態である。

■3■ 夏のお助け野菜…キンジソウ
 今年の多治見の夏は、とりわけ過酷でした。
 熱中症で救急搬送された市民は7月で88名とピークに達しました。(昨年は1年間で63名)
 畑の野菜たちは日照りに苦しみ、品不足。私が事務局をしている自然農法で育てた野菜の
日曜青空市は9月中休店となりました。特に葉物は全く無しに…
 ところが9月末、知人から苗を頂き植えて、炒め物にし、“いまいち”の烙印を押してい
た野菜がありました。名前は『金時草=キンジソウ』…それでもと草に埋もれて成長してい
た葉をつまみ、20秒ほど茹でて酢の物にしたところ、これが「グッド」!しゃきしゃきの
歯ごたえ、三杯酢の色は美しいうす赤紫になります。
 キンジソウは加賀野菜の一つで、葉は粘液質、表が濃い緑、裏側は濃い赤茶です。これが
なんと、抗がん作用、抗酸化作用、動脈硬化、眼精疲労、風邪予防などの効用ありとの事で
す。
 野菜の力、意外な発見でした…感謝。
                       (あけみ通信10月号から)

■4■ 「脱成長を豊かに生きる」(白川真澄)紹介
 現代世界の危機は、第1に、リーマン・ショック後の世界経済が極度に不安定になってい
るということである。第2は資本主義の抑圧性・敵対性が人びとの前にむきだしの姿で現
れている。第3は、覇権国=基軸国なき混沌の世界へ突入しているということである。「決
められない政治」が問題になり、「決める政治」への渇望が強くなる状況が生まれている。
 グローバル資本主義の側は、この危機を、経済成長の復活、成長戦略の追求ということで
解決しようとしている。安倍政権も同じである。
 しかし、もう経済成長はできない。第1に、労働力人口の急速な減少であり、第2に先進
国レベルでの欲求の飽和あるいは変化である。第3に世界的レベルでの環境の危機及び資
源枯渇による制限である。
 これに代わる経済のあり方の一つは、医療・介護・子育てなどのサービスや農業などの分
野を中心にした内需主導型の経済成長をねざすという主張がある。(グリーン・ニューディ
ール路線、低炭素社会)すなわち、再生可能エネルギーの爆発的な普及と全産業領域におけ
るエネルギー効率の劇的な改善(第3次産業革命)であるが、同時にそれは従来の自動車や
家電や住宅の大量の破棄を引き起こし環境負荷を高めかねない。ガソリン車に代えて、大量
の電気自動車を走らせるよりも、車に頼らない社会と生活のあり方を追求する方が重要で
はないか。
 先進国自体では経済成長が望めないとしても、新興国が高い成長を続ける限りグローバ
ルな成長は可能とする考えである。日本は新興国の成長を取り込んだ外需主導型の経済成
長を望める。しかし、それは地球環境の悪化と資源の枯渇を招くし、過剰なマネーが新興国
に流れてバブルを引き起こし、新興国とくに中国の高い成長率はいつまでも続かない。
 結局は、脱経済成長しかない。労働生産性の上昇を上回る成長がないと失業が増えるとい
う人がいるが、その分、労働時間を減らせばいい。競争よりも助け合いを優先する脱成長社
会は退屈だという人もいるが、モノの所有への欲求に代わって新しい質の欲求が生まれて
いる。
 私の考える「脱成長の経済」を掲げておく。
1.	地産地消、分散型自給エネルギー、対人サービスなど経済活動の基本を自然生態系の循
環の中に組み入れなおす。(緑の経済)
2.	労働時間を短縮し、ワークシェアリングによって失業をなくす。市場を経由しない
(GNPは増えない)活動やサービスを拡げる。(脱成長)
3.	所得の公正な分配と税の公平な高負担
4.	反グローバル化、脱マネー
                               (要約:さかい)

【editor's note】
◆ 北海道地震では、道内ほぼ全域で停電してしまった。信号機も働かない。
事業者の太陽光や風力による電力供給もストップした。唯一例外は、家庭用パネルを持って
いる家庭で、北電に売らずに、自宅だけで使う設定(自立運転)にしたところだけだ。ただ、
再生エネにすればいいというものではない。畑をつぶして太陽光パネルにしていいのかと
いう問題もある。分散型電源システムにすることと並行して考えねばならない。
 例えば、信号だけでも太陽光パネルによって独立させておくということは、そんなに難し
いことではない気がするのだが。
◆ 船橋村は面積3.47平方メートル。日本で一番小さい自治体。人口3千人あまり。
 農家は平均耕作面積が1.2ヘクタールと広く、車で20分程度の富山市中心部に通勤しな
がらの営農が可能で、村民1世帯当たりの所得が高い。富山市のベッドタウンとして子育て
世代が転入して、15歳未満の割合が21.8%と全国最高で、村民の平均年齢が40歳程度。宅
地造成にも計画的に取り組み、人口はこの30年間で倍増。
「村の顔」として中心部にあるのが富山地方鉄道の越中船橋駅。駅に併設された村立図書館
は、年間貸出冊数が日本一(1万5千人未満の町村では)。1998年にオープンして3階建て
蔵書6万冊超え、ベビールームや和室など住民がくつろげる場もある。構想当時村の年間予
算は13億円、図書館建設費用が10億円を超し、年間2千万を超える経費がかかるが、新し
い住民も含め、幼児からお年寄りまでが気軽に集まれ、村の文化を発信できる場所が必要と
いうことでふみきった。
◆ ふじおか・こうたろさんが、緑図書館に白川さんの本が入った、と教えてくれた。「脱
成長を豊かに生きる」。少し古いが(2014年)、今も我々の指針足り得る。
   (さ)

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発行周期: ほぼ 週刊 最新号:  2018/12/02 部数:  64部

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