営業マン河村操はコミュニケーションする

第212号 言葉なんていい加減

カテゴリー: 2016年03月23日
<営業マン河村操コミュニケーションする>
2016年3月22日
第212号   言葉なんていい加減


■言葉なんていい加減


「ここで終わりですか?」


先週は、オフロードレース場に
丸太を設置する仕事をしていたのだが、
コース上に丸太を並べていた時に
主催者から聞かれたのが上の言葉だ。


ここで終わりですか?


という言葉は、文字通りだと、
もうここで丸太を並べるの終わりですか?
という意味なのだが、
はい終わりです、と答えて終わるような
質問ではないのだ。


主催者とは綿密に打ち合わせて
丸太をしく距離を決め
設置していくのだが、
やはり図面でひくのと、
実際に丸太がコースに並んだ状態とは
若干の差というか、イメージと違った
なんてことが、結構な頻度で起こる。


なので、このての質問がきたときは、
その裏にあるニュアンスを汲み取る必要がある。


この質問に対しての私の読みは
これだと思っているより短い、もう少し長いほうが
いいなあと、主催者は思っているというものだった。
そんな表情をしていたので、私は、こうこたえた。


「はい、図面によりますと、ここで終わりですが、
もうちょっと長いほうがいい感じですかね」

と。すると主催者は、丸太の前後と、コース全体と
図面に目線を走らせ


「そうですね、思ってたほど長くないですね、
もう少し伸ばせますか?」

と言った。おお、俺の読みはあたってたぜ、
なかなかやるなあと思いながら


「はい、大丈夫です。あと何本くらい足しましょうか」


と元気よく答えて、作業を再開した。


質問に答えるという意味において、
この質問に対する答えは、

「はい」

だ。これでおわりですか?と聞かれて、
これで終わりなのだから、はいと答えるのが
正解ということになる。


ところが、こんなもんで、コミュニケーションが成り立たないのは
火を見るより明らかだ。なんといっているのかを読み取る必要がある。
とわざわざ書かなくても、普通の人なら、そのようにやっている。
裏の意味を汲み取り、聞き直したり、読んで答えたりしている。
はい、とだけ答える人のほうが少ない、まあみながやっているだろう。


ところが、そういう人もたまにいる。
すみません、もう終わりですか?と閉店間際の店にはいるときに
定員に聞くと、はい、だけ答える人がいる。


まちがいではない。もう終わりだから、はいと答えているのだ
なんらおかしいところはない。だけど、これでは、通用しない。


ふざけんな、もうちょっといいかたあるやろと普通の人は
感じる。


結局、言葉なんて、適当なのだ。きっちり聞く人なんていない。


「すみません。お見受けしたところ、閉店時間の23時まであと30分あるにも
かかわらず、店内はバタバタし、そろそろ終わりかなという雰囲気をかもしだして
おられますが、もう終了ですか。もしラストオーダーというシステムがあるのなら、
もうすでに、その時間はすぎていますか。過ぎているとはいる意味はみいだせませんが、もしまだなら、注文はすぐにしますので、いれていただけることって
できないでしょうか」


なんて、聞く奴はいない。聞く方も、聞いている方も、めんどくさい^^


ほとんどの会話は、適当な言葉でなされている。
特に日本語は、そういう部分が多く、あうんの呼吸とか
ハイコンテクスト文化とか言われる。


日本に住んでいると、そういう部分を身につける必要があるので、
いっそコミュニケーションはむずかしくなる。


日本語が難しいのは、そういう理由もあるね。









河村総合研究所
主任アナリスト
河村 操


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