営業マン河村操はコミュニケーションする

第121号  Bボーイ

カテゴリー: 2014年07月01日
<営業マン河村操コミュニケーションする>
2014年7月1日
第121号  Bボーイ


■Bボーイ


滋賀県草津駅から大阪駅まで在来線新快速で
1時間弱で到着する。最近大阪で仕事をすることが
多いので頻繁に利用する。


この日も11時7分の姫路行き新快速にのった。
この時間は比較的空いているので座ることができた。
山手線や環状線の電車は進行方向に向かって横向きに座るが
この新快速は新幹線とか特急電車のように進行方向に向かって
座る。2人がけのシートが通路をはさんで並んでいる。


運良く誰も座っていないシートがあったので私は窓側の席に
座った。私が座ることでこの車両のどのシートも埋まることになった
2人座っているシートもあるし私のように1人だけのシートもあった


私の前のシートは学生風の若者だった。イヤホン型のヘッドホンではなく
耳を覆う形のいわゆる本来のヘッドオンをしていた。ヘッドホンには
bのロゴがある。たしか流行りのヘッドホンだ。音楽を愛している感じが
伝わってくる。Bボーイ風の服装からもそれがつたわってきた。


彼も1人がけだったので足を斜めに投げ出すようにし、
ずり落ちる寸前のところで止まってるような座り方で
ゲームに興じていた。


次の駅南草津駅に止まった。ここは最近の急激な人口増加と
大きな大学ができて学生が増えたこともあり、少し前に新快速が
停まる駅になった。

ここで降りる人はほとんどいなかったが、乗ってくる人は
多かった。並んでいる人たちがドアがあくと同時に流れ込み
空いている席を狙って人々は小走りに席に向かった。


私の横にもサラリーマン風の30代男性が座った。当然
前のBボーイの横にも人が。50代の男性が席に近づくのを見て
彼は投げ出した足をひっこめ、ずれ落ちる寸前の体勢から
両手をシートにつき無事に生還し、姿勢を正し背中を
背もたれにつけて正面を向いて座りなおした


ドアが閉まりますという車掌の声とともにドアはしまり
まもなく電車は動き出した。そしてまもなく、Bボーイの横に
座った男性が通路をはさんだ隣のシートの通路側に座った
女性と話し始めた。


そうこの2人は連れ合いどうし。おそらく夫婦だろう。
大阪か京都にでも買い物に行くのだろうか。ちょっと
おでかけといったふうだった。通路をはさんで、ああでもない
こうでもないと話し始めた。楽しそうだなあとほほえましい光景を
なんとなく視線の中にとらえて本を読んでいると、視界の中に
急に何かが飛び込んできた。


私は本から視線を外し目の前にそびえ立つそれに目線をあずけた。
目の前には先ほどずり落ちそうになって座っていて、きっちり
座り直したBボーイの姿があった。想像以上に背が高く185センチは
あるだろうと思った。最近の子らしく頭がちいさくさらに大きくみえた。


Bボーイの隣にいる男性もその動きに何かを感じ、
振り返ってそのそびえ立つ巨人を困惑の表情で眺めた。
あまりの大きさに身の危険を感じたのか
男性は一瞬固まったかのように見えた


Bボーイはたった姿勢から上半身を下げるように腰を折り
右手でヘッドホンを耳から外しながら男性に顔を近づけた。
そして何かつぶやいた。


聞き取れなかったのか男性は
「はい?」
と聞き返した。同じく聞こえなかった私は心のなかで
聞いた。なんて?するとそのBボーイはもういちどつぶやいた
「席変わりますよ」


やられた一瞬で恋に落ちた。こういう素敵な気遣いをできる
若者がいるなら日本は安泰だなと思った私は、のりだしていた身を
安心とともに背もたれに預けた。その時点で事態を把握していない
男性は
「はい?」
ともう一度聞き返した。するとBボーイはていねいに続けた
「お隣同士のほうがお話ししやすいでしょ。私こっちに
座りますから」
と男性の太ももをまたぐように通路に出て、
女性に立つように手で促しながら女性の席を手で指した。


まったく予想もしていなかったBボーイの配慮に
彼らはなんども頭を下げ2人並んで私の前のシートに座った


Bボーイは何事もなかったようにヘッドホンを戻し
ゲームの蓋をあけた


私は忘れないうちにメモとボールペンを取り出し
<Bボーイ>と殴り書きした。ありがとうBボーイ、
メルマガのネタになったよとお礼をいいながら。



こういう話はいいですよね。みごとにコミュニケーションが
とれています。Bボーイの行動のおかげで
ご夫婦も私もそして読者の皆様も晴れやかな気持ちに
なりますよね。


是非見習って人が心地よくなるとはどういうことなのかを
考え行動していきたいなとおもいました。


こういうコミュニケーション増えればいいですよね




追伸:

河村操のオフィシャルメールマガジンというのを
発行いたしました。私はコミュニケーションやプレゼンの
講義を行なっていますが、他にも色々やっています。


芸人としてライブを行ったり、会議室でサーフィンを教えたり
スカイプで英語を教えたり、起業家の支援をしたり。


色々やっていて、やり散らかしている感をずっと持っていたのですが
フと、でもそれをやってるのは全部河村操だよね、と思ったんです。


で、河村操がどんなことを思っているかというのを
発信したいと思ったんです。ですので、そのメルマガは
日々感じていることを思いつくまま書いていこうと思っています。


ほとんどの方が興味はないとは思うのですが、
この元営業マンはいったいなにを思って生きてきたのかと
少しでも興味があるかたは是非ご登録おねがいいたします。


メルマガは読者数が多いほどテンションがあがります。
みなさまのご登録お待ち申し上げております。もちろん無料。
よろしくおねがいします。


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河村総合研究所
主任アナリスト
河村 操


  

■ 発行者情報

メルマガ名:営業マン河村操コミュニケーションする
サイト:www.kawamuramisao.com
発行責任者:技術理論研究所 河村 操
住所:〒525-0027 滋賀県草津市野村5丁目9-34
連絡先:kawamuramisao@gmail.com





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発行周期: ほぼ 週刊 最新号:  2018/12/17 部数:  752部

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