森智洋の部屋

森智洋の部屋メールマガジン 第88号

メールマガジン「森智洋の部屋」 第88号 発効日 2018/12/09
合気会( www.aikikai.or.jp )の森です。

ほぼ月刊で、サイトに書いたことの案内や

直近の予定、合気道と直接は関係ない話も
書いていきます。

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11月の記事


今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Nov./2)

http://aikidomori.com/post-14-782.html

今回のテーマは「自分で制限した動き」です。
The theme in this week is “The movement you limited by yourself”.

多くの人は自分の動きを自分で限定しています。
Many peoples limit their movement by oneself.



今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Nov./16)

http://aikidomori.com/post-15-796.html

今回のテーマは「あなたの標準状態を変えよう。」です。
The theme in this week is “Change your standard situation.”.

多くの人にとって静止している状態が標準で動いている状態の方が標準外です。
For many people the state of rest is standard situation and the state of moving is not.



今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Nov./23)

http://aikidomori.com/post-16-800.html


今回のテーマは「非効率な方法」です。
The theme in this week is “The Inefficient Way”.

合気道の真の上達を目指すならば技を身につけるだけでは駄目です。
If you aim true improvement of Aikido, it is not enough to learn only technique.


以下はこの記事の裏つぶやきです。
母国語でしか表現出来ないコアな話です。


私がよく行っているのが、手からの出力を限定する方法です。

合気道で力を出す箇所は、ほとんどの場合、手からになります。

この動作を日常で行っている普通の動きで行うか、限定された動きで行うかは
相手に与える力の印象に大きく影響します。

普通の力で行えば雑でゴツゴツした印象を与え、厳密に限定された動きを使え
ば、相手は無理な力を感じることなくコントロールされてしまいます。

手や腕の動きに「精神のギブス」を装着するようなイメージです。物理的なギ
ブスではなく「精神のギブス」なので、それが外れた動きをすることは容易な
のですが、その際には、意識で明確に失敗したと認識します。そうすることに
よって、徐々に成功率が上がるように努力することになります。

身体をどううごかすかという明確なルール、それに適合したか、していないか
という明確な判断、その結果をフィードバックして再度、身体を動かしていく。

この繰り返しの結果、身体や意識の操作が根本から変わっていきます。

それが変わった後で「精神のギブス」を外せば、初めて高い身体操作レベルで
自由に動くことができます。それは「精神のギブス」を装着する前のレベルの
低い自由とは比べ物にならないパフォーマンスです。

私たちは拘束を通過することにより、より高い自由を手にすることが出来ます。


2018年富士通合気道部演武大会報告 The Report of Fujitsu Aikido Club Demonstration in 2018

http://aikidomori.com/post-17-803.html

2018年富士通合気道部演武会が11月10日に行われました。
The Demonstration 2018 of Fujitsu Aikido club was held on 10th Nov..

本演武会は毎年恒例のもので今回で11回目、創立25周年記念として開かれました。
This demonstration was annual and 11th times now. It was held as 25 years anniversary event.



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最近読んだ本の紹介

私は平均して週に2、3冊の本を読んでいます。
乱読に近いのですが、その中から面白かったものを書いていきます。
政治・経済・歴史・科学・宗教といった分野が中心です。

知性は死なない  -平成の鬱をこえて  與那覇潤   文芸春秋

https://amzn.to/2SwxFRF

筆者は地方公立大学の准教授だった方です。とはいっても論壇でも一時期
はかなり名前が知られた方だと思います。私も筆者の「中国化する日本」
は興味深い読みました。

その方がうつ病を患い、知的な作業が全く出来なくなり大学をやめざるを
得ないことになります。それが治療の結果、本書を書くまでに復活しまし
た。

本書はいろいろな読み方ができる本です。

まずは、うつ病からの復活劇として読むことができるでしょう。筆者の中
では、もう以前ほどの知的活動はできなくなってしまったという思いがあ
るようですが、これほど知的な書物を書くことができるということは一般
人から見れば、完全ではないにしろ十分な復活と思えるでしょう。

次にうつ病に対する様々な誤解を質問形式で払拭しようとしている章があ
ります。こちらはうつ病とうつ病患者を理解するのに非常に役に立つでし
ょう。いかにうつ病がまだ解明されていない部分が多いか。患者を支えよ
うとする行為が実際には傷付けてしまうということが多いのか。というこ
とが理解できます。

また、筆者が自分の症状が、どういった構造で生じているのかということ
を今までの科学的知見と自己分析によって解明しようとする章があります。
知性とは何なのか。身体とは何なのか。自己とは何なのか。そこには人間
というものに真摯に向き合い深く理解しようとする態度があります。

そして、筆者が現在、世界中に拡がる「反知性主義」とどう闘ってきたか
という記録としても読むことができます。うつ病以前、そして復活後の現
在と、本人の中では知性は消滅し復活してきました。

知性を亡くした「反知性主義」の世界において知性は復活することができ
るのか。これは私をはじめ現在の全ての人に関わる問題です。詳しくは本
書を読んでいただきたいのですが、知性の行く末がどのようになっていく
かは筆者もしっかりとは書けていません。それは別に筆者の責任ではなく
現在の多くの知識人が挑んでは破れてきた問題であるからです。しかし、
その問題に正面から向き合いもがいている態度は非常に好感がもてます。

本書を読めば彼の人柄がよく分かるでしょう。一言でいうなら、それは「
誠実な知性」です。

「誠実」であるということがどれほど素晴らしいことか。
「知的」であるということが、どれほど人間にとって大切なことか。

それを本書を通じて筆者と対話していただくことで是非とも感じていただ
きたいと思います。

私は本書にも大きく影響されて一つの考えがまとまりました。

西洋が作った現在のモダン思想はどこにいってしまうのか。ポストモダン
は本当にあるのか。人間と知性は未来においてどうなってしまうのか。知
性は生き残ることができないのか。

この問題に一つの答えが出ました。この回答については本当に本書にお礼
を言いたいです。筆者の投げた知的なパスを私なりにつなげることができ
るかと思います。

私の答えはいつかまとめて発表したいと思います。


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●編集後記
11月には3つの演武会がありましたが、無事に終了しました。来年の予定
も、徐々に決まりつつあります。なかなか準備が進んでいない現状ですが
より良いものを作っていきたいと思います。また最近、驚くような発見を
しました。また言っているのかと思われそうですが、これは本当に人類文
化に関わる大発見だと思います。いつか機会があったらまとめたいと思い
ます。

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発行周期: ほぼ 月刊 最新号:  2018/12/09 部数:  74部

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