森智洋の部屋

森智洋の部屋メールマガジン 第87号

メールマガジン「森智洋の部屋」 第87号 発効日 2018/11/08
合気会( www.aikikai.or.jp )の森です。

ほぼ月刊で、サイトに書いたことの案内や

直近の予定、合気道と直接は関係ない話も
書いていきます。

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合気道師範 森 智洋 Official Website が出来ました。
http://aikidomori.com/
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10月の記事


今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Oct./5)

http://aikidomori.com/post-8-741.html

今回のテーマは「合気道での表情」です。
The theme in this week is “The facial expression in Aikido”.

合気道の稽古を真剣にやろうとする態度は大切です。
The attitude doing Aikido practice seriously, is important.



今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Oct./12)

http://aikidomori.com/post-9-749.html

今回のテーマは「一緒に崩れる」です。
The theme in this week is “Breaking down balance together”.

多くの人は自分が安定した状態で相手のバランスを崩そうとしています。
Many people try to break down your opponent balance in their stable position.



富士通健康フェスタ2018報告 The Report of Fujitsu Health Festival 2018

http://aikidomori.com/post-10-764.html

10月11日、富士通健康フェスタで初心者向けに合気道を指導してきました。
On 11th Oct. I taught Aikido in Fujitsu Health Festival for complete beginners.

本事業は富士通川崎工場の勤務者の健康増進を目的として毎年行われているものです。
This event is held every year for health promotion of employees in Fujitsu Kawasaki Factory.



今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Oct./19)

http://aikidomori.com/post-11-768.html

今回のテーマは「取りと受けの二つの動き」です。
The theme in this week is “Two movements of Tori and Uke”.

取りと受けは同じ動きになる局面がよくあります。
The situations when two movements of Tori and Uke become same, are frequent.



今週の稽古日誌 Practice comment in this week(2018/Oct./26)

http://aikidomori.com/post-12-772.html

今回のテーマは「日常の中で見つかるもの」です。
The theme in this week is “Discovery things in daily life”.

私は歩きながら、いろいろな身体意識トレーニングをやっています。
I do several Body Awareness training while my walking.



筑波大学合気道部2018ワークショップ報告 The Report of Tsukuba University Aikido Club 2018 Workshop

http://aikidomori.com/post-13-776.html

2018年10月20日、筑波大学合気道部2018ワークショップが行われました。
Tsukuba University Aikido Club 2018 Workshop was hold on 20th Oct. 2018.

現在、筑波大学合気道部が部員の減少に悩んでおります。存亡の危機とも言えます。
Now Tsukuba University Aikido Club has a problem decreasing in members. We are facing big crisis.

今回の行事は、それに対応するために筑波大学合気道部が同部OB会と協力し、行われました。
This event was held for reacting this situation and cooperating Aikido Club and graduates.


以下はこの記事の裏つぶやきです。
母国語でしか表現出来ないコアな話です。


大学合気道部の部員の減少が続いています。

現在の日本国内での合気道の発展の陰には大学で合気道を始めた方々が社
会人になっても各地で合気道を続けてきたことがあります。

大学合気道部が社会に将来の合気道の指導者や中核となる人材を供給して
きたのです。若いうちから合気道の基本的なことを身につける人が多けれ
ば、今後は末永く、その人達を中心に合気道が盛り上がることができると
いうことです。

そして、現在、このビジネスモデルは既に成立しなくなっております。

大学生は今後も減少していきますし、学生自体も多忙で合気道のような趣
味の範疇に時間やお金をかけることが難しくなってきています。

合気会もいろいろと学生連盟を通して解決策を講じていますが、なかなか
難しいところです。

今回のワークショップは、この問題に対する私なりの解決策の一つです。

前半の講演では「合気道が如何に他の分野でも役に立つような根源的な力
を持つのか」ということについて話をしました。

合気道が合気道としてしか役に立たないのでは、合気道本来の意味はない
し、合気道の可能性のほんの一部しか触れられていないことになるでしょ
う。

合気道が他のスポーツとは異なる特徴の一つが、この他分野への汎用性に
他なりません。そして今までの合気道界では、この特徴が、きちんとした
論理と言葉で伝えることが出来てはいませんでした。

合気道界全体の不作為の罪です。

これからの指導者は合気道の世界の中での高いレベルの実力と共に、他の
分野から見ても遜色のないような深いレベルで認識とパフォーマンスが必
要になってくるのではないかと思います。

今まで以上に高い価値をもつ講習会を、今まで以上に広報していく。そし
てそれをフィードバックしていく。

これが現時点での私の答えです。

4月の新入生歓迎時にも、同様の行事を行えるよう、準備を進めています。

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最近読んだ本の紹介

私は平均して週に2、3冊の本を読んでいます。
乱読に近いのですが、その中から面白かったものを書いていきます。
政治・経済・歴史・科学・宗教といった分野が中心です。

「自然」という幻想 エマ・マリス 草思社

https://amzn.to/2OxCk38

本書は現在の自然保護に対するアンチテーゼとして人間が試行錯誤して新
しい環境を生み出していく未来の自然保護のあり方を提案しています。

米国発祥の国立公園という自然保護のやり方があります。米国では新大陸
にヨーロッパ人が進出してきてから、多くの自然が失われてきました。

コロンブス以前は広大な大平原や森林の中でネイティブアメリカンが自然
と調和して生きてきた。それを出来るだけ保持するために国立公園は作ら
れました。つまりコロンブス以前を出来るだけ維持することが正義とされ
ています。

ところが新大陸における自然破壊は別にコロンブス以後に限られるもので
は、ありません。一例をあげれば旧大陸に大型の草食獣や肉食獣がいるの
に新大陸には、それに相当する生物がいないのは人類が原因なのです。

旧大陸の生物は人類に対する防御力を進化の中で発達させる時間がありま
した。ところが新大陸では人類の進出がずっと遅く急だっため大型生物た
ちが進化をする時間がなかったのです。

そのため新大陸の大型生物は人類の進出後、滅んでいくことになります。
つまりヨーロッパ人が最初に見た雄大な自然も既に人類によって改変され
た自然だったのです。

そしてコロンブス以前の状態に戻すには膨大なコストが必要です。例えば
外来種の植物を発見したら、それを駆除しなくてはなりません。この作業
は人力で行うしかなく、途方に暮れるような人員と予算が必要となります。

人類が地球上に広がって既に何万年も経過しています。地球上には、もは
や人類が影響を及ぼしていない地域など存在していないし、それを今から
復活させるのも不可能です。

自然保護には外来種という生物を駆除しようとする動きもあります。人類
の活動に伴って進出した種を外来種と呼ぶなら、その数は膨大なものにな
ってしまいます。既に固有種と外来種が調和のとれた自然を形成している
例も沢山あります。外来種といっても時間の経過とともに対抗種も現れた
りして、その地域の中で新しい自然バランスの一翼となっていくものも多
くあります。外来種をただ排除するという手法は自然環境を守る方法とし
ては問題があります。

そして温暖化という地球規模の環境変化が進みつつあります。温暖化によ
る環境変化を高緯度地帯に移動することによって生存できる生物は滅びる
ことは免れるでしょうが、全ての生物がそれができるわけではありません。

移動した場所に以前と同じような自然環境が整っているかどうかは分かり
ません。動物は比較的容易に移動できるでしょうが、植物の移動には時間
が、かかります。高地に住んでいる生物はより高度に移動することで生存
できるものもいるでしょうが、山頂がそれほど高くない場合は、逃げ場所
がなくて滅ぶ種もいるでしょう。種の保存のために人為的な自然への干渉
が必要になるでしょう。

このような現状に対して、自然環境への人為的な干渉が避けられないもの
となってきています。筆者は米国へのアフリカ大陸からの大型生物の移植
も考慮するべきものとしてあげています。オランダの人工的作られた干拓
地で人類進出以前のヨーロッパの自然環境を再現しようと絶滅種と同様の
働きをするという生物種を新たに移植している広大な実験が紹介されてい
ます。

筆者は人間が干渉しない方が自然環境が保護されるという考えから脱却し、
人間が積極的に干渉した自然保護を提案しています。

訳者あとがきにもありますが、これについては日本人には分かりやすいモ
デルがあります。「里山」です。里山とは日本人が稲作文化の発展と共に
作り上げてきた人口の自然環境です。

人間が積極的に自然に干渉することで持続可能な環境を整える。これこそ
が筆者が提案する新しい自然保護に合致するものです。

都市の中での自然や人間の生活の近隣での自然や、人間の生活環境から離
れたところで人類以前の自然を再現を目指す自然や多種多様な自然が求め
られるようになっていくでしょう。

既に自然は独りでは立ちいかないものとなっています。人間が自然に対し
て何をなすべきかが問われる時代になっていきます。

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●編集後記
10月は健康フェスタと筑波大学合気道部でのワークショップはお陰様で大
成功でした。11月には富士通合気道部演武大会、東京都合気道演武大会、
長岡市合気会創立50周年記念演武会と演武会がずっと続きます。こちらも、
しっかりとした結果を出せるように頑張りたいと思います。

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