新発想 経済情勢とマーケティングアイデア

経済情勢とマーケティング「日本の貿易とTwitterの強さ」

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■■■■■2011.10.28■■■■                      
  新発想 経済情勢とマーケティングアイデア Vol.29
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TPP(環太平洋経済連携協定)の議論が活発です。
首相は、党政策調査会のプロジェクトチーム(PT)の議論を待っているようです。
議論は賛成と反対が入り乱れ、政権与党の民主党内でも意見が2分しているくらいです。
この話題については巻末のあとがきで詳しく触れます。

まず最初は、世の中の動きを知る上で重要な最新の経済情勢について筆者の視点で話題を提供します。
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日本の貿易
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 今週もまず最初は少しずつ出揃ってきた9月分の各種統計指標から数値を追いながら紐解いていきます。
日本も米国のデータのように最新の統計数値がもっと早く集計され発表されるとありがたく思います。

 最初は、全国百貨店売上高です。
対前年比で6月は4ヵ月ぶりにプラスに転じ、7月もマイナス幅が微量でしたが、またマイナス幅が大きくなる
きざしが出てきました。

 夏のボーナス商戦やお中元商戦、さらに節約疲れから百貨店にお客さんが戻りつつあり、高額な宝飾品も
売れ始めつつあったのが、また少し減速です。
それにしても、高島屋を初めとして大学生の採用枠を拡大しているのは、軒並み前年より採用数を減らして
いる非製造業の中で、矛盾した動きです。

 ちなみにスーパーや百貨店が採用数を増やしているのは、アジアへの展開を見据えてのことです。
金融業の採用に勢いがなくなっている中での異色な動きです。

 さらに倒産件数も3ヵ月連続で減り、輸入物価指数も下がってきています。
諸外国では、軒並みインフレに悩み物価が上がっていることからすると、日本のデフレはこれもまた異色です。

 ここからは本日の話題です。
日本の輸出や輸入の貿易状況のおはなしです。
以前にも述べた8月の3ヵ月ぶりの貿易収支の赤字について始めましょう。

 当時の解説では、原子力発電所の停止に伴う火力発電の増加で、燃料となるLNG(液化天然ガス)等の増加
により、輸入が増えて赤字になった、と説明しました。

 しかし実際には8月は輸出も減っており、気になるところでした。そんな時にあるレポートによりエネルギー
の輸入増を除いても8月の貿易収支は前年比で悪化していた、ということがわかりました。

 そして今週の始めに発表された9月分の貿易収支の黒字化です。確かに輸入は8月より増え、輸出は減りました。
ここで大事なのは、過去に比べてどうなのか、ということと、日本の競争力は低下しているのか、ということです。

 確かに年間を通して貿易赤字にはぎりぎりならないまでも、年度内のこれまでのところ輸出額は前年並みで
輸入がむしろ増えています。その分で貿易黒字が減っている、という分析を筆者はしました。

 以前に比べるとその黒字額は減ってきています。
日本で最も雇用を生む市場である自動車の例で言えば、トヨタしかりホンダしかり、確実に韓国勢の強力な追い上げ
に合い、車両のタイプ別ではすでに追い抜かれた車種も増えてきました。

 それを考えると、冒頭のTPPへの参加は急務だということがわかります。
しかし実際には課題が多いことも事実です。簡単には結論が出せません。


 

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大事なことは今の経済情勢を知って、マーケティング戦略や戦術を考えることです。
今回は、Twitterの強さのおはなしです。
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Twitterの強さ
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 今回はTwitterの強さのおはなしです。
最近の当該メルマガのマーケティングの話題も、TwitterやFacebook、さらにスマートホンの
ローテーションになっていることに気づきました^^

 1年後に最もユーザー数が多いソーシャルメディアとして、一般ユーザーが予想しているのは、
圧倒的にTwitterでした。

 Facebookは2位ではなく3位にあまんじ、2位はmixiでした。
Twitterは断トツの1位でした。

 それくらい一般ユーザーにとってTwitterは手軽でリアルタイムの情報交換ができ、東日本大震災
の時には情報の伝播力の高さが評価され、さらに利用者が増えた経緯があります。

 実はTwitter利用において、日本は世界でも有数の利用者の多さや認知度を誇り、日本以外のそれが
Facebookであるのとは真逆になっています。

 

 

☆★☆-----以上をマーケティングに生かそう!------------------------------------------
・Facebookマーケティングの有効性や必要性が叫ばれていますが、法人ユーザー中心のことであって、
 一般ユーザーには今もTwitterマーケティングがより有効だということです。
・ただし、Facebookが日本人に馴染まず効果がない、という意味ではなくターゲット次第でその活用
 は分かれます。
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■あとがき〜編集後記として〜
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最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

冒頭のTPPの話題の続きです。
確かに農業従事者を代弁する巨大組織JAが反対署名を約1165万人集めた、と聞くと相当なインパクトが
あります。
国会議員は盛んに議論をしていて、JAの組織票に魅力を感じる議員が反対を宣言する、という気持ちも
わかります。
しかし、議員個人の死活問題は別にして(犠牲にして)、いかに日本の将来のためだけを考えて、公平な
立場でしっかりと議論をして、納得のいく結論を出して欲しいというのが我々国民の願いです。
そして、その議論の残された時間もあまりない、ということも肝に銘じないといけません。

ご感想等ありましたら、お気軽にお送りください。

それではまたお会いしましょう。(大塚)

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