日刊株式投資情報新聞

【日刊株式投資情報新聞】日経平均は一時435円安まで下げ幅を広げる

カテゴリー: 2019年02月08日
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■■   日刊株式投資情報新聞(日本インタビュ新聞社提供)
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■■               2018年2月8日(金)
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★☆★ 日経平均は一時435円安まで下げ幅を広げる
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■【株式市場】

◆(14時30分現在)日経平均は一時435円安まで下げ幅を広げる
 2月8日(金)14時30分現在の東京株式市場は、EUの経済見通し下方修正などを受けて今夜の欧州株や米国株がどうなるか模様眺めムードがあり、今週末は土日を含めて3連休のため持ち高を減らす動きもあるようで、日経平均は14時過ぎにかけて435円97銭安(2万315円31銭)まで下押した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 富士急行<9010>(東1)が第3四半期の営業利益2ケタ増と「富士急ハイランド」の入園無料化が奏功したとの見方で一段ジリ高傾向となり、CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は前場に続いて四半期好決算を映して買い気配のままストップ高。平賀<7863>(JQS)は13時の四半期決算発表を境に急伸。

 東証1部の出来高概算は10億9361万株(前引けは6億6957万株)、売買代金は2兆1357億円(同1兆3915億円)。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は257(同296)銘柄、値下がり銘柄数は1828(同1789)銘柄。

 また、東証33業種別指数は、パルプ・紙1業種のみ値上がりし(前引けは全33業種が値下がり)、値下がり率の小さい業種は、精密機器、その他製品、情報・通信、陸運、空運、電力・ガス、などとなっている。(HC)

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   業績&株価分析
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■巴工業は戻06年来の高値圏、19年10月期微減益予想だが保守的で上振れ余地

 巴工業<6309>(東1)は機械製造販売事業と化学工業製品販売事業を展開している。19年10月微減益予想だが保守的だろう。上振れ余地がありそうだ。株価は06年来の高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■機械製造販売事業と化学工業製品販売事業を展開

 遠心分離機械を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などを中心とする化学工業製品販売事業を展開している。

 18年10月期のセグメント別売上構成比は機械製造販売事業26%、化学工業製品販売事業74%、営業利益構成比は機械製造販売事業25%、化学工業製品販売事業75%だった。また地域別売上構成比は日本80%、アジア17%、その他3%だった。

 収益面では、機械製造販売事業が設備投資関連のため、第2四半期(2月~4月)および第4四半期(8月~10月)の構成比が高くなりやすい特性がある。

■19年10月期微減益予想だが保守的で上振れ余地

 19年10月期の連結業績予想は、売上高が18年10月期比4.6%増の443億円、営業利益が3.3%減の23億円、経常利益が1.5%減の23億円、純利益が0.9%減の15億円としている。配当予想は18年10月期と同額の年間47円(第2四半期末23円50銭、期末23円50銭)で、予想配当性向は31.3%となる。

 機械製造は売上高が5.6%増の118億円と順調だが営業利益が販管費の増加で10.7%減の5億30百万円、化学工業製品は売上高が4.2%増の325億円と順調だが営業利益が販管費の増加で0.8%減の17億70百万円の見込みとしている。ただし保守的だろう。上振れ余地がありそうだ。

■株主優待制度は10月末の株主対象

 株主優待制度は、毎年10月31日現在の1単元(100株)以上保有株主に対して、ワイン(当社関連会社取扱商品)1本を贈呈する。

■株価は06年来の高値圏

 株価は1月25日に2547円まで上伸した。18年8月の2515円を突破して06年来の高値圏だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。2月7日の終値は2500円、今期予想連結PER(会社予想連結EPS150円33銭で算出)は約17倍、今期予想配当利回り(会社予想年間47円で算出)は約1.9%、前期実績連結PBR(前期実績連結BPS2793円69銭で算出)は約0.9倍、時価総額は約263億円である。

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●[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
 http://kabu-ir.com/category/20186867-1.html

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   編集長の視点
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■クレスコは3Q順調着地で通期の連続最高業績を買い直し6連騰

 クレスコ<4674>(東1)は、前日7日に寄り付き直後の3400円安値から大きく切り返し、65円高の3530円とこの日の高値圏で引け6営業日続伸した。今年1月4日につけた2番底2735円からの底上げが急となった。
 今年2月5日に発表した今2019年3月期第3四半期(2018年4月~12月期、3Q)業績の順調な着地を手掛かりに3月通期業績の連続過去最高更新予想を見直しバリュー株買いが増勢となった。ヒストリカル的にも、昨年10月30日安値2783円から今期第2四半期(2018年4月~9月期、2Q)累計の好決算で4045円高値まで短期間で45%高しており、急騰特性の再現期待を高めている。

■受注高・受注残高が続伸し受注単価の見直し、選別受注も寄与

 同社の今3月期3Q業績は、前年同期比5.6%増収、0.8%営業増益、1.1%経常減益、2.7%純益減益で着地した。受注高が、開発要員の不足が重しとなったものの、ソフトウェア開発事業では、金融機関向けが底打ちから徐々に勢いを取り戻し、組込型ソフトウェア開発事業では、カーエレクトロニクス、情報家電などの引き合いが堅調で258億2800万円(同8.6%増)と続伸して、
受注残高も同14.4%増と拡大、ソフトウェア開発事業では10月からアルスが連結寄与し、組込型ソフトウェア開発事業では、受注単価の見直しや選別受注の推進、生産性の改善に取り組み、開発体制を強化したことなどが要因となった。なお経常利益、純利益は、有価証券評価損の増加や投資有価証券売却益の減少などの一時的な要因で小幅減益転換した。

 今2019年3月期通期業績は、期初予想に変更はなく、売り上げ355億円(前期比6.5%増)、営業利益32億8000万円(同6.1%増)、経常利益35億8000万円(同2.5%増)、純利益24億1600万円(同9.7%増)と見込み、連続して過去最高業績を更新する。
 ただ今年4月の「働き方改革法案」の施行を前に多くの企業が、業務自動化のためにRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などのIT投資を積極化しており、これに対応して同社が、RPA導入のために無料・有料のセミナーを相次いで開催し、日本アイ・ビー・エムの認定コアパートナーのアルスも業績戦力化することから、業績上ぶれ期待も強い。

■ミニGC示現で騰勢に拍車をかけて2番底から3割高し昨年11月高値奪回に弾み

 株価は、世界同時株安の波及のたびに下値を探り、昨年8月は昨年来安値2530円へ突っ込み、同10月は2783円へ調整したが、同10月安値時は、今期2Q累計業績が、期初の減益予想から増益転換して着地したことを手掛かりに4045円まで45%高した。同高値からは、昨年12月の世界同時株安の直撃で2735円安値まで下ぶれ2番底を形成した。
 2番底からは、PER12倍台は売られ過ぎとして底上げをし、年明け後は、5日移動平均線が25日移動平均線を下から上に抜くミニ・ゴールデンクロス(GC)を示現したことから騰勢に拍車がかかり、約1カ月で3割高した。昨年来高値から同安値までの調整幅の3分の1戻しを達成したここからは、次は半値戻しの3700円台にキャッチアップし、昨年11月高値4045円奪回に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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