日刊株式投資情報新聞

【日刊株式投資情報新聞】日経平均は反落するがTOPIXなどは強く新規上場の2銘柄は好調


カテゴリー: 2017年12月12日
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■■   日刊株式投資情報新聞(日本インタビュ新聞社提供)
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■■               2017年12月12日(火)
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★☆★ 日経平均は反落するがTOPIXなどは強く新規上場の2銘柄は好調
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■【株式市場】

◆日経平均の終値は2万2866円17銭(72円56銭安)、TOPIXは1815.08ポイント(1.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億62万株

 12日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜から明日にかけて投開票の米アラバマ州の補選で共和が敗北なら減税法案に遅れが出て株価にも影響しかねないとの見方があり、日経平均は時間とともに軟調になり、14時過ぎに103円84銭安(2万2834円89銭)まで軟化する場面を見せて反落した。
 しかし、大手銀行株などが前場に続いて高く、JXTGホールディングス<5020>(東1)は一段ジリ高となって高値更新幅を拡大。TOPIXとJPX日経400は堅調続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、グッドコムアセット<3475>(東2)が今10月期の大幅増益見通しや株主優待の拡充が好感されてストップ高で売買が成立し、リファインバース<6531>(東マ)は廃棄物粉体等混合造粒設備による量産品の出荷開始発表などが材料視されて後場ストップ高。理研グリーン<9992>(JQS)は業績予想の増額が好感されて8日から3日連続ストップ高。

 東証1部に上場のカチタス<8919>(東1・売買単位100株)取引開始直後に公開価格1640円の1.5%高の1665で初値がつき、後場は1950円まで上げて大引けは1860円。

 12日新規上場の一家ダイニングプロジェクト<9266>(東マ・売買単位100株)は買い気配をセリ上げたまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限値段の5640円(公開価格2450円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は16億62万株(前引けは7億9425万株)、売買代金は2兆5106億円(同1兆1742億円)。1部上場2048銘柄のうち、値上がり銘柄数は910(同1008)銘柄、値下がり銘柄数は1024(同932)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は20業種(前引けは23業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、銀行、海運、証券・商品先物、保険、不動産、繊維製品、ゴム製品、卸売り、などとなった。(HC)

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   業績&株価分析
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■翻訳センターは自律調整一巡感、18年3月期2桁増益・連続増配予想

 翻訳センター<2483>(JQ)は日本最大規模の言語サービス会社で、専門性の高い企業向け翻訳サービスを主力として通訳や国際会議運営なども展開している。18年3月期増収・2桁増益予想、そして連続増配予想である。株価は年初来高値圏で自律調整一巡感を強めている。上値を試す展開が期待される。

■企業向け翻訳サービスを主力として通訳や国際会議運営なども展開

 特許・医薬・工業・法務・金融分野など専門性の高い企業向け翻訳サービスを主力として、派遣、通訳、語学教育、コンベンションなどに業容を拡大している。

 17年3月期セグメント別売上高構成比は翻訳事業69%(特許分野18%、医薬分野24%、工業・ローカライゼーション分野20%、金融・法務分野7%)、派遣事業9%、通訳事業8%、語学教育事業2%、コンベンション事業11%、その他2%だった。収益面では下期の構成比が高くなる傾向があるとしている。

 翻訳事業は専門性の高い産業翻訳に特化している。グループ全体で約6300名の登録者を確保し、対応可能言語は約75言語と国内最大規模である。また取引社数は約4400社、年間受注件数は約6万4000件に達している。翻訳サービスの需要は、企業のグローバル展開も背景として知的財産権関連、新薬開発関連、新製品開発関連、海外展開関連、IR・ディスクロージャー関連を中心に拡大基調である。

 第3次中期経営計画では、目標数値として18年3月期売上高110億円、営業利益7億50百万円、純利益4億50百万円、ROE10%以上を掲げている。また営業利益率については中期的に8%を目指すとしている。

 17年10月にはフュートレック<2468>から、みらい翻訳の株式を13%取得、メディア総合研究所の株式を100%取得(子会社化)すると発表した。みらい翻訳は精度の高い機械翻訳技術の開発、メディア総合研究所は翻訳事業・システムソリューション事業を展開している。

■18年3月期増収・2桁増益予想、配当は連続増配予想

 今期(18年3月期)の連結業績予想(11月9日に増額修正)は、売上高が前期(17年3月期)比3.7%増の106億円、営業利益が11.8%増の7億80百万円、経常利益が11.5%増の7億80百万円、純利益が19.2%増の5億30百万円としている。

 コンベンション事業は前期の大型案件の反動で減少するが、主力の翻訳事業の好調が牽引する。子会社化したメディア総合研究所の新規連結も寄与して増収・2桁増益予想である。配当予想は前期比3円増配の年間58円(期末一括)としている。4期連続増配で予想配当性向は18.4%となる。

 第2四半期累計は、売上高が前年同期比1.3%減の49億03百万円、営業利益が17.5%減の2億81百万円、経常利益が20.0%減の2億83百万円、純利益が10.1%減の2億03百万円だった。コンベンション事業の前期大型案件の反動で減収減益だが、主力の翻訳事業が好調に推移して計画を上回った。売上総利益率は43.1%で1.7ポイント上昇、販管費比率は37.4%で2.9ポイント上昇した。

 セグメント別売上高は、翻訳事業が5.7%増収(特許分野が7.3%増収、医薬分野が10.8%増収、工業・ローカライゼーション分野が3.2%増収、金融・法務分野がスポット案件の反動で7.4%減収)、派遣事業が25.7%増収、通訳事業が30.3%増収、語学教育事業が6.9%減収、コンベンション事業が80.1%減収、その他が5.5%増収だった。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が46.3%、営業利益が36.0%、経常利益が36.3%、純利益が38.3%である。低水準の形だが、下期の構成比が高い収益特性を考慮すれば、通期ベースで好業績が期待される。

■株価は年初来高値圏で自律調整一巡感

 株価は10月の年初来高値4140円後に上げ一服の形となったが、3900円~4100円近辺で推移して自律調整一巡感を強めている。

 12月11日の終値4000円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS314円64銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間58円で算出)は1.5%近辺、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS2064円69銭で算出)は1.9倍近辺である。時価総額は約67億円である。

 週足チャートで見ると年初来高値圏でモミ合う形だが、13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。上値を試す展開が期待される。

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●[アナリスト水田雅展の銘柄分析]の記事一覧
 http://kabu-ir.com/category/20186867-1.html

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   編集長の視点
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■リンクアンドモチベーションは上場来高値圏、17年12月期大幅営業増益・増配予想

 リンクアンドモチベーション<2170>(東1)に注目したい。組織・人事分野中心に「従業員のモチベーション」にフォーカスした経営コンサルティング会社である。17年12月期は大幅営業増益・増配予想である。働き方改革に対する企業の取り組み活発化も追い風である。株価は上場来高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期大幅営業増益・増配予想

 17年12月期連結業績(IFRS)予想(8月10日に増額修正)は、売上収益が16年12月期比9.8%増の366億円、営業利益が33.7%増の33億円、親会社所有者帰属当期利益が16.4%増の21億円で、配当予想(8月10日に増額修正)が90銭増配の年間6円20銭(四半期配当)としている。

 第3四半期累計は売上収益が前年同期比8.9%増の270億81百万円、営業利益が28.1%の23億41百万円、親会社所有者帰属当期利益が4.1%増の15億14百万円だった。売上収益、各利益とも過去最高を更新した。特に収益性の高い組織開発Divが牽引した。

 セグメント別の売上総利益は、組織開発Div(コンサル・アウトソース事業、イベント・メディア事業)が12.0%増益、個人開発Div(キャリアスクール事業、学習塾事業)が5.2%増益、マッチングDiv(ALT配置事業、人材紹介・派遣事業)が9.0%増益だった。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.0%、営業利益が70.9%、親会社所有者帰属当期利益が72.1%と概ね順調である。積極的なM&A効果も寄与して、通期ベースでも好業績が期待される。

■株価は上場来高値圏、自律調整一巡して上値試す

 株価は12月4日に上場来高値922円まで上伸した。その後は上げ一服の形だが自律調整の範囲だろう。週足チャートで見ると13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。自律調整一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

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 (記事の詳細は下記をご覧ください)
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■ ニュース・トピックス ━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

【どう見るこの相場】相場展望
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