荒井千裕*音の綴り方

荒井千裕*音の綴り方 メルマガ第953号@自分の見方にフィルターをかけていないだろうか?

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荒井 千裕#音の綴り方*香港発信

*第953号*
2017年10月12日刊
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おはようございます#こんばんは。
発刊人の荒井千裕です。


本日は、ハンガリー出身の指揮者、
アルトゥル・ニキシュ(1855-1922)、

イギリスの作曲家、
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)、

イタリアのオペラ歌手、
ルチアーノ・パヴァロッティ(1935-2007)、

オランダのオルガン奏者・チェンバロ奏者で指揮者の
トン・コープマン(1944-)、

カナダのピアニスト、
フランソワーズ・ド・クロセー(1974-)の誕生日です。



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そして、イタリアの作曲家でヴィオローネ奏者の
ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ(1632-1692)、

アメリカのピアニスト、
カーメン・キャバレロ(1913-1989)の命日です。



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@自分の見方に、フィルターをかけていないだろうか?
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場合によっては、
「見方」と言うのを、
「考え方」や「聴き方(聴こえ方)」にも、
置き換えられるかも、しれません。

 そんな柔軟な感じで、読んで下さいね。


なかなか認めたくないコトですが、

「人はモノゴトを、自分が見たいように見ている」

  と、感じたコトは、ありませんか?


自分のコトは、客観的に見ようとしても、
主観が邪魔して、なかなか難しいです。


例えば、人前に立った時、
上がってしまって赤面してしまう。
足が震える。
声が上ずる
手が震える・・・
どもってしまう・・・

ミスしてしまった・・・
言うべきコト、弾くべきコトが
  何か、飛んでしまった・・・


何かいつもと違うコトが起きると、
そこにばかり焦点を当ててしまって、
大きく見る、全体を見るコトは、難しい。


自分に関わる「人」についても、
自分の良いように、捉えがちです。

その人は、自分にとって、どんな人なのか?
 と言うコトを。


例えば、いつも機嫌が悪い、
いつも怒ってる、文句ばかり言ってくる、

  イヤな人!面倒くさい!


と、自分にとって、すごくイヤな存在の人だ、
と思う。

でも、もしかしたら、
仕事でミスをしないように、
ちゃんと独り立ち出来るように、
と、温かい目・心があるからこそ、
厳しい口調になっているだけかも、しれません。

そもそも、どうでも良い人なら、
放っておく方が、簡単です。



音楽にも置き換えられます。


例えば誰かの演奏を聴いた時、

その人の演奏に対して、
素直に「良かった!」「素敵だった!」
「そういう弾き方もあるんだね!」

と思えるのか?

つい、悪いところに目が行きやすく、
批判的になってしまうのか?
(もしかしたら、冷静になれない、
 素直に受け入れられない何かがあるのかも?)


それは、意外と、
自分も同じコトをしているから(しがちだから)かも、
しれません。
そうじゃないかも、しれません。



でも、どんな風であれ、
そのように感じたり思ったりするのは、
仕方ありません。

考え方を変えるコトは、意識すれば出来ますが、
感情、その時に感じるコトは、
意識して変えられるものではないからです。

ただ、自分がどう感じたか?を、
認める、大事にする。

そして、
「どうして、私はそう思った(感じた)のかな?」

と、考えてみる。

もし、それとは逆に感じたとしたら、
どうなんだろう?

と、考えてみる。



今、自分が出した音は、

心地良かっただろうか?

それは、どうやって出したのだろう?


もし、今自分が出した音を、
もし、心地良くないとしたら、
それは何故だろう?
何と比べて、心地良くないのだろう?

その弾き方を、もし、鍵盤に触れる指の面を
少し変えてみたら、どうなるだろう?

もし、てのひらを感じてみたら、どうなるだろう?

もし、手首に意識を置いたら、どうなるだろう?
もし、肘に?
もし、肩に?
もし、肩甲骨に?


もし、出てくる響きを、
鍵盤を見て聴いたら、どう聴こえるのだろう?
もし、目の前を見ていたら?

もし、斜め上を見ていたら?

もし、右側の向こう側に、
耳の意識を持って行ったら?


など。


誰かのコンサートを聴きに行くのも、
手元ばかり見ていないで、
目をつぶって響きに意識を集中させたら、
 どう聴こえるだろう?

ピアニストの表情を見ていたら、どう聴こえるだろう?
ピアニストの背中や腕の動きを見ていたら?


同じホールで、違う場所に座ってみたら、
聴こえ方は、どう変わるのだろう?

もしかしたら、いつも同じような位置で
聴いているとしたら、
その席だからの聴こえ方で、
判断していたのかも?しれません。


無意識に、自分勝手に
自分に都合の良いフィルターをかけがちです。

先入観を、一度自ら作ってしまうと、
そこから脱却するのは、
なかなか難しいです


だから、時々、
自分の見方に、癖がないだろうか?
ちょっと、いつもと違う見方をしてみようか?
 
と、思えたらいいな、と思います。





お読みくださり、ありがとうございました。

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筆 荒井千裕

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発行周期:  ほぼ 平日刊 最新号:  2019/03/25 部数:  875部

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