【週刊】力をつける英語トレーニング

【力をつける英語トレーニング】

カテゴリー: 2012年02月26日
☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━vol.40 (2012.2.26)

【力をつける英語トレーニング】

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みなさん、こんにちは。
発行人のETです。

第40号のメニューはこちらです。
■もう一度最初からやり直す英文法~「~は」のカタマリ(1)
■編集後記

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<トレーニング・メニュー40>
☆☆主語のカタマリを見極める(1)☆☆


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名詞の働きをするカタマリ

前号では主語の勉強をしました。主語に使われるのは名詞か代名詞でした。たとえば、

Those chameleons look very similar. (あれらのカメレオンはそっくりだ。)
They are her pets. (それらは彼女のペットだ。)

では、それぞれ Those chameleons と They が主語ですね。よく見ると、
Those chameleons は those と chameleons という二つの単語がセットで主語
の役割を果たしています。このようなカタマリを英文法では「句」と呼んでいます。

この those chameleons は「あれらのカメレオン」という意味ですね。この句の中
から those を取ってしまっても「カメレオン」には変わりありません。しかし、
chameleon を取ってしまうと、「あれら」となってカメレオンのことを言っているとは
かぎらなくなります。つまり、chamaleon はこの句の中で無視できない、中心の語であ
ることが分かります。この句の中心は chameleon という名詞なので、those 
chameleon は「名詞句」ということになります。

同じように考えると、先ほどの例文中の very similar もセットになっているように
見えます。「大変似ている」という意味ですが、very を取ってしまっても「似ている」
ことには変わりませんが、similar を取ってしまうと「大変」どうであるのか分からな
くなります。この句の中心は similar という形容詞ですから、 very similar は
形容詞句だということになります。

名詞句に話を戻しますが、もっと長いものを作ることをできます。

that white cat (あの白いネコ)
a nasty giant brown frog (気味の悪い巨大な茶色のカエル)

何かの行いも名詞句にすることができます。

living in New York 
   (ニューヨークで暮らすこと→中心の語は living「暮らすこと」 )
to live in New York 
   (ニューヨークで暮らすこと→中心の語句は to live 「暮らすこと」)

ここでの living は動名詞(動詞の語尾に-ingを付けてできた名詞)、to live は
不定詞(toの直後に動詞の原形を付けたもの)と呼ばれています。これらは、前号で勉
強したように、述語にはなりません。動詞からできていても、現在形でも過去形でもな
いからです。

この-ing形は動名詞以外にも使い方があります。

a woman living in New York

と言うと、「女性でニューヨークで暮らしている人」つまり、「ニューヨークで暮らし
ている女性」という意味で、中心の語は woman ですから、a woman living in New
York も名詞句ということになります。ここでも、living は、現在形でも過去形でも
ないので、述語にはなりません。この場合のing形の使い方は、現在分詞と呼ばれていて、
中心になっている語 woman が何をしているのかという説明を加えています。

このような名詞句は主語に使うことができます。

To live in New York is my dream. 
      (ニューヨークで暮らすことは私の夢だ)
A woman living in New York will visit us tomorrow.
      (ニューヨークで暮らしている女性が明日私達を訪ねてくる)

主語のカタマリ To live in New York と A woman living in New York の次
にそれぞれ述語 is と will visit が続いています。will は「未来」だから、現在
や過去ではないと思いがちですが、形としては現在形です。確かに、未来の予想や意志を
いうのですが、「現在における」予想や意志であるため、現在形なのです。

見方を変えると、is や will visit は現在形で述語であるから、その前までが主語
だろうと考えることもできます。長くて複雑な構造の文を読むときには、このような考え
方が役に立つことがあります。

Another popular way to marry on a low budget is to do it abroad.

文を左から読んでいって最初に出会う名詞が主語だとすると、way が主語のようです。
この way と前にある Another popular という語句がカタマリになってます。述語
は何でしょうか?

主語 way の後ろに marry という動詞が見えますが、これには to がついています。
ということは、述語になるための「現在形か過去形」という条件にかなっていません。
もっと後ろの方を見ると、is という現在形の動詞が見つかります。つまり、この英文は
Another popular way is to do it abroad.「もう一つの人気のある方法は、
それを海外でやることだ」と単純化することができます。

抜かしてしまった to marry「結婚(式を)する(ための)」 は、直前の主語に付け
加えた説明です。Another popular way to marry で「結婚式を挙げるもう一つの
人気のある方法は」という意味になります。もう一つ抜かしてしまった on a low 
budget「低予算で」は、直前の to marry に付け加えた説明です。したがって、この
英文は Another popular way to marry on a low budget という大きなカタマリ
の中に、another popular way 、to marry 、on a low budget という三つのカタ
マリが入っていることになります。

しかし、英文を読むときにこんな分析的なことをしていると、なかなか前に進みません。
しかし、複雑で長い文に出くわすとこのような見方が役に立つのも確かです。このような
読み方を知識として身に付けておいて、普段は英文を左側から読むように、できるだけ
途中から逆戻りしないように心がけるとよいでしょう。たとえば、こんな風に:

Another popular way「もう一つの人気のある方法」(何をする方法だ?) 
to marry「結婚するための」(結婚式を挙げる方法か、なるほど、それで)on a low 
budget「低予算で」(結婚式費用を安く済ませる方法を言ってるのだな、それはどんな
方法だろう?) is「〜だ」(動詞の現在形だからこれが述語だな、ということはこの前
までが主語のカタマリだな、どんな方法だ?) to do it abroad「それを海外でやる
こと」(へ〜)

この続きは次号で。


◇◇◇
今日やったことが明日の自信を作ります。
明日の自信は次の挑戦へのモチベーションを高めます。(by ET)
                           ◇◇◇

《今日のまとめ》===================☆★☆

(1)いくつかの語がカタマリになったものを句というらしい。
(2)名詞句と呼ばれるカタマリが主語になることがある。
(3)名詞句は名詞や動名詞や不定詞などが中心になっているカタマリのことを言う
   らしい。

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■編集後記
______________________________

「猫に小判」とか「馬の耳に念仏」のような諺や慣用句には謎がつ
きものです。なぜ、猫や馬なのでしょうか?英語にも同じようなイ
ディオムがたくさんあります。語源がいまだに分からないものもあり
ます。

最近読んだものの中に、つぎのような文が出てきました。
In this small town you can't swing a dead cat by the
tail without hitting two people you know.

「この町は小さいくて、その辺を歩いているだけで知り合いに数人
会ってしまうくらいだ」というような内容です。「死んだ猫を尻尾
を持って振り回せない」can't swing a dead cat by the tail
はというイディオムは、「場所が狭い」または「たくさん人がいる」
と言いたいときに使います。

でも、そもそも何でこんな言い方をするのでしょうか。死んだ猫を振り回
すなんて穏やかではありません。気になって調べてみたところ、これはあ
まり古くからのものではなく、1980年代から1990年代にかけて使われる
ようになった、流行り言葉のようなものらしいことが分かりました。

その流行のもとは、1982〜1993にアメリカで放映されていたシチュエー
ション・コメディ番組 Cheers! で、舞台のバーのウェイトレス役リー・
パールマン Rhea Perlman が発するセリフに使われたギャグのようです。
彼女はこの番組でエミー賞を受賞していて、アメリカでは有名なコメディア
ンですが、ダニー・デヴィートの奥さんと言ったほうが通りがいいかもしれ
ません。

なぜ「ネコ」をネタに使ったのかまでは分かりませんでしたが、瞬く間に
英語に定着していったようです。日本でも流行語大賞になるような言葉が
私たちの日常語の一部になっていくのと同じですね。
                            (ET)
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