知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

「新フランチャイズ発想法」第461号をお送りします!

■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━2019.1.20
「新フランチャイズ発想法」 第461号
発行者:竹村義宏事務所 HP:http://www.fc-takemura.com/
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今日もメルマガ開封ありがとうございます!



業界歴30年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏がフランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。
今年で9年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。

竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。
【竹村のHP】http://www.fc-takemura.com/



では、ここから本編です!

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1>今週のひとこと
2>NEWS&お知らせ
3>このFCニュースにひとこと!
▼「サブウェイ」FC店運営会社“破産” 4年半で200店減のサブウェイ、今も大量閉店進行中 他
4<新コーナー>フランチャイズ〜これをやっちゃダメ!
▼<第2回> FC加盟募集広告をそのまま信じて加盟する。
5>QAコーナー
▼独立初年度はほとんどの人が年収300万円以下に下がるって本当ですか?
6>今週の赤ペンチェック
▼【林先生熱血教室】~高学歴ニート偏~
7>編集後記
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1>【今週のひとこと】

久しぶりに札幌に行ってきました。木曜日の夜に入りましたが、空港からの快速エアポートで市内に向かう段階で、体感したことのない寒さ。調べると札幌市内でマイナス14度、とのこと。札幌でこの温度はあんまり記憶ない、ですね。
翌日朝まで結構吹雪いていて、この天候がセンター試験と重ならなくて良かった、良かった(笑)。札幌は札幌麻生校の物件視察。大雪の中ですが良い物件でした。これで札幌校(駅前)、新札幌、円山公園、に続いて麻生の4校舎体制に。
ちょうど、木曜日に「武田塾」の定例勉強会があり、そこで「健全なFCは周りに新しいFCができて、前からやってるFCも伸びていることが重要」ということを話したばかり。札幌はもともと1校舎でしたが、一昨年の新札幌に開校して成功、そして昨年の数字を見れば札幌校の生徒数も順調に増えました。
まさにこれが、「健全」な状態なわけです。これが市内4校舎になってどうなるか、ですが人口200万を超える大都市なので、4校体制になり知名度も上がり宣伝広告費も何倍もかけられるわけで、健全な状態で伸びていくと思います。

ただ、この「健全」な状態で加盟を増やし続けるのは実は簡単ではなく、ここで失敗するFCも多くあります。このメルマガで何度も触れている「いきなりステーキ」はブームにのって店を作りすぎたら自社競合が起こり既存店の業績が一気に下がってしまった失敗例。本部が「ここが勝負どころ!」と加盟開発のアクセルを踏みすぎたことが原因。

大成功するFCは当初の「ビックテリトリー・スモールシェア」から世の中に流行った時点で「スモールテリトリー・ビックシェア」に転じます。県内に1店だったものが各市に続々開店して、大きな市には複数の店ができる、ということで。で、何が難しいかといえば「世の中に流行った時点」というここの見極め。
実は「少し流行りだした」時点でFC加盟を一気に増やすことは可能なのです。だから目先の利益を考える本部はここで、加盟目標数を昨年の倍にする!とやってしまうわけです。しかしこれは長期で考えるとかなり危ない橋を渡っていることになるのです。オーバーストアになれば同じ看板同士で同じパイを食い合うことになる、からです。

「武田塾」で言えば愛知県や千葉県が「スモールテリトリー・ビックシェア」に向かって極めて順調です。例えば名古屋市は2016年12月→1校舎154名、2017年12月→3校舎202名、2018年12月→4校舎270名、という推移です。中心となる名古屋校(名駅)はピーク生徒数より20名程度減っているのですが、市内に開校した校舎がそれぞれ50名程度に育ってきており、名古屋市で300名、が目前です。これがFCとして「健全」に成長している、という状態です。
この名古屋効果が、周辺にも波及し、愛知県全体で「校舎が増えて生徒も増える」という状況ができてきています。人口10万人の都市で続々成功できている、ということはまさに「スモールテリトリー・ビックシェア」が実現できている、ということです。

このような好調な県がどんどん引っ張り、「武田塾」の全体の数字はほぼ「健全」だと思っています。ただ、ひとつひとつの県ごとに見ていけば、まだまだ「ビックテリトリー・スモールシェア」での成功に留まっている県が全体の1/3くらいはある感じです。全国で愛知県、千葉県並みのシェアが実現できれば1万人どころか、生徒数2万人を目指せるわけで、全体の底を上げていく、ことを考えていきたいと思います。






2.【NEWS&お知らせ】



▼今週のフランチャイズ・チャンネル

只今毎日更新中!今週はこの7本が公開!

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アントレ2019年冬号について!!vol.512
https://www.youtube.com/watch?v=GsvbORi3Y8k

起業して年収が減ってもサラリーマンに戻らない人が多い理由とは!?vol.513
https://www.youtube.com/watch?v=Huz5llrrU4U&t=27s

就活の虎チャンネルの反響が物凄い!?vol.514
https://www.youtube.com/watch?v=KlXIeqXFV08&t=36s

独立で悩んでいる方に岩井社長がアドバイスを送る!!vol.515
https://www.youtube.com/watch?v=GjEBErKh_Dc&t=154s

アントレ2019年 冬号 "フランチャイズ大予想"について!!vol.516
https://www.youtube.com/watch?v=r5oq83Qx53s

2019年の武田塾の校舎数はどれぐらい増やすのか?vol.517
https://www.youtube.com/watch?v=Ua5aBJEGlnA&t=96s
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vol.516やvol.517では、「武田塾」のエリア戦略の話がメイン、それも結構内輪ネタまで話してしまってます。これもオープン主義で(笑)。補足的なところは今号のメルマガの「今週のひとこと」でも書いたので、vol.516.517を見て、上の「今週のひとこと」を読んでいただければより理解が深まると思います。

そして、vol.515では再登場していただいたモノリス岩井社長が、マネ虎つながりで南原社長や川原社長を、この「フランチャイズ・チャンネル」に引っ張ってきてくれる!という爆弾発言(笑)。南原さんも川原さんもFCビジネスはやっている、やっていた方なのでご登場いただければ面白い話が聞けそう。

あと、vol.513「起業して年収が減ってもサラリーマンに戻らない人が多い理由とは!?」についての疑問の質問をいただいたので、「質問コーナー」の方で回答しています。






3>【このFCニュースにひとこと!】

このコーナーでは最近のFC関連のニュースについてズラッと並べ、竹村の私見でひとことコメント、ときには少し長く解説していきます。
ここで述べてる解説はあくまでも竹村の個人的な見解・意見です。



今週はまずこれから。
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「サブウェイ」FC店運営会社“破産” 4年半で200店減のサブウェイ、今も大量閉店進行中
https://news.yahoo.co.jp/byline/satomasashi/20190117-00111414/
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エージー・コーポレーション社はサブウェイを20店舗近くやっていたメガジー。業績不振で半数の店をリストラしたが、新業態も思うように軌道に乗らず息の根が止まった感じ。
サブウエイはピーク時500店からブームが去って280店まで減っているので、FC本部の不振のアオリをくった加盟企業の倒産という扱われ方をされるか。
他のサブウエイのジー企業はこれをどう捉えるか?本来、ジーはザーより自由。ブームが去った本部とはさっさとお別れし、勢いのあるザーに乗り換えていく、という発想がアタマのどこかに必要。

なお、サブウエイは昨年フランチャイズ・チャンネルとりあげてます。もちろん厳しいですよ、という話です。
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SUBWAYってどうなの?vol.470
https://www.youtube.com/watch?v=e25YTkEwGG8&t=135s
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ネット、twitterでもかなりの盛り上がり。
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サブウェイ「日本から撤退する予定はございません」 FC店運営会社破産報道で利用者から心配の声
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1901/18/news080.html

「サブウェイがなくなる?」ファンが心配、公式Twitterは否定
https://news.yahoo.co.jp/byline/okadayuka/20190118-00111587/
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一時的に店の売上は上がりそう(笑)。



そういう意味では…
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1人焼き肉の「焼肉ライク」新橋の1号店では平均月商1600万円に
http://news.livedoor.com/article/detail/15861846/
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「幸楽苑」もジーと割り切れば、ダメな本部とは手を切って良いザーに乗り換えて行けば良い。



そして、先週のここでもコメントしましたが、もう少し詳しい数字が出てるので。
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明光ネットワークジャパン 1Q増収増益、明光式コーチングの導入、フランチャイズの運営水準引き上げに注力
https://www.mag2.com/p/money/620823

「勉強、好きじゃないです!」で始まる塾のCM!?~ 明光義塾生徒出演の新CMを1月より放映開始 
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/dreamNews/detailep.php?id=0000188012
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「92%の保護者がお子さまの成績アップを実感」は「良くなった」と「少し良くなった」の合算、というところがミソ。



そして、
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実はコンビニより多い「接骨院」 増えすぎて競争激化、倒産が過去10年で最多に
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1901/16/news095.html
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コンビニより多いのは歯医者、も。もっともっと多いのは美容院でなんと23万!これは一説には信号機より多い、と(笑)。



そして、コレなかなかいい記事。
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なぜ「立ち呑晩杯屋」は安くてうまいのか〜丸亀製麺社長も感動した“コスパ”
https://president.jp/articles/-/27242
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丸亀製麺は良い買い物をした感じ。



最後にフランチャイズ辛口派、藤原先生の「成功の条件」。
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成功するFCオーナーの条件
http://blog.livedoor.jp/fujiwaragijuku/archives/52242372.html
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いや、コレわりと正しい、でしょ(笑)。



最後の最後に。
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日本最大級の総合展「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」3月5日(火)より開催!!
https://news.nicovideo.jp/watch/nw4674016
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ビックサイトでのFCショー、今年は3月6(水)〜の3日間。






4.【<新コーナー>フランチャイズ〜コレをやっちゃダメ!】

新コーナーです。フランチャイズは誤解だらけの業界です。加盟募集をしているFC本部自体がフランチャイズの本質、仕組みを誤解しており、そこに加盟検討の段階からフランチャイズに加盟することを誤解している加盟者が加盟していく。
そんなことがアチコチで起こってます。そんな世知辛い世の中をなんとかするためのコーナー、です。



<第2回>(FC本加盟検討者のコレをやっちゃダメ!)

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× FC加盟募集広告をそのまま信じて加盟する。
◎ FC加盟に対する「情報リテラリー」を上げる。
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「情報リテラシー」という言葉があります。自らの目的を達するために適切に情報を活用することができる基礎的な知識や能力、です。literacyとはそもそも、「識字」(文字の読み書きができること)という意味なので、書かれていることの基本的な取り扱いができること、ということです。
私は、常々FC起業するための情報収集については、加盟検討する側がそれなりの「情報リテラリー」をもたないと、正しいFC本部選びができなませんよ、最悪の場合騙されますよ、と言っています。

FC募集広告のフレーズをそのまま信じる、というのは、例えば個別学習塾で「学歴不問誰でもできます!未経験OK、初年度から年収1000万円超える方も続々!」というフレーズを、そのまま信じる、ということです。流石にそういう方は少ない、少なくともこのメルマガの読者の方にはいない、でしょう(笑)。
ただ、このフレーズから、まぁ、7掛け、8掛けで考えて、ということで700万くらいで考えておけば良いかな、みたいな考え方をする方は結構いるようです。しかし、そこには何の根拠もありません。
まず、こういう広告について、すでに加盟してやっている方の実績を元に、数字が算出されている、というこではない、ということをまず覚えておいてください。こういうと、え?では広告の数字は嘘ですか?と問われそうですが、完全な嘘とまでは言いませんが、「見せ方」で如何様にも書ける、というのがFC加盟募集広告です。
要は200あるFCの中で、高卒で未経験でも成功している方は何人かわいると思いますし、エリアや物件が良くて、最初の年から年収1000万という大成功をする方も、「何人か」はいると思います。その状況であれば、大半の人が年収500万程度でも上のような広告が出せてしまう、というのがFC加盟募集広告、というものなのです。まず、そういう風に作られているものなのだ、と覚えておいてください。
「面談の時に、年収100万超えの方も結構いらっしゃるんですよね?」と聞いてみれば、そこそこ正直な本部なら「そうですね、このところ結構出てきましたね〜」なんて答えます。これが「続々」という意味です(笑)。
そして少し慣れている開発担当者なら、その後に「〇〇さんは第一印象いいんで、かなりヤレると思いますよ!」とか「○○駅は本部データでもかなりのポテンシャルある駅なので、かなりイケると思いますよ」的なトークで心を掴んできます。

そうなってしまうと、もう、限りなく誇大に近い広告から加盟してしまう「流れ」ができてしまっている、その仕組みが分かるでしょうか?
そこには、実際にビジネスに取り組むのはアナタ、であって成功するかしないかはアナタ次第、FC本部はその「可能性」を提供しているにすぎない、という構造があるわけです。それが分かっているFC本部、開発担当者が「FC加盟募集広告」を考えて作っているわけですから、「成功したらこうなりますよ!」という夢のある(笑)、文言になるわけです。

ということで、FC加盟検討するには「情報リテラシー」を高めること。このメルマガ読んで、フランチャイズ・チャンネルを見て勉強してください(笑)。





5.【Q&Aコーナー】

このメルマガによせられたり、面談などで直接出た相談・質問の中から読者の皆様にシェアして役立つというものを選び、質問に回答していきます。

時には「人生相談風」に、時には「知恵袋」風に。

このコーナーへのご質問・相談は随時受け付けます。
info@fc-takemura.com



あるいは、下記ホームページのコンタクト欄よりおよせください。
www.fc-takemura.com



それでは今週の質問です。



独立初年度はほとんどの人が年収300万円以下に下がるって本当ですか?
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Q.フランチャイズ・チャンネルの513回を見ました。「起業して年収が減ってもサラリーマンに戻らない人が多い理由」という内容の回です。そこで語られていた、独立初年度はほとんどの人が年収300万円以下に下がる、というのは本当でしょうか?
それなら多くの人が生活できなくなるのではないでしょうか?その分貯金をしておけ、ということでしょうか?そして1年目はダメでも2年目、3年目は上昇し安定するのでしょうか?だからみんな1年目は切り詰めてガマンして諦めない、ということでしょうか?
<以下略>

愛知県 Sさん
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A.513回については動画でも話していますが、今発売されている「アントレ 2019冬号(リクルート社刊)」の特集記事、「変わる独立〜アントレプレナー309人調査」から話しています。
雑誌で言えば33ページに「Q2 独立前・独立初年度・現在の年収は?」というアンケートがあり、それによれば、独立前は全体の20%だった年収300万未満が独立初年度には52%まで増えているので、半数以上が300万円未満の年収になる、というデータです。
そして「現在」というデータもでていますが、これが年収300万未満が33%、400万未満が18%、500万未満が14%、600万未満が9%、600万〜800万が13%という数字になっています。

であるのに、独立1年目に「会社員に戻りたいと思いますか?」と問う質問(Q1)では、「とても戻りたい&戻りたいと思うときがある」、の2つの回答を足しても8%、逆に「戻りたくない」、の回答が62%なのです。

この「309人調査」はなかなか面白い内容だったので、Sさんもできれば読んでみてください。リアルなデータですので実態がわかると思います。
このアンケートについての解説的対談をアントレの菊池編集長と経済評論家の山崎元氏がやっていて、山崎さんは上の矛盾について、経済学者ケインズの「起業=アニマルスピリット」論で説明しています。起業したくなるのは、人間が本能的にもっている野心や非合理的情熱があるからだ、という説です。
起業する、というのは統計的にリスク計算していけば割に合わない、でもそこには数字にはあらわれない、本能を刺激するレベルの魅力がある、ということです。

そこから考えると、「1年目はダメでも2年目、3年目は上昇し安定するのでしょうか?」という質問をされるSさんは起業には向いていない気がします。統計上「1年目はダメでも2年目、3年目は上昇し安定する」なんてデータがあるなら、誰もが起業するでしょう。ケインズの言うとおり、起業は統計で考えれば割に合わず、安定とは間逆な世界なのです。
それでも俺は、起業したいんだ、俺は絶対成功すると考える人が起業します。そこまでいかなくても、少なくとも「俺は何とかなる」と考えられる人が起業するのです。

「1年目はダメでも2年目、3年目は上昇し安定するのでしょうか?」というのはあまりに短期的な視点です。起業して1年目ガクンと年収が下がりますが、そこにはサラリーマン時代には見えなかった世界が拡がります。
そして下がった年収にヒリヒリしながらも日々悪戦苦闘すると、今年の年収云々なんてものよりもっともっと大事なものが長期的視点から見えてくるようになる、というのが本当のところです。他人から貰う年収と、自分で稼ぐ収入というのは全く別のもの、なのです。






6.【今週の赤ペンチェック】

このコーナーは竹村が、日々読んだ本や聞いた話等の「日々情報」から刺激を受けて、考えたことなどを綴っていきます。
個人的で健忘録的なところもありますが、参考になればと思い公開します。フランチャイズとは直接関係ないものも多くなると思いますがご了承下さい。



本日はこちら。
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東進の林修先生がテレビの自分の番組で「年収890万円未満は"社会のお荷物"」と言ったと、プチ炎上。



番組からの切り取り画像がコチラ。〜林先生が驚く「初耳学」復讐篇(MBS)
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年収890万から950万ないと社会のお荷物という説
http://livedoor.blogimg.jp/jin115/imgs/4/2/421eddfd.jpg
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しかし、これはプレジデントオンラインの記事が元で、林先生も番組で、ちゃんと「こういう説もあるこう言ってる人もいる」と紹介した程度。全く炎上するようなものではない、でしょう。
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年収890万円未満は"社会のお荷物"なのか〜近い将来破綻する"美しき日本社会"
https://president.jp/articles/-/22916
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こう言ってる人、というのはブロガーの山本一郎氏?。
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世帯の総収入が890万~920万円を超えるまでは『受益超過』となります。所得がそれ以下の世帯はいわば『社会のお荷物』です。表現は過激かもしれませんが、これは日本社会の素晴らしさでもあります。なぜなら所得が低く『担税力』のない人にも、市民サービスを平等に提供するという合意の表れだからです。
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「受益釣果」ということは、社会的サービス(インフラ)を提供する側から見ると、年収890万ない人は赤字、ということです。



で、たまたまこの件がきっかけで、この回の動画を観ました。

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【林先生熱血教室】~高学歴ニート偏~
https://www.youtube.com/watch?v=qQB48VKBB3w&t=168s
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これが、なかなか面白くて全部見ちゃいました(笑)。



林先生は高学歴ニートたちについて、親のスネをかじり続けるのは親も合意の上なら、しない、かじり続ければいい、と言います。



ただ、自分の好きなことにしか貴重な自分お時間を使いたくない、とか、やりたくない仕事してまで働きたくない、という意見については、「君たちみたいのが社会の一部ならOKだが、そんなのが増えたら、社会は破綻する」そうは考えられないの?と問います。

もちろん、そんな社会のこと、他人のことを考えられるなら高学歴ニート、になんかならないわけですが(笑)。みんな、社会に迷惑は掛けてないでしょ、顔、高学歴だけどアタマは悪いんでしょう(笑)。



そこから「フリーライダー論」になり、冒頭の、

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年収890万円未満は"社会のお荷物"なのか〜近い将来破綻する"美しき日本社会"
https://president.jp/articles/-/22916
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という記事が引用されるわけです。



林先生は言葉は選びながら、社会インフラ、国のサービス、つまり他人が払っている税金による施しは享受しながら、自分の事しか考えていないニートにだんだん呆れていく感じ。
最後は、

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自分は社会にぶら下がっている、それでいいというなら、いい。僕は偉そうなことを言う人間だから、そんな(他人の税金にお世話になっている)なんて状態には耐えられない、プライドが許さない。
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私自身も「嫌いなこと、やりたくないこと」は極力避けて生きてきたクチですが、一方でそれで収入が減っていい、と思ったことは一度もありません。私も林先生と同じく、「偉そうなことを言うタイプ」ですから、やはりこの「プライドが許さない」という気持ちは痛いほど分かります。



ただ、高学歴ニートは「俺には俺の違ったプライドがある」と思っているはずです(笑)。



番組後半、二浪して明治という彼が発言。就活が上手くいかず不動産会社に入ったが、そこでは高卒と一緒の仕事。これでは二浪してせっかく明治に入った意味がないと思い、辞めて今ニート。

ここで林先生は予備校講師らしからぬことを言い放ちます。
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僕は予備校講師でありながら浪人は大反対。大学入試はやるべきことをきちんとやれば受かるもの。それを勝手に1年、2年と延長すれば受かるに決まってる。企業で言えば「納期遅れ」と同じ。納期遅れが普通だと思ってる会社とは仕事できない。
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本人は他人の二倍努力して明治に入ったとことを価値だと思っているが、そこは企業側はそうは評価しないよ、ということです。



次に、早稲田卒で英語もそこそこ喋れる僕なのに、社会が評価しないのはオカシイ、という奴には、

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高学歴は諸刃の剣、今の時点でその状態では、かえって「早稲田出てんのにニートかよ!というのが周りの評価。それを間違ってると思っても何も変わらない。まずはその評価を受け入れないと。
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これも納得。



最後に、「好きな仕事じゃないとしなくない」と働かずにブログで3000万稼ぐのが目標(現在月収1000円)、という31歳、これまた早稲田卒に対して。

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人間のやりたい、やりたくないというのはかなり「偶然」によるもの。例えば、100年前に生まれてたらゲームなんてない。
人間が〜したいなんて願望は、生きている時代や環境に影響される。人は情報に欲望を喚起されて何々したい、と思う。「やりたいこと」なんて外からの情報が内部化されて自分の想いにすり替わってあいまっただけ、のことが多い。
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実は、林先生も「やりたい」と思っていたのは投資の世界。銀行辞めて投資会社つくってで起業。ところが借金ばかり膨らみ、3年やって向いてない、と思った。そして今から思えば、当時投資で儲けて六本木で派手に遊んでる、なんて羽振りの良い情報に流されてしまっていただけ、と。今から思えば「やりたいこと」だったか、なんて全く怪しい。



そして、結論。

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「できる」は偶然じゃない、必然。僕はやりたくないけどできること、が平気でできる性格。もともとやりたくはないができること、として選んだ「予備校講師」という職業で30年、うまくいかなかったこと、悩んだこと、ひとつもない。
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なかなか素晴らしい話、でした。あまりにタレント的な気がして、そんなに注目してこなかったんですが、今回コレ観て、Kindleで2冊ほど林修本をポチった次第です。





7.【編集後記】

ということで、林先生の本を何冊か読んでみました。林先生は竹村が東進時代にはいなかった講師のなので、お会いしたことも授業をちゃんと見たことも無し。

ですが、今回、本に東進のエピソードも結構出てきて面白く読みました。

例えば林先生の人生を変えたあの「いつやるの?今でしょ!」のフレーズ。あれは電通社員が何十本もの林先生の講義ビデオを見て、書き起こし、印象に残るフレーズを抽出。その仕事ぶりを見て林先生は、ここまでやるのか、と感動したと言います。
そして最終的に候補が決まり、検討。最後2つになり、林先生はもう一つのほうが気に入っていたが、東進の永瀬昭幸社長が、コッチだ!と「今でしょ!」に決めた、というのです。

あの時の永瀬社長の判断が無かったら…今のようにはなってない、という回想エピソードが面白い。



流石、一人電通、永瀬社長です(笑)。



今週はこんなところで。



いつも長文のメルマガを最後まで読んでいただき、感謝いたします。



ご意見、ご要望は

info@fc-takemura.com

まで、お気軽に。



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【発行責任者】 竹村義宏
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【Facebook】 http://www.facebook.com/yoshihiro.takemura


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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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フランチャイズ・プロデューサー。

1966年茨城県取手市出身。清真学園高校から早稲田大学卒業後、平成元年株式会社ナガセ(東進ハイスクール)入社。東進衛星予備校のFC展開に携わる。
平成9年にFC総合支援企業であるベンチャー・リンクに転職。同社にて「車買取専門店ガリバー」を皮切りに「炭火焼肉酒家牛角」「TULLY'S COFFEE」「ITTO個別指導学院」
他、有名FCの加盟開発を経験。平成19年同社退社後、脱サラ個人起業向けFCのトータルサービス社に入社、パートナーサポート部マネージャーとして全国1000FCのサポート業務を経験。

平成21年フリーランスとして独立。「個別指導学院ヒーローズ」など複数のFC開発のプロジェクトに参画。
現在は業界を革新する可能性のあるビジネスの発掘からFC化を行い、その全国FC展開を支援する、FCプロデュース業を中心に活躍中。『エコランドリー マンマチャオ』では副業型FCとしてコインランドリーブームをつくり、
『日本初!授業をしない塾 武田塾』では営業マンをおかない、営業をしない新方式の加盟開発でFC募集開始から3年半で全国150校舎という成功例をつくりだす。

妻と子ども3人の5人家族+猫1匹で、千葉県新浦安在住。



▼仕事に関する問い合わせ等は



info@fc-takemura.com

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