知って差がつく! 新フランチャイズ発想法

「新フランチャイズ発想法」第426号をお送りします!


■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━2018.5.6
「新フランチャイズ発想法」 第426号
発行者:竹村義宏事務所
関連サイト:http://www.fc-takemura.com/
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今日もメルマガ開封ありがとうございます!



業界歴25年、40を超えるFCに関わってきた、発行人、竹村義宏がフランチャイズを上手に利用するための「考え方」「情報」をお送りします。
今年で9年目、ほぼ週1回日曜日に配信しています。



竹村のプロフィールはこのメルマガの最後にあります。

または下記のHPから御覧ください。
【竹村の公式HP】http://www.fc-takemura.com/




▼「日本初!授業をしない塾 武田塾」フランチャイズ加盟説明会いよいよ10日後に迫りました!

加盟してるオーナー他関係者からも結構申込みがありましたので、椅子数増やして対応中。
ほんとうに「最初で最後」のつもりですので、興味ある方は是非お申込みを!


『武田塾 最初で最後のちゃんとした FC加盟説明会』
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【開催日時】:2018年5月16日(水) 14時00分~17時00分(開場:13時30分~)
【開催場所】:TKP品川カンファレンスセンター バンケットルーム4C
【開催住所】:東京都港区高輪3丁目26番33
【MAP】:https://goo.gl/maps/dHYup7BCVs32
【最寄り駅】:JR品川駅より徒歩1分
【定員】約50名
【申し込み方法】下記URLからお申し込みください。
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【参加申込フォーム】
https://form.run/@takeda-form-3852



さて、今週は通常号の構成を変更し、フリートーク形式でお送りさせて頂きます。

近頃考えている「FCと人材」がメインテーマです。とくに「人手不足」環境の中でこの難しいテーマをどう考えるか?



では、ここから本編です!



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現在の「人手不足」環境はひどいものです。アベノミクスは「物価」も「所得」も目標を達する感はなく、目標の取り下げ修正がされるような状態ですが、雇用環境だけは劇的に改善しました。



有効求人数を有効求職者数で割って算出する「有効求人倍率」は8年連続で上昇し、「1.5倍」となり、これはなんと44年ぶりの数字。ただし、これは全業種「平均」の話で、「建築・土木」5.07「建設」4.01 「接客・給仕」3.85など軒並み高いわけですが、「一般事務」は0.35、「会計事務」ですら0.73。

なので、かなり偏りのある中での平均「1.5」。ランキングを上と下から見れば、ハードな仕事はたとえ給与が高くても集まらず、給料が安くてもラクな仕事には集まる。雇用がこれだけ改善されているのに所得とリンクしない理由のひとつがここにあるでしょう。



もうひとつ、これはなかなかデータにしづらいので出てこないわけですが、実は40代、50代はかなり就職環境は厳しく売り手市場なんかではありません。竹村の周りには常に人が足りない!という社長がいるわけですが、例えば同級生で今の会社がイヤで転職したいという奴を紹介して双方に恩を売れるか、というとそれはない。

40代、50代でデキる男なら自分で簡単に次が決めるか、商売を始めます。そういうことで新しい仕事を探している中高年はけっこういるんですが、人手不足の社長はそこは雇わない、というミスマッチが起こっているわけです。



で、こういうマッチングの難しさを含めた形での「人手不足」は今後もすっと継続するはずです。雇用は「景気」との連動すると考えるのが普通ですが、時代の変わり目の中でのマクロな部分での構造が変わり、景気と雇用はどんどんdecoupling=連動しないようになっていくはずです。



ただ、この状況はフランチャイズ業界としては大歓迎、フランチャイズ業界の活況につながるとも言えます。新しい仕事が見つからない、転職できない40代、50代が脱サラ独立するから、です。



ここでひとつ笑えない実話、をします。これは先日「武田塾」のFCで実際にあった話です。



その方は学年としては竹村のひとつ下になる今年51歳独身。都内の中堅私立大学を卒業されて商社へ、そこから2度目の転職をした会社で中間管理職。お聞きした年収はソコソコ(少なくとも世間的には)ではありましたが、将来が見えない、と。

なので、FCでの独立考えはじめネットで情報収集、「これだ!」と見つけた「武田塾」の話を聞きにきました、ということでした。体力も集中力も落ちてきたしこのままサラリーマンを続けるより、FCオーナーという立場に回りたい、というご希望です(笑)。

そして、まず出た質問が「校舎長にはいくら給料を払えばいいんでしょうか?」。



「短い時間しか話していないで少々失礼かと思いますが、私の感覚ではXさんの場合、給料の額の問題以前に、社員の方を採用できないと思いますよ。社員の給与1000万固定で貴方が240万とかじゃないと。」と答えたわけです。

???という感じだったので、更に「武田塾◯◯校と求人募集広告を出して応募した方と面接して、「私がオーナーなんで是非頑張ってください」なんて話をしても、まず決まらないと思いません?逆の立場なら入社しますか?少なくとも他社で決まる人なら辞退します。給料倍くらい出さないと」、と申し上げたら少しは理解いただけたようです(笑)。

この方なんかは、良いFCみつけてオーナーなって自分は1000万の収入とって社員を400万で雇えばいい、と考えているわけで、甘すぎるにも程がある、でしょう。



正直XさんがFCオーナーとなって社員を雇って仕事をさせる、というのは今から結婚するより難しいと思いますよ、なので会社が嫌で独立するなら自分が体をいれて自分が働く「生業型」FCをオススメしますよ、こうアドバイスしました。



ここで改めて竹村がサラリーマンとして最後に勤めた「トータルサービス」のビジネスモデルはよく考えられていた、と思いますね。「トータルサービス」は脱サラ個人がFCに加盟して長く食っていくには、ということを根本から考えたFCで、その前提は「個人というのは(たとえ独立を考える人であっても)経営どころか商売のことがわからないし、営業も集客も期待できない」というところから始まっています。

ビジネス力、商売力が低く、勉強も努力も期待できない人が独立してもなんとかなるFCとは?、そこからあまりに地味な「中古車業者の下請け」という仕事にいきついたわけです。大きくは儲からないがニッチで競争もないので安定している、生業として家族を食べさせるレベルの稼ぎなら誰でもできる程度の仕事をで達成可能。



今後時代の流れで更にサラリーマンに限界を感じ独立を考えるシニア、中高年層は確実に増えていく。その多くは仕事ができる、という人ではありません。その層が「そこそこ稼ぐことが出来る」というFCは、社会的受け皿として、今必要なのです。



さて、ここまでのまとめをしておきましょう。

・現在の「人材不足」は景気動向に関係なく「時代が変わっていく」過程の構造的問題
・サラリーマンは時代遅れの働き方なのでどんどん減り、脱サラ独立が増える
・経営力が問われる難易度の高いFCには適性がない方の独立が増える
・FC業界としてはその層の「受け皿」となる生業的FCが必要で、安定した生業型FCは流行る



ただ、竹村的にはここでもうひとつ大きな問題がありますね。



このメルマガの読者の方ならおわかかりだと思いますが、フランチャイズは食っていくためのもの、ではなくフランチャイズは大きな夢を実現するもの、それがFCビジネスの醍醐味、というのが持論です。

FC加盟による他店舗展開を実現させ短期間でマルチFCジーとしての成功企業をつくる、というストーリーを「フランチャイズ・ドリーム」構想、と表現してきました。



「トータルサービス」のような「生業型」の商売の仕方を教えるFCも社会的要請として必要ですが、フランチャイズ・ビジネスの本来の価値は「成功事例の量産」であり、企業による他店舗展開、規模拡大である、自分の仕事の軸としてこの軸をブラすつもりはありません。



しかし、その側面から考えると「人手不足」の採用環境がずっと続く、というのは厳しい部分があります。多店舗展開しようにも社員が思うように採れないわけですから。



「フランチャイズ・ドリーム」を実現していくためには、この「厳しい環境」の中で人材面の課題を解決しつづける、という姿勢が本部と加盟店どちらにも必要かつ最優先事項ということになります。

ということで、これからも続く「人材不足」の環境下でのFC本部、加盟店が考えるべきことをまとめておきたいと思います。



まず本部としては、FCに関わる全てのスタッフの人材レベルを上げる、ことを目標とすることです。



で、本部として常に問題になるのは各加盟店間における「人材格差」の問題。よいFCがあってダメなFCがある、その差はやはり人材=やってる人、ということになる。

本部から見た場合の「人」というのはオーナーの場合もあれば、店長の場合もあり、その能力もあれば取組姿勢、やる気というマインド面もあるのでかなり複雑。

なので、「あそこの問題は何?」といって「人でしょう」といえば大抵当たっていることになるわけで。



「FCってやっぱり人、ですね」と言う言葉があります。



これは何十店舗もやっているマルチFCジーのオーナーがよく言うフレーズなんですが、本部としてはこれを言われたら恥とまでは言いませんが、「本部の至らなさ」を感じるくらいの感覚がないとダメです。



「FCってやっぱり人、ですね」という言い方は裏を返せば、ビジネスモデルだけでは限界がありますね、ということだからです。



本部としては、

「凡人に非凡な成果を出させる」= 60点の人材に80点の仕事ができるようにするのがFCというビジネスモデルの役目、という意識を持ちづづけるべきです。

そのためにブランド力のUP、ビジネスモデルのBrushUP、そして加盟店への「教育・研修」が大事なわけです。



加盟店の中で、トップランナーをつくり、そのノウハウを誰でも=60点の人材でもできるように「仕組み化」し、それを定着させる教育を行う。



これが本部の仕事なわけです。



逆に、加盟企業としては、

フランチャイジーとして成功するかしないかは「人づくり」に90%かかっている、という原則を社長が肝に銘じる、ことです。FCに加盟しているわけですから商品戦略とかは本部に任せているわけですから、とにかく「人」をメインに考える。

要は、「良い人材が集まって力を発揮し辞めない」会社をつくるということです。こう書くと中小零細企業でそんなの無理だよ!とあっさり諦める社長もかなりいる気がしますが、フランチャイジーとして成功したいなら少なくともそこを「目指す」し、零細から抜け出すべきです。



本部の教育研修の仕組みを積極的に活用しながら、同一FC内で競わせる、FC内の優秀加盟店を目標にして刺激し合って交流させ、TOP加盟店を目指す。そういう組織風土づくり 企業文化の醸成を行うのがフランチャイジー社長の役目だと思います。

同じ看板で同じ商売をやってその中でTOPになるには結局は、他のFCから「あそこは人材が強い」ということになるはずです。



フランチャイズは「教育産業」であり、常に学習し続け、成長し続けるモデルをつくる。



そういう企業には「人手不足」の時代でも人は集まります。良い人材が。なぜなら「自己成長」できるから、です。そしてそういう加盟店が集まるフランチャイズは、全体として「人が集まる」FCになる、ということです。





【編集後記】

昨日Netflixで「闇金ウシジマくん」を酔っ払ってみたいたら、小6の息子が「この人たち(多重債務者)はなんでこうなっちゃうの?」と聞いてきました(笑)。



「悪い人でも勉強ができないわけでもない。簡単なことができなかったり、守れなかったりする人」

「でも大人になって何かのきっかけで急にそうなりこともある」

「その時に周りに相談できない人」

と答えましたが、わかったようなワカランような(笑)。



「でもクラスで1人、もしかしたら2人はこうなるんだよ」と補足したらコッチはビビってました(笑)。



ということで、ゴールデンウィーク最終日、快晴の東京競馬場はGI「NHKマイルC」。

ルメールの馬は強そうだし絶好調が続き続ける藤原厩舎が2頭出し。しかしここは先行馬の田辺騎手を信頼して3テトラドラクマから穴目へ、12人気フロンティア、15人気ダノンS、18人気カシアス。

なかなか夢馬券。でもこのレースは二桁人気が結構くるレースですから(笑)。



今週も最後までお読み頂きありがとうございました。



ご意見、ご要望は

info@fc-takemura.com

まで、お気軽に。



竹村義宏 公式メールマガジン

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◆発行者:竹村 義宏の簡単なプロフィール

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フランチャイズ・プロデューサー。

1966年茨城県取手市出身。清真学園高校から早稲田大学卒業後、平成元年株式会社ナガセ(東進ハイスクール)入社。東進衛星予備校のFC展開に携わる。
平成9年にFC総合支援企業であるベンチャー・リンクに転職。同社にて「車買取専門店ガリバー」を皮切りに「炭火焼肉酒家牛角」「TULLY'S COFFEE」「ITTO個別指導学院」
他、有名FCの加盟開発を経験。平成19年同社退社後、脱サラ個人起業向けFCのトータルサービス社に入社、パートナーサポート部マネージャーとして全国1000FCのサポート業務を経験。

平成21年フリーランスとして独立。「個別指導学院ヒーローズ」など複数のFC開発のプロジェクトに参画。
現在は業界を革新する可能性のあるビジネスの発掘からFC化を行い、その全国FC展開を支援する、FCプロデュース業を中心に活躍中。『エコランドリー マンマチャオ』では副業型FCとしてコインランドリーブームをつくり、
『日本初!授業をしない塾 武田塾』では営業マンをおかない、営業をしない新方式の加盟開発でFC募集開始から3年半で全国150校舎という成功例をつくりだす。

妻と子ども3人の5人家族+猫1匹で、千葉県新浦安地区在住。


著書:『代ゼミが負け東進が勝ち武田塾が伸びる理由』『1円も出さずに全国展開する方法』いずれも幻冬舎刊。



▼仕事に関する問い合わせ等は



info@fc-takemura.com



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