~成功の研究~知って得する起業とビジネスのヒント

【中村健一郎:成功の研究Vol.222】起業・独立の期限

カテゴリー: 2018年09月30日
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~成功の研究~
 知って得する起業とビジネスのヒント

─────────────── 第222号

多様なビジネスの現場に深くかかわる公認
会計士・税理士の立場で、見たこと・得た
知識・感じたことを、特に起業を志す人や
スモールビジネスの経営者の成功につなが
るよう、楽しく・分かりやすくお届けしま
す。

なお、筆者執筆中の(税)ASCのHPの
ASCレポート
http://www.ascinc.co.jp/reports/
との関係は次の通りです。
1)月末:ASCレポートの一部要約版
2)月中:メルマガのオリジナル
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目次
■今回のテーマ:起業・独立の期限
■まとめ
■編集後記
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先日、高校・大学の友人が、独立すると言
って訪ねてきました。

私と同学年ですから48。

大学は理系の学部だったので、独立といっ
ても、私のような〇〇士として、ではあり
ません。

彼曰く
今までもそうだし、今後も仕事を取る自信
はあるとのこと。

これまでの人間関係もあるようですし、昔
からなにごともきっちりとやって人として
も申し分ありませんから、たぶん大丈夫で
しょう。

じゃあ48歳という年齢はどうでしょうか
?

人生100年時代とは言いますが、起業す
るにはここを超えると遅すぎる、というポ
イントはあるのでしょうか。

要は起業・独立するタイムリミットのよう
なものはあるのか?

幻冬舎の見城さんは、起業や独立は45歳
までにしろ(それ以降はやめとけ)と言う
趣旨のことを書かれていました。

じゃあ彼は止めた方が良いのか?

一方で有名な話として、
マクドナルドの創業者レイ・クロックは
52歳、
カーネルサンダースは65歳、
で起業して成功しています。

そう考えれば彼もまだまだ大丈夫そうです
。

じゃあ実際はどうなのでしょうか?

私見ですが起業のリミットは「業界による
」あるいは「商品・サービスによる」だと
思います。

B2Bで発注者・受注者の関係が明確にあ
る業界は48歳という年齢はぎりぎり。

逆にB2Cの業界となるとその人次第。
いくら年寄りでも構わない。

そして彼の業界はB2B。

よって「ぎりぎりだな」「これより後でな
くて良かったな」と思いました。

というのも、この年齢。

たしかに、今の今は、お客様にいらっしゃ
る旧知の方は、決裁者だったりそれに近い
立場の人だったりするので仕事が取りやす
いわけです。

私もコンサル会社にいたとき、上司が各業
界の偉い人となんでこんなに知り合いなん
だろう、と思っていましたが、若い時の知
り合いが単に偉くなった、というのが実態
だったようです。

私自身、今になってそれを実感することも
ありますから。

ただ、このような効果はいつまで続くかと
いうと、今48だとしたら10年ちょっと
でしょうか。

偉くなりすぎると現場を離れてしまったり
、もっと経つと定年等で、そもそもいなく
なってしまいます。

仮に仕事の関係で知り合った下の世代の方
がお客様にいたとしても、発注者は自分よ
り年上には言いつけにくいのか、同世代や
下の世代に話を持っていきがちです。

たとえば、システムの受託開発をするお客
様を何社か見てきましたが、社長が営業の
中心をされている場合、50代後半くらい
から急に仕事を取るのに苦労し始めるよう
でした。

それを防ぐには、早めに自分の下の世代に
仕事を持ってこれる人・作れる人を確保し
ておくこと。

もしくはB2Cに近い商品やサービスに進
出したり、投資をしたり、単純な発注・受
注の関係に依存しない仕事を作ること。

今48であれば、できれば10年以内にそ
れを実現しなければいけません。

幸い件の彼は、仕事も持ってこれる若手メ
ンバーも合流しそうなので、そのあたりの
ことは手当されているのかもしれません。

当面大丈夫そうですし、ぜひこうした視点
で将来も見据えて頑張ってほしいと思って
います。

■まとめ
___________________

起業・独立のリミットは
「業界による」
あるいは
「商品・サービスによる」


■編集後記
___________________

年齢のことを書きました。

48歳でぎりぎりなどと言っていますが、
昨日読んだ業界誌によると、税理士の平均
年齢は68歳だそうです。

現役最高齢の数字ではなく、平均年齢がで
す。

私が18年前に独立したときは52歳か5
4歳のどっちかだったと思いますから、多
くの先生方がそのまま年を取って、若手が
少ない、日本の最先端を行く超高齢化社会
になっているようです。

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