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【世界街角通信MM】第295号 中近東通信No.15-2018-12-01

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メールマガジン「世界街角通信MM」第295号 2018年12月1日
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皆さま、こんにちは、世界街角通信MMです。
さて、2017年11月初旬よりヨルダンのアンマンに滞在中です。
シリーズ名を世界街角通信MM版「中近東通信」とし、今号はNo.15です。

本号、巡るましく展開する中東情勢にまったく追い付いていませんが、直近のこ
となどご紹介したいと思います。

▼目次
■アンマンのアパート
■アラビアのロレンス女性版
■神宮外苑のイチョウ並木
■ウクライナ大飢饉追悼
■ケルチ海峡付近のアゾフ海でロシアがウクライナ船を拿捕
■アフリカの中国

■■後記

★本文★

■アンマンのアパート

アンマンで一年住んだアパートとオサラバ、新アパートへの引っ越しが完了した。
つまり新アパートに引っ越してから旧アパートの引き渡しが完了した。

昨年11月初旬、アンマンに赴任したものの限定的な現地情報の提供から自らア
パートを探すべく人伝に個人オーナーや住むべく地区の不動産仲介業者を紹介し
てもらい、時間的な制約があったことから、かなり無理をして決めたアパート、
さらに住宅手当予算を超え持ち出しの賃貸料、で前に漕ぎ出した。

特に大家に関しては面談した際の印象や契約書ドラフト作成上での印象から非常
に懸念があった。第一印象は確かに重要だということを後に証明されてしまう。
このような状況なので契約更新は最初から頭になかった。場所もアパートも問題
ないが大家が問題なのは尾を引く、賃料もだが。

私は、基本、アパートは借りず、サービスアパートメントか安ホテルに長期逗留
するのが常である、しかし、このアンマンでは物価が高くかなわず、アパートを
借りる以外に選択肢がなかったのである。その旧アパートから、場所的には近い、
それも住宅手当を若干超える程度の新アパートに引っ越しすることができた。旧
アパートの引き渡しの際には最後の最後まで大家が大家の態度を示さなかったこ
とは残念であったが、これがアンマンの現実、大金亡者であることを再度見せつ
けられた。

新アパートは、旧アパートと基本的にフロア構成は同じ、2LDKである、床面積は
106平米とのこと。それぞれのベッドルームにバス(シャワーのみ)ルームが付
き、ゲスト用トイレも付いている。一人なので一部屋しか基本的に使わない。ま
た、ここは収納が豊富にありどこへ何を入れたかを忘れてしまいそう。

暖房は温水の輻射熱式はこの程度の広さでは見かけない、つまりエアコンでの暖
房となる。よって冬期だけ電気代が通常月の5倍程度になる。輻射熱式の暖房は
灯油を焚くことから、電気料金の数倍の燃料費を要するとのこと、3LDK以上の
アパートには完備している。天然ガスが引かれればもっと安くなるはずだが、ト
ルコや旧ソ連圏では非常に快適だったのに尾を引く。

この都市では使い勝手の良い完成度の高いアパートは昨年かなりの数の物件を見
ているが、帯に短し襷に長し的が多かった、賃料が高いとそれなりだが、それに
対応する手当ではないのも現実、しかも単身なので通常の80%の支給となる。

ヨルダンの不動産仲介手数料は、大家から年間家賃の5%、店子からも同じく年
間家賃の5%を徴収する。家賃は6か月前払い、通常は1年要求されるが。交渉次
第で3カ月。

アンマンでの今回の件は、要するに懸念があることを無理して進めてはいけない
という教訓。
https://eastriver229.blogspot.com/2018/11/blog-post_21.html

■アラビアのロレンス女性版

ガートルード・ベル、最近、イラクがらみで知った英国人女性、お恥ずかしい話
ですが。

それをご近所の友人に話したら彼女をモデルにしたら映画を数年前に観たとのこ
と、この映画でした。

邦題は、原題どおりの「砂漠の女王」でなく「アラビアの女王」、ガートルー
ド・ベルを演じるのはニコール・キッドマンでした。
http://gaga.ne.jp/arabia/about.php

■神宮外苑のイチョウ並木

11月末から12月初旬が旬、ここ数年、もっとかも、毎年見逃している神宮外苑の
銀杏並木の黄葉、80-90年代は今ほど混雑していなかった記憶。

http://tinyurl.com/y9daopwa

■ウクライナ大飢饉追悼

あまり知られていないがソ連時代の1933年、ウクライナで300万人が犠牲になっ
た大飢饉の追悼

85 Years Later, Ukraine Marks Famine That Killed Millions
http://tinyurl.com/ya5uc7rx

■ケルチ海峡付近のアゾフ海でロシアがウクライナ船を拿捕

ロシア軍はアゾフ海でウクライナ軍の船舶が領海侵犯したので3隻を拿捕。

Tension escalates after Russia seizes Ukraine naval ships
http://tinyurl.com/y7enou9g

All three Ukrainian Navy vessels that violated Russia’s border detained
 in Black Sea
http://tinyurl.com/ydddzt6v

■アフリカの中国

ジブチも然り、中国がジブチからアジスアベバまでの鉄道建設(今世紀初頭にフ
ランスが建設した鉄道に並行して標準軌)に融資し、ジブチでは港湾建設に融資
など、なんでもインフラは中国がらみである。高速道路も中国、水力発電所も中
国融資が多い。空港ターミナルもだ。中国が融資すれば当然ながらコントラク
ターは中国企業がやってくる。その結果、中国人が増えることになる。

それゆえかアジスアベバには中華料理屋が多く、食材も容易に手に入り我々は恩
恵を受けたわけだが、果たしてエチオピア人はどうとらえているのか。

中国がアフリカに触手を伸ばし始めたのは60年代からだろう、ザンビアの政治と
内陸国という地理的な状況から、ザンビアの主要産品である銅をジンバブエを経
由して南アへは出せないことから、中国はタンザニアからザンビアを結ぶタンザ
ン鉄道建設を持ちかけた。

当時はエチオピアもザンビアもソ連が食い込んでいたが、冷戦構造崩壊とともに
中国が台頭して現在に至っている。

エチオピアは資源はほとんどない、オガデン盆地に石油・天然ガスが埋蔵されて
いるといわれているが、それほど当たっていない。商業生産ベースには乗ってい
ないのではないだろうか。イランの石油地帯と同じ地質構造とのこと、期待値だ
けが高まったようだ。

そのエチオピアになぜ中国が目を付けたのかといえば、エチオピアはアフリカの
政治の中心、アフリカ連合本部と国連アフリカ経済委員会本部が所在する。アフ
リカ連合本部ビルは中国が無償で建設した。

このような現状から、中国が最も食い込んでいるのは確かだ。

Ethiopia Already Is the ‘China of Africa’
http://tinyurl.com/y72yjxak

★本文ここまで★

前号 世界街角通信MM No.294の目次
▼目次
■ガザの唯一のグランドピアノで日本人ピアニストによるコンサート
■ヨルダン国王、来日
■米国、国連安保理のイエメン停戦決議に反対
■勝谷誠彦、逝く
■■後記

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■■後記

Bohemian Rapspdy, Queenの伝記映画、気になっていたがアンマンで上映されて
いる情報をキャッチ、先週、観に行った。

もう師走ですね~!

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メールマガジン「世界街角通信MM」第295号 2018年12月1日
発行責任者:飯尾彰敏
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