フライフィッシング進化論 (世界最先端情報)

毛鉤を巻くということ


カテゴリー: 2018年09月17日
『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
              By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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【毛鉤を巻くということ】




大井しょうぶです。




タイイングは、自分が出る。

自分の在り方が出てしまう。



どういうカラーを使うか。

どういうフックを使うか。

スレッドの色と太さは。

どの程度のテンションでスレッドを巻いていくか。




同じフライを巻いても、

人により、僅かな違いが積み重なり、

違うフライになる。


似ているようでも、それは違う。


テールの長さ。

付ける位置。


これだけで、

千差万別。


ボディーを何回巻き付けるか。

リブの色は?

カラーは?


ウィングは何を使う?

ボリュームは。

角度は?


スレッドは何回巻く?




水生昆虫に良く似せた繊細な毛鉤を巻く人もいれば、

印象だけでザクッとワイルドに巻く人もいる。


料理のレシピが無限にあるように、

毛鉤のレシピも無限である。


塩の一つまみで、味はガラッと変わる。

スレッドを一巻き多くするだけで、印象はガラッと変わる。


似て非なりである。



たった一つのフライでどうにでも釣れまくれる場面もあるが、

一ミリ、ボディーの長さが違うだけで明暗が分かれる時もある。



絵画に惹かれ、

その道を極めようとする人達は多いが、毛鉤巻きを極めようとする人は極少数派である。


印象派

シュールレアリズム

写実主義

フォーヴィズム(野獣派)・・・野獣派ってすごい派だな・・(笑)

抽象派

キュビズム(立体派)



こういった毛鉤巻きの表現があってもいいだろう、と思います。








■「記憶の中のフライ 」


私がやっとキャスティングがまともに投げられるようになった頃、

後輩と管理釣り場に釣りに出かけることになりました。


フライの玉数が少なかったので、

間に合わせで量販店に完成フライを買いに行ったのです。


色々なフライがありましたが、

その中でひと際、輝き、私に訴えかけてくるフライがありました。



今思えば、

ソフトハックルのメイフライイマージャーのようなフライだったのですが、

そのカラーリングやフックを含めたフォルム、

絶妙なマテリアルの配置に素晴らしく惹きつけられたのです。



2個しかなかったそのフライを買い、釣りをしました。


その時は「このフライは必ず釣れる」という確信があり、

案の定、他の釣り人よりそのフライでバシバシ釣る事ができました。


魚の反応は素晴らしく良かったですね。




よく釣れるので、フライを交換することが出来ません。

写真に撮るとか、メモを取るなんて気の利いたことなど、

当時は思いも付きませんでした。



そうこうしている内に、大物が掛かりラインブレイク。

一個目のフライはその魚と共に水中深くへ消えていきました。


もう一つのフライも私の手元から無くなるまで、さほど日数は掛かりませんでした。



後日、

色んなフライショップやネットで同じようなフライがないものか探しましたが、

未だにありません。


似たようなフライはありました。





しかし、何かが違うのです。






いまでも、時々そのフライのことを思い出します。


もしかしたら、

記憶の中で益々素晴らしいフライに成長しているのかも知れませんが、


あのフライが放っていたオーラは、私の中で消えません。



もし、あの時写真に撮っていたら・・。

もし、マテリアルやフォルム、

フライの構造を詳細に記録しておけば、



そのフライは、

私のマル秘フライとして、今でも大活躍していたはずです。







【フライフィッシング イデア】

「芸術であり、スポーツであり、哲学であり、ハンティングであり、祈りである」



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