★★★★★★★★★★★★★★ 御薗治療院のメルマガ ★★★★★★★★★★★★★★ 単純な動きしかしない膝の動きって面白いですよ。 ブログを更新しました。 http://ameblo.jp/o-misono/entry-12160136422.html 膝の動きは足首を内反させることで力を逃がしているというのを書きました。 膝は僅かに外旋しますが内旋はできません。 ここが大事です。 外側に捻れるしか力を逃がす方向がありません。 もし内側に力を逃がしてしまうとギクシャクして歩けなくなってしまうからでしょう。 あくまでも単軸運動をする膝に回転して力を逃がすためには一方向にしか逃がす構造をしないとならないからです。 このあたりも人間の構造はとても面白い。 そして自由度の高い足首の運動で力を吸収する訳です。 椅子に座ります。 ちょっと浅く腰掛けてください。 膝の真下に踵がくるように座って下さい。 真下じゃないと意味がありません。 外側や内側では膝の機能ではなく足首の柔軟度で運動してしまいます。 踵を中心に(動かさない)して爪先を真正面に位置します。 体幹と垂直にする訳です。 爪先が外側や内側になってはいけません。 足のこの形を変えないで膝の曲げ伸ばしをします。 足の裏が床を擦るような感じでやってみてください。 1センチ床から離れると効果はありません。 床を擦るというのが大事です。 動かす範囲は10センチぐらいにしてください。 大きく動かすと意味がありません。 やってみるとわかりますが如何に足首の位置によって膝が制限されているかがわかると思います。 つまり膝の痛みは足首の問題であることがわかります。 膝が腫れている人で足首が緊張していない人はいません。 こういう臨床的事実と機能的な解剖が一致する訳です。 こういう説明の仕方を教育の現場で行えば学生達がもっと考えるようになると思います。 医療が根底から変わるんですがね。 またこの運動はリズミカルにできなくなったりします。 進んで止まってまた進んでみたいな動きでスムーズではなかったりします。 それは膝と足首の動きの連動性が弱まって脳からの信号が途絶え途絶えになっている。 という状態をあらわしています。 ホントに面白いですよね。 御薗治療院HP http://www.o-misono.com/ ブログ http://ameblo.jp/o-misono/