御薗治療院メールマガジン

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カテゴリー: 2015年06月24日
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転倒して上腕骨を骨折して3ヶ月の方です。

正しくリハビリしないと効果がでない典型的な例です。

リハビリというと動かせば良いという考えなのか何かわかりませんが、やたら動かすように

指導してしまいます。

確実に効果をあげる方法でないと3ヶ月たってもこんなふうに後遺症が残ってしまいます。

まず治療前の写真を見てください。

http://stat.ameba.jp/user_images/20150623/14/o-misono/4f/55/j/o0640048013345595221.jpg

前方挙上した写真です。手の平の位置に注目してもらうとわかりますが、手の平は上を向いて

いるのがわかります。

挙げやすいと感じるので、自然にこの形になってしまいます。

http://stat.ameba.jp/user_images/20150623/14/o-misono/45/08/j/o0640048013345595217.jpg

前方挙上の治療後の写真です。

角度もかなりでているのがわかります。手の平も下を向きはじめていますね。

動きが良くなるとこの方が楽だと感じます。

無意識に行っているのですが、自然にそうなってしまうのです。

ちょっとした動きを見逃さないのが治療家の仕事です。

http://stat.ameba.jp/user_images/20150623/14/o-misono/7a/30/j/o0640048013345595220.jpg

外転時の写真です。身体の傾きに注目してください。身体が左へ傾いているのがよくわかります。

無理やりあげようとしているので自然に身体が傾いてしまうのです。これもご本人は無意識です。

http://stat.ameba.jp/user_images/20150623/14/o-misono/9a/7c/j/o0640048013345595540.jpg

身体の傾きは真っ直ぐに近くなっていますね。

http://stat.ameba.jp/user_images/20150623/14/o-misono/4d/a0/j/o0640048013345595218.jpg

治療前です。

http://stat.ameba.jp/user_images/20150623/14/o-misono/8f/b6/j/o0640048013345595219.jpg

治療後です。

これも身体の位置が真っ直ぐに近くなっています。

後方挙上は、変化が少ないように見えますが、顏の表情は、かなり楽そうです。

帰りには肩がすごく軽くなったと喜んでおられました。


何をしたかって?


肩に負担をかけない軽い運動法を数回やって貰っただけです。

殆ど力も使っていないので何度でも行える方法です。

もちろん、手足に軽く刺激はしましたが、いつものとおりほんの少しです。

一般的なリハビリは、関節が動かないんだから、筋肉や腱が悪いんだからと

関節周囲の筋肉や腱を動かそうとか考えたりします。

揉んだり叩いたり、動かしたりがスタンダードな治療法だと思います。

しかし、殆どの場合、悪いのは関節ではなく、関節を動かしている神経系統なのです。

つまりあなたの脳が命令している指令そのものがおかしいと言える訳です。


その命令を変えなければ効果はでません。


だから無意識のうちに身体が勝手に傾いてしまったりする訳です。

無理やり頑張っているからですね。

頑張らない動きを作ってあげれば、それだけで良いのです。

関節の動きであっても意識や感情が関係しています。

これホントです。

そのことを忘れてしまった治療は、単なる作業でしかありません。


実は、リハビリの後遺症は、この頑張って、無理をしながら動かそうとする


これが一番問題なのです。


私がいった運動法を数回やってもらうと、右側だけ発汗してきました。

動かさなかった動きを意識的に動かそうとして貰ったから神経から筋肉まで全てが動きはじめたのです。

その結果、発汗したのです。


治療家の中では、この肩関節の動きの写真を見て、まだ完全に上がってないじゃないか

と思う人がいるかもわかりません。


う~ん。


大事なことは上がることじゃないんです。

痛みをとることじゃないんです。

本人にケアするということを自覚して貰うことが大事なんです。

しかも効果的な方法なら殆ど力もいらないので、しんどくないから日々実行できます。


自分で実行できる方法を教えることが大事なんです。


痛みを取ることや可動域をあげることだけに必死になる治療家っているんですが、

そんなことしても必ずまた戻って帰ってきます。

そして必ずいいます。

「先生に診て貰った時は良かったけど・・・」

また一緒の痛みになったからと他のところに行く人もいます。

全然わかって貰えてないんです。

治ったと思っているのは単なる自己満足です。


大事なことは理解して貰うことなんです。


そのことをわかって欲しくて治療をやっているようなものですから・・・。


この患者さんに帰りがけ 「ブログにのせたいので良いですか?」と尋ねると快く 

「いいですよ」

とおっしゃっていました。

「力強くしないと治療にならないと思っている方に少しでもわかって貰いたいのでお願いします」

というと

その方も 「私もわかって貰いたい」

と言って承諾して頂きました。

私達治療家は手助けすることしかできません。


治そうなんてとんでもない。

治すのは本人なんです。


折角痛みがでたのに、何故痛みが起こっているのかを理解しないまま、痛みがなくなったら

その人の為にはなりません。


私達はその補助をしながら、その痛みと向き合って貰えるようにすることが仕事です。


これはどんな病気でも同じです。


キチンと理解して貰うことで症状がでることは、何も悪いことではないとわかって貰えます。

その人のレベルに合わせて無理なく治って貰えれば良いのです。

無理やり治すのはお節介です。

そんなことも治療家にわかってもらいたいと思ってこの写真をのせました。

あんまりこういう写真をのせるのは好きじゃないんですが、一人でも多くの治療家の

方にもわかって貰えたら嬉しいな~。

と思っているので、前回に続けてこういう写真をのせました。



御薗治療院HP http://www.o-misono.com/

ブログ      http://ameblo.jp/o-misono/

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発行周期: 不定期 最新号:  2019/02/23 部数:  303部

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