座る立つ歩く 勉強会無事終わりました。 前回の「座る」に続いて「立つ」をテーマに話をしていきました。 座ることも立つことも全ては運動です。 運動でない状態は意思がなくなった状態 寝ているか死んでいる状態です。 寝ていても呼吸は無意識で行いますので、実際には死なないと運動を止めたことにはなりません。 つまり生きている人は全て運動しているんです。 運動していない人はいない!!! だから運動不足にはならないんです。 生きていることと運動は同じ意味だとも言えます。 だってね。 動物 なんですよ。 私達はね。 有酸素運動しか運動と認めていない頭の硬い人には、今日の会場で起こったことを説明することは不可能でしょうね。 (゙^-^) なんといってもちょっと意識して立っているだけで1分ぐらいで全身発汗してくるんですからね。 一人や二人じゃなく何人もいた訳ですからね。 私が指導した人、ほぼ全てでしたね。 それ以外の人でもうまく意識して立てた人は例外なく発汗していました。 私達の思考は常にバイアスがかかっています。 色眼鏡のことです。フィルターです。 運動は歩行も含めて見た目に移動しないと運動ではない。 この見た目に というのが曲者です。 身体を激しく目に見えて動かしていないから運動不足になる。 なんて思っている方、残念ですが 頭固過ぎ 全て間違いです。 これは思いっきりバイアスのかかった思考です。 そんなバイアスがかかっているからより強い運動を求めて身体を壊してしまうんです。 無駄な筋力トレーニングなんかをしてしまうんです。 ビジュアルに拘る訳です。 薄っぺらいですよね。 目に見えるものしか信じないという貧相な発想になるわけです。 あなたの目に映っているものなんて嘘ばっかりです。 簡単にあなたの目は錯覚を起こします。 そんな人は静止しているという運動のことを知らない!! いえ、静止自体が運動であることを知らないし、考えたことも経験したこともないから日常生活だけじゃ運動不足になる。 なんて貧相な発想になってしまうんです。 よ~く考えてみてください。 意思をもっていなければ座ることさえできないんですよ。 立つことなんて絶対に不可能です。 それじゃ~なぜ座ることを運動だと感じないんでしょうか? それは自分の身体に意識をもって座ったり立ったりしていないからです。 本日勉強会に参加してくださった方は、自分の身体にちょっとだけ意識して立って頂きました。 きっと運動だと感じて頂けたと思います。 写真 写真 私がいう立ち方に違和感を覚えた方もあったでしょう。普段の立ち方とはちょっと違いますからね。 疲れないで静止しているためには 微動 していないと長時間の静止はできないんです。 大事なことは疲れないで静止するということです。 座り方や立ち方のことを色々云々する人がいますが、その座り方や立ち方が正しいかどうかは2時間見た目を変えないで座っていられるかどうかで簡単にわかります。 様々な理論をひっぱりだしてきても2時間疲れないで座れなかったら、その座り方は正しくない。 いえいえ もっといわせて貰えれば 2時間座っていてもまだまだ座れると思いつつ座っていて休んでいると感じられるかです。 そして座るのを止めた時 つまり見た目に動いた時に身体がもの凄く軽く感じていなければ正しい座り方とはいえません。 この条件を満たした座り方だけが正しい姿勢です。 これが基本であり基準なんです。 その条件を満たすためには、意識を微動させていなければなりません。 なんですか~? それって・・・。 ここは勉強会に来て頂いてからのお楽しみです。 体感して貰わないと言葉だけでは、どれだけ言葉を費やしても絶対にわかりません。 見た目の運動が悪いと言っている訳ではありません。誤解しないでくださいね。 見た目の運動には、それぞれの作用があります。 しかし、静止ができないのに見た目の運動はありえない訳です。 自転車に乗れない子供にバイクレースで優勝することができますか? と聞いているようなものです。 超一流選手だけは、このことを理解しています。 しかしプロでも一流の選手は半分、二流の選手は殆どわかっていない。 三流の選手でも見た目に動くことについてはわかっているみたいです。 でも静止のことは考えたことすらないでしょう。 それぐらい静止するって大事なんです。 だったら素人であっても静止を制覇することができれば、超一流の選手に近づけるということです。 すごくないですか? そんな勉強会です。 ご参加くださった皆さん、本日はありがとうございました。m(_ _)m 御薗治療院HP http://www.o-misono.com/ 日記 http://atdiary.jp/omisono