御薗治療院メールマガジン

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カテゴリー: 2008年08月11日
第二十一号

意識の活性

意識が重要だということは、今までの記事でご理解頂けたのではないかと思い
ますが、意識をどうやって活性化させるのかという問題があります。

まず意識を活性化させるためには、人間がどういう構造をしているのかという
ことを理解しなければなりません。その答の一つとして我々は脊椎を持つこと
によって大きなエネルギーを生みだしたという事実です。
バクテリアから脊椎を持った生き物に変化し、陸上にあがってから立ち上がっ
たのです。立ち上がる時に背骨をどうやって維持すれば効率的かということを
試行錯誤したのだと思われます。その結果、重力軸に沿わせるようにさせれば
負荷が少ないということを突きとめたのでしょう。

人間に最も近い動物である猿やゴリラは半二足歩行ですが、強力なハムストリ
ングによって傾いた脊椎を補強することで立ち上がっています。手の半分は前
脚であり、完全に重力軸に沿った脊椎を持っている訳ではありません。

人間は手を完全にフリーにすることで、様々なものを産みだせる能力がついた
ということなのですが、逆に脊椎が抱える重力の負荷が他の動物より大きくな
ったともいえます。
この負荷を最小限にするということが姿勢を保つということです。正しい姿勢
を保つことができれば、他の動物が持っている動物的な能力と同じエネルギー
を最大限に活性化させながら人間でいることができるということだと思います。

姿勢を保ったまま、脊椎に意識を向けるということで、新しい進化をとげる可
能性があるのではないかと思います。そしてそれが意識を活性化させる一番の
早道であり、神や仏と合一することなのではないでしょうか?
中心軸を微動させる意識を持つことで場に変化を与えることができるようにな
るようです。

それが意識を活性化させる一つの手段であり、気功治療にも応用できます。気
功治療とは、意識を活性化させ、それを第三者に媒介する技術です。その時に
背骨のエネルギーを使うことで、明確な思考がうまれると考えています。

背骨を微動させるためには、脊椎の近くの筋肉をリズミカルに動かすことが必
要です。特に仙骨や腰椎にある筋肉を使うことで、背骨にエネルギーを伝える
ことができるようです。

リズミカルに動かすということは、思っているより簡単なことではありません。
最初は少しずつ動かしていく必要があります。

図のように坐位でお尻を僅かに左右交互にあげる練習をするとその基盤ができ
あがります。坐った時に椅子にくっついている骨で体重が一番かかるには坐骨
と大腿骨です。

この部分を左右交互にリズミカルに動かしながら、他の力をどんどん抜いてい
くことができれば、背骨から伝わるエネルギーを手足で感じることができるよ
うになるでしょう。

この動きは、殆ど使われていない筋肉を活性化させる方法です。背骨に負荷が
かかっているのに背骨近くの筋肉を使っていないということは、バランスをう
まく微調整できていない身体だといっても過言ではありません。
つまり身体が大きく傾いてからしか、バランスが崩れたことに気づかないとい
うことなのだと思います。

手足の力が抜け、脊椎の中心でうまく重力を受けとめ、微妙なアンバランスが
起こった時に即座に対応できるかどうかは、脊椎の近くにある筋肉がきちんと
働いているかどうかで決まるはずです。脊椎のまわりの筋肉が硬くなったり偏
った動きをしていることで、バランスを崩していても、それに気づかなくなり、
その力を手足に分散させ、そこではじめて傾きに気づくということになるのだ
と思います。しかし、脊椎周囲の筋緊張が柔らかくなることで、大きく崩れる
前にそれを察知し、修正できるようになるということなのです。

手足の力を抜いたまま、脊椎周囲の筋肉だけを微妙に動かす練習をすることで、
意識が最大限に活性化し、バランスの崩れをいち早く察知することができる身
体になり、手足への力が伝達しやすくなるということを意味していると思いま
す。

それでは次号をお楽しみに・・・

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発行周期: 不定期 最新号:  2019/02/19 部数:  305部

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