御薗治療院メールマガジン

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カテゴリー: 2008年08月04日
第十九号

鼻の異常から腰へ?

意識の使い方が大事というのは、今まで書いてきたとおりなのですが、今回は
ちょっと臨床的な思いもよらない反応をご紹介しましょう。

今までメルマガを注意深く読んで頂いた方なら症状のあるところが、必ず悪い
ところではないというのは、ご理解して頂いていると思いますが、全く思いも
しないところの異常が痛みの原因になっていることがあります。

例えば、鼻や歯の腫れから腰の痛みを起こしたりしていることです。

基本的に鼻や口腔は粘膜なので、炎症を起こしやすく、常に空気にさらされ、
雑菌の住みかになっていたりしますが、この炎症が、様々な関節炎の元になっ
ていることが多々あるということです。
ただ、単純に鼻や歯ぐきが腫れるだけの場合もありますが、その場合は普通、
歯医者で抗生物質を飲んだりすれば、治まっていくのが普通ですので、単純に
歯が腫れたという状態ではない体力が落ちて、歯が自然に腫れた状態があり、
それが腫れたことを自覚しない無症状である場合、というのが、関節炎を起こ
したりする状態になるようです。
つまり腫れてしまった方が身体にとっては都合が良いということになります。

筋力検査によって、顔面部に異常反応を認めます。
リンクはこちら

http://www.o-misono.com/images/melmag_image/toubu_netu.jpg

この図のように副鼻腔周辺や鼻根部に異常反応がでてきますが、これらの異常
反応は次の図のように

http://www.o-misono.com/images/melmag_image/toubukarataikan_netu.jpg

殆どが鼻から耳へ行き乳様突起周囲へつながっています。それが側頸部を降り
て、鎖骨部から胸部を通って、上腹部へ入っていくような異常反応を認めるこ
とがあります。

実は、これも一種の風邪反応なのです。しかし、風邪様症状は全くといってい
い程ありません。朝咽の痛みや鼻がでると思うぐらいであったり、それすらも
なかったりします。

この場合、風邪とは認めないので病院に行くこともありませんが、反応として
の風邪は存在しているということです。

意識の検査によって、太陽、少陽、陽明、太陰、少陰、厥陰 を意識し、異常
部位を調べ、深さの診断を行うと、陽明病という反応があることが多く、3番
目の深さなので、風邪としてもある程度進行した状態だと認めることができま
す。

このような反応の場合、経筋経といって、経絡でも筋肉と関係する経絡に強く
反応があり、その経路を刺激することによって、鼻から上腹部にかけての異常
反応が抜け落ちるのを確認することができます。

抜け落ちるという表現をしましたが、不思議なことですが、それら全体の反応
が一瞬で抜け落ちるという感じでなくなります。

もちろん、どの経路を刺激したら良いかという診断を間違えると抜け落ちると
いう感じではなく、薄皮だけ剥いだような感じになります。そういう場合は再
度診断しなおしたり、経筋経でない正経や奇経を使い治療することもあります。

東洋医学的な治療で風邪の治療はできないと思っている方もあると思いますが、
風邪の治療ができなければ、東洋医学の治療はできないといっても過言ではあ
りません。それほど、反応上としての炎症反応は重要な治療です。

本格的な症状になる前の段階の風邪であったり、風邪の後遺症として、長年、
部分的に残っている反応であったりすることもあります。これを風邪と認めな
いと本番の治療があやふやになってしまったりします。

風邪は万病の元というのは、これらの炎症反応から発展する病が殆どだからだ
と思います。

それでは次号をお楽しみに・・・。


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発行周期: 不定期 最新号:  2019/02/23 部数:  303部

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