税務署&労働基準監督署も怖くない!週末サプリメント

決算書と資金繰り

 会計事務所から、やっともらってきた決算書。

 決算書は、ただの会社の通信簿ではありません。

(それにより予算、最低限の目標利益の策定、反省材料など
 必ずアドバイスももらってくださいね)
 
 ただの通信簿なら、どこか押入れに隠しておいて終わりということもできます。
しかし決算書はいろいろなところへ提出する最重要書類でもあります。

 借入をしている場合は金融機関、そして税務署へと同じものが行きます。
 彼らもじっくりその金額をもしかしたら経営者以上にシビアに定量的に評価しています

 決算書は税務署でも申告良好法人 要調査法人  上記の中間法人と分別されます


  前期に比較して粗利に大きな変化
 勘定科目に異常な数値、売上げの割には費用が多すぎる
 など不自然な数値が目立つと税務調査の調査対象に振り分けられるケースも無きにしも非ずです。
 
 税務調査で一番いやなのは俗に言う認定賞与というものです。
 役員などの個人的費用が会社につけ込まれるケースと認定され、役員賞与は損金不参入で税金対象しかも源泉所得税追徴のおまけつきです。
 しかも売り上げのずれなどと違い一生取り戻しがききません。

 税務署の延滞税、過少申告加算税はトータルするとサラ金以上の高率でペナルティの税金もかかります。
 期中からきちんとした会計処理のアドバイスをこまめに税理士としてください。

  認定賞与はこちらにとっては泣きっ面に蜂なのですが、税務署的には一粒で二度おい しいという胸躍る調査項目なのです。

 それゆえ、税務署もマークしたがる部分でもあり、会社は個人と事業の区別と期中からきちんとしておくことが肝心です。

 ここも税理士の交渉どころでもあります。 
 なんでも認定賞与にしないで役員への貸付金とするケースのほうがましな場合もありま すから

 さらに怖いのがこのお金はどこから出てきたの?という相手先の名前を明かさないもの

 使途秘匿金といって金銭の支出(贈与、供与その他これらに類する目的のためにする金銭以外の資産の引渡しを含む)のうち、相当な理由なく、相手方の氏名、
名称等を帳簿書類に記載していないものをいいます。


 使途秘匿金は全額損金不算入となるだけでなく、通常の法人税に加え、
支出額の40%の追加課税が行われます。〔地方税とあわせれば秘匿金と同じ金額を税務署に払う羽目になります。〔赤字でも)


金融機関でも、金融検査マニュアルで

1正常先

2要注意先のうち要管理先以外

3要注意先のうち要管理先

4破たん懸念先

5実質破たん先6 破たん先

とランクされていて3以下になると融資を断られる可能性が高いです。

中小企業の貸し出しについて、白書によると重視されるポイントは

企業財務では      債務償還能力 収益性
保全では        信用保証協会等の保証
企業自身の属性では   技術力 主要事業の市場動向
代表者の属性では    経営意欲  後継者の有無があげられます。

発生主義で作られた決算書で税金を払うと、
うちはこんなにお金はないよと言う実感をお持ちの経営者も多いと思います。

お金と利益は一致しません。 
長くなるのでなぜに一致しないかというのは次回以降にします。 
 資金繰りは社長の仕事といわれますが、実際にお金が流出するのは現場です。

  現場から無駄なキャッシュフローがないように
  組織全体でキャッシュフロー改善に努めるシステム作り
 (全員参加による経営改善計画など)も大切です。

 経営者は、日々の資金繰りや経常的な経営判断に忙殺されず
 事業の重要な非定型な意思決定をするのが本来の望ましい姿だと思います。


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