国際インテリジェンス機密ファイル

◆マーティン・ファクラー『本当のことを伝えない日本の新聞』を読み解く



◆マーティン・ファクラー『本当のことを伝えない日本の新聞』を読み解く


※要旨


・メールがなかった時代、しめきりが迫った記事を書いたり、
国をまたがって取材をする際には、口述による「電話送稿」はとても有効な手段だった。


・アメリカ人にとって、ジャーナリズムは「番犬、権力の監視者」であるべきという強い共通認識がある。
権力をじっと監視し、ひとたび不正を見つければ、ペンを武器に噛み付く。


・なぜ日本のビジネスマンが、日本経済新聞をクオリティペーパーとして信頼するのか私には理解しがたい。
同じ経済紙でも、英国のフィナンシャルタイムズやアメリカのウォールストリートジャーナルは報道姿勢がまったく異なる。
これらのクオリティペーパーの記者は、企業のプレスリリースにさほど興味を持たない。
1日や2日、他社よりも早くプレスリリースをもらえたからといって、たいした価値などないからだ。


・取材相手と仲良くなることと、信頼を得ることはまったく違う。
記者だって人間だ。
相手のインナーサークルに入ってしまえば、精神的にずっと楽になる。
その魔力に抗うことが、読者の信頼を獲得し、ひいては社会を良くする記事を生み出すことにつながると私は信じている。


・私は取材対象者とオフレコの約束をしたならば、それを守るべきだと思っている。
役人や政治家、企業役員と記者がオフレコ懇談会をもつことには、大きな意味がある。
取材対象者の腹の中を探るためにも、オフレコ懇談会は重要だ。
その場で重大な情報が明らかにされたときには、
オフレコ懇談会ではなく別の取材ルートから糸口を探ればいい。
老練な官僚や政治家たちは、オフレコでの発言が形を変えて報道されることを前提に話をするものだ。


・読者が本当に知りたいのは「記者の肉声」。


・特集記事は、基本的に記者の主観に基づいて構成されていく。
というよりも、特集記事の付加価値とは、「記者の肉声」そのものだ。


・私が特集記事を書いたときに、編集部から記事の内容について訂正や削除を要請されることはほとんどない。
書きたいことを自由に書けるニューヨークタイムズの特集記事を手掛けることは、私にとってなにより喜びだ。
一面に載るような特集記事は、一般読者以上にほかの新聞のプロたちが注目している。
こういう記事は、いわば記者としての履歴書だ。


・間違いを認める訂正報道こそが新聞の命綱。
誤報が出ないように記者も新聞社も最善を尽くすが、もし間違いが出てしまったら必ず訂正報道をすることが重要なのだ。
この点に関しては、アメリカの新聞は徹底してる。


・アメリカでは、多くの職業において転職を繰り返しながらキャリアアップすることが一般的だ。
記者になりたい者は地方の小さな新聞社や、通信社からキャリアをスタートさせ、
実力をつけながらキャリアアップのために転職を重ね、いずれは影響力のある新聞社で記事を書くことを目指す。


※コメント
ジャーナリストのレベルは、その国のレベルにもつながる。
その国の知性をアップするには、ジャーナリズムの向上が欠かせない。
ぜひ、国民もいっぱい勉強して、情報力をアップしたい。


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◆中国といかに外交関係を持つべきか
◆中国への対抗戦略
◆中国サイバー諜報に関する動向
◆中国人民解放軍の内幕
◆尖閣を獲りに来る中国海軍の実力
◆中国スパイ秘録、米中情報戦の真実
◆欧州エネルギー企業と中国の密接な関係
◆中国の指導部と情報機関の関係
◆駐日・中国大使館の特徴と活動について

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発行周期: 不定期 最新号:  2019/01/23 部数:  7,117部

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