国際インテリジェンス機密ファイル

◆マーティン・ファクラー『本当のことを伝えない日本の新聞』を読み解く


カテゴリー: 2012年11月16日


◆マーティン・ファクラー『本当のことを伝えない日本の新聞』を読み解く


※要旨


・メールがなかった時代、しめきりが迫った記事を書いたり、
国をまたがって取材をする際には、口述による「電話送稿」はとても有効な手段だった。


・アメリカ人にとって、ジャーナリズムは「番犬、権力の監視者」であるべきという強い共通認識がある。
権力をじっと監視し、ひとたび不正を見つければ、ペンを武器に噛み付く。


・なぜ日本のビジネスマンが、日本経済新聞をクオリティペーパーとして信頼するのか私には理解しがたい。
同じ経済紙でも、英国のフィナンシャルタイムズやアメリカのウォールストリートジャーナルは報道姿勢がまったく異なる。
これらのクオリティペーパーの記者は、企業のプレスリリースにさほど興味を持たない。
1日や2日、他社よりも早くプレスリリースをもらえたからといって、たいした価値などないからだ。


・取材相手と仲良くなることと、信頼を得ることはまったく違う。
記者だって人間だ。
相手のインナーサークルに入ってしまえば、精神的にずっと楽になる。
その魔力に抗うことが、読者の信頼を獲得し、ひいては社会を良くする記事を生み出すことにつながると私は信じている。


・私は取材対象者とオフレコの約束をしたならば、それを守るべきだと思っている。
役人や政治家、企業役員と記者がオフレコ懇談会をもつことには、大きな意味がある。
取材対象者の腹の中を探るためにも、オフレコ懇談会は重要だ。
その場で重大な情報が明らかにされたときには、
オフレコ懇談会ではなく別の取材ルートから糸口を探ればいい。
老練な官僚や政治家たちは、オフレコでの発言が形を変えて報道されることを前提に話をするものだ。


・読者が本当に知りたいのは「記者の肉声」。


・特集記事は、基本的に記者の主観に基づいて構成されていく。
というよりも、特集記事の付加価値とは、「記者の肉声」そのものだ。


・私が特集記事を書いたときに、編集部から記事の内容について訂正や削除を要請されることはほとんどない。
書きたいことを自由に書けるニューヨークタイムズの特集記事を手掛けることは、私にとってなにより喜びだ。
一面に載るような特集記事は、一般読者以上にほかの新聞のプロたちが注目している。
こういう記事は、いわば記者としての履歴書だ。


・間違いを認める訂正報道こそが新聞の命綱。
誤報が出ないように記者も新聞社も最善を尽くすが、もし間違いが出てしまったら必ず訂正報道をすることが重要なのだ。
この点に関しては、アメリカの新聞は徹底してる。


・アメリカでは、多くの職業において転職を繰り返しながらキャリアアップすることが一般的だ。
記者になりたい者は地方の小さな新聞社や、通信社からキャリアをスタートさせ、
実力をつけながらキャリアアップのために転職を重ね、いずれは影響力のある新聞社で記事を書くことを目指す。


※コメント
ジャーナリストのレベルは、その国のレベルにもつながる。
その国の知性をアップするには、ジャーナリズムの向上が欠かせない。
ぜひ、国民もいっぱい勉強して、情報力をアップしたい。


★マーティン・ファクラー『本当のことを伝えない日本の新聞』の詳細、amazon購入はこちら↓

http://amzn.to/ZB3GId



◆新作・PDF小冊子『中国分析インテリジェンス・レポート』販売開始です。


ついに、中国の新体制が固まりました。
そこで中国の本質、今後について分析したいと思います。

この巨大な国家とどう対峙すべきか、それを考える上での土台となるレポートです。
ビジネス、防衛、諜報、外交関係者の方々へお薦めです。



※お申し込みはこちらです↓

http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P17921397 



★小冊子『中国分析インテリジェンス・レポート』目次と内容★

◆地方から読み解く中国、習近平体制
◆中国といかに外交関係を持つべきか
◆中国への対抗戦略
◆中国サイバー諜報に関する動向
◆中国人民解放軍の内幕
◆尖閣を獲りに来る中国海軍の実力
◆中国スパイ秘録、米中情報戦の真実
◆欧州エネルギー企業と中国の密接な関係
◆中国の指導部と情報機関の関係
◆駐日・中国大使館の特徴と活動について

以上。


★金額
5,000円(PDF版のみ)

※ページ数
A4サイズ・34ページ



★申し込みはこちらです↓

http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P17921397 
____________________________________
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【現在、販売中の小冊子&レポート】
http://ameblo.jp/spy/theme-10021050417.html


【発行】国際インテリジェンス研究所:
公式ブログはこちら↓
(http://ameblo.jp/spy/)

【発行解除、過去の記事はこちらから】 
http://archive.mag2.com/0000258752/index.html

国際インテリジェンス機密ファイル

RSSを登録する
発行周期 不定期
最新号 2018/08/15
部数 7,032部

このメルマガを購読する

ついでに読みたい

国際インテリジェンス機密ファイル

RSSを登録する
発行周期 不定期
最新号 2018/08/15
部数 7,032部

このメルマガを購読する

今週のおすすめ!メルマガ3選

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

親鸞に学ぶ幸福論
【あなたを幸せにさせない理由はただ一つの心にあった。その心がなくなった瞬間に人生は一変する】と親鸞は解き明かします。 「本当の幸福とは何か」はっきり示す親鸞の教えを、初めての方にもわかるよう、身近な切り口から仏教講師が語ります。登録者にもれなく『あなたを幸せにさせない5つの間違った常識』小冊子プレゼント中。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

今週のおすすめ!メルマガ3選

右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

サラリーマンで年収1000万円を目指せ。
高卒、派遣社員という負け組から、外資系IT企業の部長になった男の、成功法則を全て公開します。誰にでも、どんな状況、状態からでも自分の力で人生を変えるための情報と知性を発信しています。人生を意のままにするには、脳みそとこころの両方が進化しなければなりません。そんな進化とは何か?をお届けする四コママンガ付きメルマガです。2014年から4年連続でまぐまぐ大賞部門賞を受賞しました 学歴やバックグラウンドに拘わらず、人生を思いのままに生きるために必要な考え方が書かれた、「良書リスト」も希望者に差し上げています。
  • メールアドレスを入力

  • 規約に同意して

アーカイブ

他のメルマガを読む

ウィークリーランキング