田中優の“持続する志”

第653号:「 緊急警報 恐れていた時代が来てしまった 」


カテゴリー: 2018年05月17日
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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第653号
2018.5.17発行
http://www.mag2.com/m/0000251633.html

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Contents
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1.『 緊急警報 恐れていた時代が来てしまった 』

2. 田中優スタッフおすすめバックナンバー
  『イスラエルのガザ大虐殺の背景 』

3.オフグリッドトークライブ書き起こし公開中です!
  vol.1 田中優1『電力の未来はオフグリッドしかないかも』

4.6月1日(金)鎚起銅器職人の大橋保隆さんによる
  銅鍋づくり体験in岡山・和気町


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□◆ 田中 優 より ◇■□


『 緊急警報 恐れていた時代が来てしまった 』


▼年間の出生数が100万人を切る


 列車に乗っていて嫌な気持ちになった。泣き叫ぶ子どもと母がいて、その母を
たまたま乗っていた無関係の初老の男が怒鳴った。「泣かせるな、迷惑だ」とい
うことらしい。そこにまた無関係の男が初老の男に怒鳴った。「子どもの前で母
親を怒鳴るな、子どものことは無視していろ」と。ぼくは圧倒的に後者の味方だ。
子どもは泣くものだから怒ったって仕方ないと思う。こんなことがあると、母親
は電車に乗れなくなってしまう。

 この子どもに冷たい初老の男を見ていて、嫌な社会だと思った。その男はいか
にも皆を代表して怒鳴ったつもりの態度でいるようだ。


 そんな社会の中、ついに新たな子どもが生まれなくなってしまった。なんと年
間の出生数が、100万人を切ったのだ。しかも二年連続で。単純な計算で1億人の
人口を養うのだとしたら、一人が100人を養わなければならない。100万人の100倍
でやっと一億人だ。

 しかもADHDだったりLD、自閉症といった『要指導児童』と呼ばれる子どもたち
が激増し、10人に一人以上となった。子どもたちを大切にしない社会の罰のよう
だ。


▼子どもたちを大切しよう 

 すでに遅いけれど、子どもたちを大切にしよう。毒物を食べさせたりするので
はなく、毒物だらけの住宅に住まわせるのでなく。まず大量に摂取してしまう室
内の空気を気にしよう。家に使う木材自体に、ぼくが問題の根源と思っている農
薬「ネオニコチノイド」殺虫剤が使われているのだから。

 そしてゴキブリ対策の薬やペットのノミ取り薬もガーデニングの薬も気にしよ
う。それは子どもの脳に作用するばかりか妊娠の確率すら下げている可能性もあ
る。子どもの脳の中にドーパミンを分泌させて、「勉強どころじゃないんだ、今
これをしないと」と集中力を拡散させる。それは関門を潜り抜けて母体から胎児
に、臍帯血から脳へと入り込んでしまう可能性がある。


▼自発的年金辞退資金 

 ぼくらの作ったNPOバンク(天然住宅バンクなど)に緊急の資金プールを作りた
い。題して「自発的年金辞退資金」のプールだ。かつかつな人は無理しなくてい
いが、とにかく私たちの世代だけが甘い思いをしてツケを次の世代に残すのは嫌
だ。だからもちろん全額でなくていいから、少しでも年金を辞退して、次の世代
に渡したいのだ。

 友人が「信頼資本財団(カネが信頼になる時代を超えて、信頼こそが資本にな
る時代へ)」という公益財団を立ち上げてくれている。私もその評議員の一人と
なっているが、そこであれば寄付控除が受けられる。税負担の一部が免除される
のだ。そうして次の世代の負担を少しでも減らしたいと思うのだ。


⇒図はこちらより
http://tennen.org/yu_column/syussyouritsu.html


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田中優より・・

今回の皮むき間伐ツアー、ぼくが行けるのは土日のみになりますが、
土曜夜の講話では、これら子どもの学習障害などに対する解決策の話を
したいと思っています。

体調が万全でなくて間伐に役立つほど体力があるかどうか不安ではありますが。

興味ある方はぜひご参加ください。

↓

◆ 5/26(土)-28(月) 皮むき間伐ツアー2018 in くりこま ◆

今年もエコラの森で、皮むき間伐&植林体験ツアーを開催します!!
ご興味のある方はぜひご参加ください。

http://tennen.org/event/kawamuki2018.html



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田中優が共同代表を務めます非営利の住宅会社「天然住宅」のHPでは、
田中優のコラム「住まいと森のコラム」を配信中です。

「森を守って健康で長持ちする」住宅や森の再生へのヒントなどが
たくさん入っています。


☆--★ コラムは 第104回 まで更新中!☆---★  

田中優の「住まいと森のコラム」 

■目次一覧 http://tennen.org/yu_column 


★☆★ 天然住宅 ホームページはこちら★☆★
http://tennen.org/ 

・施工例 http://tennen.org/gallery
・お客様の声 http://tennen.org/voice
・こだわり ~高断熱適気密・お家で森林浴・工法~ http://tennen.org/kodawari
・プラン集 http://tennen.org/plan
・見学会のお知らせ http://tennen.org/event
・住宅コーディネートって何? http://tennen.org/coordinate
・資料請求 http://tennen.org/request


他にもたくさんのこだわりがあります。
ぜひHPでチェックしてみて下さい。


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◆田中優スタッフおすすめバックナンバー
 『イスラエルのガザ大虐殺の背景 』◆

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2009年1月発行 無料メルマガより
 
『イスラエルのガザ大虐殺の背景 』


▼紛争の五つの原因

  
 ぼくはこれまでの著書の中で、ほとんどの紛争地は、その背景に「石油、天然
ガス、それらのパイプライン、鉱物資源、水」があると説明してきた。「宗教紛
争、民族紛争」というのは後からつけた理由にすぎないと。
 

「ではパレスチナ問題はどうなのだ?」という疑問が出てくる。これまでも水紛
争と呼べる部分もあった。しかしそれ以上に大きなものが、「領土」という資源
なのではないかと考えてきた。しかしそれでも疑問は消えない。というのは、そ
もそもパレスチナ人とイスラエルの民は共存してきたし、それが唯一の解決策に
なるはずだ。それをなぜわざわざイスラエルという国家まで作って独占する必要
があるのか、という疑問にうまく答えることができないからだ。

 
 国家というものが、利益の独占をするための枠組みだとすれば分かりやすい。
確かにイスラエルという国家にすることで、アメリカから毎年3000億円もの
「援助」を受けている。ほとんどが軍事援助だ。つまり国家という枠組みのおか
げで利益を独占し、軍需産業を発展させることができたわけだ。国家は利益を奪
い合うための枠組みのようにも見える。
 

▼ガザの天然ガス田
 

 しかしきくちゆみちゃんが見つけてくれたホームページで、もしかしたら最初
に述べた「紛争の五原因」の枠組みそのままである可能性が出てきた。
 

 なんとガザ沖に天然ガス田が発見されていたのだ。1999年11月、パレスチナ自
治政府はイギリスのブリティッシュ・ガス(以下BG社)等と「石油とガスの25
年の探査権利協定」を結んだ。BG社はそれに基づいて探査し、その結果、2000
年に「約40億ドル、1兆4000億立方フィート」という巨大なガス田を発見した。
しかもそれはイスラエルの持つ海洋ガス田と隣接し、実際には見積もりよりもっ
と多い量があるものと思われた。
 

 しかしイスラエル政府は、この金がハマスにコントロールされた政府に流れる
ことだけは我慢ならなかった。ハマスは民主的な選挙で選ばれた正当な政権だし、
ガス田は以前パレスチナ自治政府が契約していたとおり、ガザの領海内にある。
しかしイスラエルは10億ドルの資金がハマス政権に流れることだけは許せなかっ
た。

 そこで隣接するイスラエルのガスパイプラインにつなごうとすらしていた。
イスラエル自治政府との正当な利権を持っているBG社は、2008年1月、いった
んイスラエルとの交渉をあきらめ事務所も閉じた。しかしその後、再度イスラエ
ルとの交渉が復活している。
 

 キーになるのは2008年6月だ。その月はイスラエルがハマスとの停戦交渉を始
めた月であり、今回の大虐殺につながる侵略作戦が作られ始めたのも同じ月だ。
さらにイスラエル政府がBG社とガザの天然ガス交渉を再開し、イスラエルの意
図をBG社に伝えたとされる月だ。これらが同時に進められたのだから、相互に
関連していないと考えるほうがおかしいだろう。
 

 戦いを避けたがるハマスを停戦交渉で動けなくさせておき、その間に2008年末
から開始した今回の大虐殺を計画する。それと平行してBG社との間で戦後の天
然ガス奪取の計画を練る。そして6ヶ月後に侵略し大虐殺に至る。とすると虐殺
後に来るのはイスラエルの弾圧的な駐留と、ガザ沖のガス田の開発をBG社と再
開することではないのか。
 

 今回の攻撃で、何もない漁村が爆撃されている。それがぼくにはとても奇妙に
思えた。しかしガス田を中心に考えると合点がいく。
 


▼ガザは地政学上の重要地点
 

 これを地図で確認してみると、このガザ海域は石油と天然ガスのパイプライン
から見ても重要な位置にある。ロシアはこの間、エネルギー資源を武器に強引な
交渉を進めてきた。昨年8月に軍事介入したグルジアには、「BTC(バクー油
田、グルジアのトビリシ、トルコの地中海出口ジェイハンの頭文字)パイプライ
ン」がある。このパイプラインは第二のペルシャ湾と呼ばれるほど世界的に重要
な、「カスピ海」から石油を運び出している。
 

 グルジア、アゼルバイジャンが旧ソ連領であった時期には、ロシアはカスピ海
のバクー油田からの石油を、二本のパイプラインで運び出していた。

 一本がグルジア、アゼルバイジャンを通って黒海に抜けるルート。もう一本は
チェチェンを通って黒海につながるルートだ。しかしアゼルバイジャン、グルジ
アが旧ソ連から離脱すると、アメリカ寄りの政権になった。


 その後、グルジア、アゼルバイジャンを通るパイプラインは、地中海に抜ける
ルートが開発されて変更された。それがトルコを抜ける「BTCパイプライン」
だ。

 これまでの黒海のルートは、狭くて船舶が混雑して渋滞する「ボスポラス海峡」
を通る必要があった。これがボトルネックとなって効率的にはならなかった。し
かし今度は直接地中海に出られる。このBTCのルートは、運び出すのに圧倒的
に有利なルートなのだ。この開発には日本の伊藤忠も参加している。
 

 そうなると不利なのがロシアだ。チェチェンを軍事的に弾圧して独立を妨げて
までパイプラインを死守してきたものの、ロシア側に残る最後のルートはボルポ
ラス海峡がボトルネックになる「カスピ海-黒海」のルートにすぎない。地中海
に直接出られないため、BTCよりはるかに不利だ。
 

 2008年8月、ロシアがわざわざグルジア紛争に介入したのも、「いつでもBT
Cなど止められるぞ」と圧力をかけるためのものだったと言われている。 

 それが証拠にロシアの意図をめぐっては、日本の石油業界内でも神経質に何度
も論議されている。BTCは虫歯につながる神経のようなものなのだ。そのBT
Cの最終地点、地中海沿岸のジェイハンに、もう一方、エジプト側からつながる
「地中海東部沿岸パイプライン」がある。
 

 そのパイプラインはBTCとエジプトまでつなぐのだが、唯一切れているのが
ガザ地区沿岸なのだ。しかもそこには巨大な天然ガス田がある…。
 

 ロシアは2009年1月1日、ウクライナ経由ドイツ行きの天然ガスのパイプライ
ンを停止させた。ドイツなどヨーロッパ各国は文字通り震え上がった。それがヨ
ーロッパの生命線であるからだ。
 

 一方のBTCパイプラインも、ロシアのグルジア介入以来不安定になり、紛争
後の流量も完全には回復していない。そのとき、逆のエジプト、ガザ側から天然
ガスが供給されるとしたらどうだろう。ヨーロッパにとってもガザのガス田は重
要な位置になる。それを狡猾なイギリスのエネルギー企業が放置しておくだろう
か。


▼戦争を抑止するエネ・カネの仕組みづくりを

 ガザの紛争ですら、天然ガス田とパイプラインと密接な関係がある。エネルギ
ーの重要拠点で利益の源でもある。そのせいでガザの人々が侵略・虐殺を受けて
いるのだとしたら、エネルギー源を変えない限り続いてしまう。やはりぼくらの
エネルギーの問題でもあるのだ。
 

 資金の点でもイスラエルを支えるアメリカの軍事援助だって、日本政府が購入
するアメリカ国債から多くが流れている。化石燃料で今の経済を支え、利潤のた
めなら人を虐殺することも気にも留めずに投資していることに問題があるのだ。
 

 しかも昨年11月、IEA(国際エネルギー機関)は従来開発済みの油田か
らの石油が、2007年にピークがあって、その後減少していることを認めている。
つまり今の世界はすでに、ピークオイル後の世界なのだ。もう今後、石油の産
出量は増加しない。したがって景気が回復しても石油がボトルネックになって
経済にはブレーキがかかる。石油は底が見えたのだから、さらに増やすことは
できない。奪い合うか、石油に頼らない社会にしていくかの二つに一つしか方
法がないのだ。
 

 しかも100年後の未来から見れば、石油だけでなく、天然ガスもウランもすで
に枯渇している。もしぼくらが今後も存在していきたいなら、エネルギー源を
自然エネルギーに変える以外にないのだ。
 

 しかし利権のために未来のない原子力が推進され、化石燃料が使われている。
はるかにエネルギー効率が高くて低公害の電気自動車ですら、アメリカの自動
車業界によってつぶされてきたのだ。
 

 こうした利権のために、自らの未来を滅亡させるのは愚かなことではないの
か。しかもあなたの使っている石油の先には、ガザの大虐殺がつながっている。
銀行預金の通帳の先にはイスラエルの武器がつながっている。


 ここでも再び、エネルギー問題、カネの問題に行き着いてしまった。
ぼくはこの構造を変えていきたいのだ。
 

⇒参照元、地図などはこちらをご覧ください
http://tanakayu.blogspot.jp/2009/01/blog-post_25.html



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◆オフグリッドトークライブ書き起こし公開中です!
 vol.1 田中優1『電力の未来はオフグリッドしかないかも』◆

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株式会社Re様のホームページにて、
田中優×オフグリッドの生みの親でありパーソナルエナジー開発・販売をされている
粟田さんとの対談イベントでの書き起こしを公開中です。

イベントは2016.2.20に開催されました
https://tanakayu.blogspot.jp/2016/02/off-grid-live2016.html


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vol.1 田中優1『電力の未来はオフグリッドしかないかも』
 
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 ぼくは電気の専門ではないですが、電気の話で出回っているニュースが結構ウ
ソだらけな状況だと思います。

 その辺については後で粟田さんの方から紹介して頂くということで、早速ぼく
の方からプレゼンテーションを始めていきたいと思います。


▼”電力の未来はオフグリッドしかないかも”


 最初のスライドは、パリ協定が決まった時のCOP21の写真、その時にみんな大喜
びをして環境NGOは良かったと京都議定書以来のパリ協定が決まって、これで地球
温暖化は止めていけるかなというような話になったんですが、実はこのパリ協定が
何でまとまることができたのかと見ていくと、二重底なんですよ。

 二重底の協定で、各国が法的拘束力を受けるのは「合意」、法的拘束力を受け
ないのは「決定」、というように「合意」と「決定」に分かれていまして、何と
各国がこれだけ二酸化炭素を減らしますよ、というのは法的拘束力がある「合意」
なんですね。

 ところが、それを守るかどうかについては「決定」なので、守らなくても全然
法的にサンクション(社会的制裁)を受けないですね。

 それ以外のところでも各国、途上国のところでも被害が出てくるから、その原
因を作ったのはほとんど先進国だから、被害が出てきたところにちゃんと賠償を
しましょうとか、そこに費用を流しましょうとか言うのはみんな決定事項になっ
ていまして、「合意」ではないんですよ、法的拘束力がないんです。

 だから結構これって、さすがはフランスだなと感じます。ごまかし見事でだか
らこれで「合意」ができたんだなぁという状況になっています。


 そしてアメリカがまた色んなものを文句をつけまして、賠償責任とか、何せ地
球温暖化を起こしたのは先進国の出したCO2なので、先進国が原因者なんですが、
それに対する賠償については一切やらない、ということをアメリカが強引に中に
入れ込んじゃったんですね。

 そういうような形でかなりこれは問題あるパリ協定です。


 そしてそのパリ協定ですね、これがまだ発行していないわけですね。発行する
ための条件というのが55か国及び世界の排出量合計の55%の国が合意した、批准
した時にこれについては発行するんですが、何とそういう風に55%にしてしまう
と、アメリカと中国とロシアこの3か国が拒否権を持つことになってしまうんで
す。

 つまりその3か国の内のどれかが「オレやらないよ」と言ったらこれはつぶれ
ちゃうんですよ、この協定。

 ですので実質的にアメリカ・中国・ロシアが嫌だと言ったら、これはもう協定
は発行しなくなるんです。


 だからNGOが、例えば日本の大きなNGOとかがかなりこのパリ協定が出来て良か
った!これで地球の未来は救われた!みたいなことを言っているんだけど、中身
見ろよ、とぼくは正直言って思いますね。これでは残念ながら地球温暖化を防止
することはできない、という状況の協定になっています。

 そこから考えると、この地球温暖化防止というのがじゃあ今回ので楽観的にな
れるかというと、到底なれないですね。



▼経済のグローバリゼーションの光と影


 さらに問題があります。さらに問題があるのは、この協定って国家同士の協定
なので、国家と国家をまたがるところについては規制を受けないんですよ。例え
ば今、地球上で貿易がすごいですね。貿易で言うと例えばシンガポールから東京
まで荷物を運んだ場合の運賃と、神戸から東京まで荷物を運んだ場合の運賃と、
どっちが安いかご存知ですか?

 実はシンガポールから運んだ方が安いんですよ。何でシンガポールから運んだ
方が安いか?

 これは国境線を超える燃料は税金がかからないんです。だから我々は今リッタ
ー100円とかでガソリンを入れているけど、その内の63円くらいが税金です。その
63円が国内では税金としてとられるから荷物を運ぶと高くなるんですよ。


 ところが国境線を超えて運んでくるときにはその分が全然課税されないので37
%、リッター100円で言うと37円ですね、それで物を運んでくることが出来るん
です。だから今のグローバリゼーションというのはこんなものトリックで、あの
グローバリゼーションが成り立っているのは、国境線を超える燃料が非課税にな
るからです。

 もし国内と同じように課税したら、アメリカ以外の国はガソリンにかなり税金
をかけていまして、日本がガソリン税が高い高いと言うけどヨーロッパの方が高
いですよ。

 アメリカ以外の国では税金が非常に大きく掛かっているので、その結果もし国
内と同じように国境線を超える輸送に税金をかけたならば、その日のうちにグロ
ーバリゼーションって終わります。だって運んだって近い方が安いもの。

 それが近くじゃない遠くから運んだ方が安くなるのは、これは税金が作ったト
リックなんですよ。


 そのおかげでグローバリゼーションが発達してきて、実はここで農業をして何
かを作った、それを東京に運ぶよりも韓国に送って韓国から東京に運んだ方が安
くなるんですよ。なんでかと言うと国境線を超える燃料には税金がかからないか
らです。その結果経済のグローバリゼーションが成り立っているわけですね。

 
 それは皆さんも体験したことがあるはず。例えば今2月だけど、2月にロサン
ゼルスに飛行機で飛んで帰ってくる、いくらかかるか知っていますか?2万円く
らいですね、ロサンゼルスまで。日本国内で一番安いLCCに乗って羽田から2万
円で往復するとなると、北九州くらいなんですね安い飛行機で。

 じゃあ北九州の隣にロサンゼルスがあるの?ということになりますよね。実は
距離と全然関係がなくて、それは国境線を超える燃料が税金がかからない、それ
だけのことで成り立っている仕組みなんです。

 ここの部分が今どんどん増えているんです。そのせいで国内で物を運ぶよりも
国境線を超えた方が得じゃないということになっていっちゃっている。


 これに対処しているのは何とヨーロッパだけでして、ヨーロッパは面白いこと
にそれを「二酸化炭素の取引で穴埋めをしろよ」という条約というか、EUの中の
協定を作っていまして、ヨーロッパではヨーロッパの上空を飛んだ飛行機には全
部課税されるんですね。

 それに怒り狂っていたのが何と日本政府でして、日本政府は何でお前のところ
勝手に税金をとるんだよなんてことを言っていますが、これが本来あるべき姿な
のに、残念ながらこのパリ協定の中には入っていない。


 もう一つ巨大なものが入っていません。戦争軍事のCO2です。戦争軍事のCO2は
どこの国でも全部シークレット扱いなんですよ。おかげで全然わかっていない。

 どれくらいあるの?一応レスターブラウンが調べた結果では、地球全体の二酸
化炭素の10%くらいだと言っているんですね。

 直接の戦争・紛争で3~4%、あとそれを製造するために6%くらい使ってい
るので、合計で10%くらいは戦争・紛争、こういったものから出されている。

 これは自由なんですよ、パリ協定の対象ではない。そうするとどうなりますか?
パリ協定を大喜びしてこれで地球は救われたとやっていると、戦争と貿易のおか
げでみんなで滅びる、という結果を招くんですね。これだからぼくはダメだって
思います。



▼国家に頼むのもうやめたらどう?現実にCO2を出さない暮らししちゃおうよ


 じゃあどうしたら良いのかと考えると、国家に頼むのをもうやめたらどう?っ
て思うんですね。国家とかに頼んで何とか解決してもらえるって思いこむのは、
もうやめたらどう?それよりも現実に二酸化炭素を出さない暮らししちゃおうよ、
それによって現実に我々解決できているんだけど、何であなた解決できないの?
という風に言っていくことの方が大事じゃないかという風に思うんですね。


 そして日本の中の二酸化炭素の排出についてよく言われるのは、皆さんのライ
フスタイルの問題だ、皆さんが努力すれば解決します、というような言い方ばか
りされていますが、国内の中で家庭が出している二酸化炭素は5%だけ。
 
 そして間接的に出しているものがあります。我々が電気を使うんだけども、発
電所で出している分がある。その間接排出量を含めても16%しかないんですよ。

 だから我々がそれこそ爪に火を灯すような暮らしをして、CO2をゼロにしようと
努力したとしても、16%減るだけ。全然解決しないですね。

 じゃあその二酸化炭素は一体どこのどいつが出しているんだということが気に
かかるわけですが、ここのこいつです。



▼日本国内のCO2排出量の50.1%は超大口の企業から


 日本の中の二酸化炭素を出しているのは、超大口の企業132事業所、これだけで
50.1%。日本の中の二酸化炭素の半分を出しているのは、132か所の超大型工場だ
けです。だからもし地球温暖化を止めたかったら、テロリストを雇って132か所を
吹っ飛ばせば半分減るという状況ですね。

 そしてその中の分類でいくと一体どこが一番CO2を出す原因になっているのって
見ると、発電所です。

 ですからね、ここ名古屋では中部電力が問題なんですよ。地球温暖化って聞か
れたら、あぁ中部電力の問題ねって思ってください。それが一番正しい理解であ
って、皆さんのライフスタイルを変えたってこれっぽっちも変わらないですよ。


 何でかというと、例えばよく言われるのが一日一分シャワーの時間を短くしま
しょう、なんてことを言われるわけだけど、水はほとんどCO2に関係しない。そし
てガスも大した量じゃない。そんなことをやっても解決しないんです。

 解決するとしたら、発電所を何とかすること。そして132か所の大口の中に発電
所が入っていますが、こういうようなところを対処することが大事だというよう
な構図になります。


 「でも我々電気を使っているよ」と思うわけですが、その電気の中で家庭や小
さなお店が消費している電気の量というのは、なんと事故前、2010年が多かった
ので2010年でデータをとってみると、22%に過ぎないんです。家庭だけでないで
すよ小さな事業所も含めて。それでも22%ぽっちしかない。

 じゃあどこが電気を使っているの?産業用特別高圧、業務用特別高圧、高圧線
が直接工場に入っているところ、そこが消費をしていて3分の2の電気消費をし
ているわけです。

 だからやるべき事はこの大きな工場がライフスタイルを変えるべきなんです。
なのに家庭のことばかり言われているというのが現状ですね。


http://re-energy.co.jp/news/97/



<<現在vol.3まで公開中☆>>


▼vol.2 田中優2
『電力の小売り自由化と家庭のエネルギー消費』
http://re-energy.co.jp/news/222/


▼vol.3 田中優3
『自然エネルギーにも使い方があるんだ』
http://re-energy.co.jp/news/228/


▼vol.4 粟田隆央1『パーソナルエナジー誕生秘話』は、
5月19日(土)公開予定! 



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◆6月1日(金)鎚起銅器職人の大橋保隆さんによる
 銅鍋づくり体験in岡山・和気町 ◆

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『世界にひとつ、末代物を自分の手で・・
鎚起銅器職人の大橋保隆さんによる銅鍋づくり体験in岡山・和気町』 ご案内


田中優の移住先、岡山・和気町にて、
田中優の10年以上前からの友人である新潟・燕市の伝統工芸、
鎚起銅器(ついきどうき)職人の大橋さんに来て頂き、
銅鍋作りのワークショップを開催します!


イベント後は、田中優も同席し大橋さんを囲んでの夕食会を予定しています。


ご興味のある方は、ぜひこの機会に世界にひとつだけの銅鍋作りをご体験ください。

ワークショップ、夕食会、どちらかのご参加も大歓迎です。


--*--*-*--*--*--*--*--*--*--



〜世界にひとつの自分の銅鍋を作ろう〜

鎚起銅器(ついきどうき)とは、金鎚で打ち起こしながら作った銅器のこと。

その伝統工芸品を作り続けている職人、大橋保隆さんに
和気町では初めての銅鍋づくり体験をして頂く事になりました☆



新潟県燕市の伝統工芸、鎚起銅器。

その技術で1枚の銅板を叩き続けて銅鍋にする時間。

叩いて叩いて形になってゆく器作りです。

その日のうちに完成し
その夜からご自分の銅鍋で料理を楽しんでいただけます。

世界にひとつのご自分の鍋。
自分の中から生まれる器の素晴らしさ
その鍋で作られる料理の美味しさを
是非、体験いただければ幸いです。


***************


【銅鍋の性質・効果】
銅は熱伝導性が高く、まんべんなく熱がゆきわたる性質があります。 

焼きものはムラなくふっくらと、煮物は芯まで柔らかく仕上げることができ
銅イオンの効果で、茹で野菜が色鮮やかに仕上がるという効果も☆

【光熱費削減】
入れた水も驚くほど早く沸騰し、
煮込みなどの長時間の調理にはガス代の節約に♪

抗菌性が高いことから「銅壺の水は腐りにくい」と古くから言われ
衛生面でも改めて脚光を浴びています。


【貧血予防にも】
また、銅は鉄を体内で必要な場所に運ぶ働きをしており
鉄の吸収を助ける物質として、貧血を防ぐ働きがあると言われてます。

鉄だけでなく、銅が不足すると貧血になり
鉄を補充しただけでは貧血が改善しないそう。
貧血を予防するためには、銅と鉄を両方取る事が大事なんです!

昔の家庭の台所には、いつも鉄鍋と銅鍋がセットで置いてあったそうです。

イメージでいうと、鉄はお父さん・銅はお母さんのような感じ*


【万能なんです】
沸かす・茹でる・炒める・揚げる・器として使う、
そしてなんとパン作りまでできる銅鍋

銅は吸収率が低いので、毎日の料理で少しずつ摂取できればいいですよね


【世界にひとつだけ、末代物を自分の手で】

一枚の銅板を金槌で叩き起こして形を創る
「鎚起銅器」を通して

親から子へ
子から孫へ

歴史を繋ぐ器を一生もののお鍋を、自分の手で作ってみませんか??



【日時】2018年6月1日(金) 10:00〜16:00頃

【会場】すみれのお宿 岡山県和気郡和気町岩戸493―1
https://goo.gl/maps/WnWsQQvXr3E2


【料金】
18,000円(この日だけのスペシャルはるママランチ付き♪)
お支払いは当日会場にてお渡しください



【お申込み方法・お問合せ】

●Facebookイベントページより参加ボタンを押してください。
https://www.facebook.com/events/165798074114118/


●または田中優HPのお申込みフォームより送信ください
http://www.tanakayu.com/form/contact.html
【申し込み締め切り】 5月28日(月)



【作る銅鍋について】
銅鍋のサイズは、材料が30cmで
製作すると、2cm程小さくなる程度のものになります。

形は自由で、最終的に両手に取っ手がつきます。


【定員】
最少催行人数5名様、最大で10名様まで 。


【持ち物】
・各自飲み物
・耳栓
・滑り止め軍手
・クッションまたは座布団(木の台に座るのでお尻の下に敷くもので)
・お子様連れの方はお子様のごはんや飲み物


【キャンセルポリシー】
イベントの特性上
●3日前までのキャンセルは70%
●前日・当日キャンセルは100%
の代金を頂きますのでよろしくお願いしますm(_ _)m


=お子様について=

基本的にお子様連れでも可能ですが、
銅板を叩き続ける音が大きく時間も長いので
それでも大丈夫であれば♪


【大橋保隆(やすたか)さんプロフィール】

1975年 新潟県燕市生まれ
1997年 玉川堂入社
2007年 独立 燕市中央通2丁目に工房を営む

鎚起銅器職人の父の背中を見て育ち、小さい頃からの夢は職人。
中学を卒業後、世間を知る為の修行にでた後、鎚起銅器の世界に入る。
手仕事の世界から想像力を育める様な器づくりを目指します。


【職人ギルド、インタビュー】
鎚起銅器職人の大橋 保隆さん
http://shokunin-guild.com/2017/09/tsuikidoki-ohashiyasutaka/


【大橋保隆さんフェイスブック】
https://www.facebook.com/yasutaka.oohashi


【ホームページ】
https://yasutakaoohashi.wixsite.com/tsuikidoukisyokunin


【作品づくりがよくわかる動画です】
https://youtu.be/PZvIdalBgh4



このイベントページを作成するにあたり、

写真は公開グループ【鎚起銅器てづくり銅鍋愛好会】より、
https://www.facebook.com/groups/252134978298904/

文章は「鎚起銅器職人の大橋 保隆さんによる銅鍋づくり体験in岡山」ページより、
管理人様より了解を頂き使わせて頂きました。


なお、同イベントを、

6月3日(月)倉敷の駕龍寺さんにて、
https://www.facebook.com/events/168706177277146/


6月4日岡山市の大自然のめぐみ料理 Mojiroさんにて
https://www.facebook.com/events/473904729679067/

開催します。

お待ちしています!

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■「放射能下の日本で暮らすには? 食の安全対策から、がれき処理問題まで」
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日本株投資家「坂本彰」公式メールマガジン
サラリーマン時代に始めた株式投資から株で勝つための独自ルールを作り上げる。2017年、億り人に。 平成24年より投資助言・代理業を取得。現在、著者自身が実践してきた株で成功するための投資ノウハウや有望株情報を会員向けに提供しているかたわら、ブログやコラム等の執筆活動も行う。 2014年まぐまぐマネー大賞を受賞。読者数3万人。雑誌等のメディア掲載歴多数。 主な著書に『10万円から始める高配当株投資術』(あさ出版)『「小売お宝株」だけで1億円儲ける法』(日本実業出版社)
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右肩下がりの時代だからこそ、人の裏行く考えを【平成進化論】
【読者数12万人超・日刊配信5,000日継続の超・定番&まぐまぐ殿堂入りメルマガ】 ベストセラー「仕事は、かけ算。」をはじめとするビジネス書の著者であり、複数の高収益企業を経営、ベンチャー企業23社への投資家としての顔も持つ鮒谷周史の、気楽に読めて、すぐに役立つビジネスエッセイ。 創刊以来14年間、一日も欠かさず日刊配信。大勢の読者さんから支持されてきた定番メルマガ。 経験に裏打ちされた、ビジネスで即、結果を出すためのコミュニケーション、営業、マーケティング、投資、起業、経営、キャリア論など、盛り沢山のコンテンツ。
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●人生を変える方法【人生をよりよくしたい人必見!誰にでもできる方法を組み合わせました。】
■「人生(自分)の何かを変えたい!」と思ってる方、まずは最初の1分から始めましょう!今日は残っている人生の一番初めの日です。今、「人生を変える方法」を知ることで、一番長くこの方法を使っていくことができます。コーチングで15年間実践を続けてきている方法なので、自信をもってお勧めできます。「人生を良くしたい!」と思うのは人として当然のこと。でも、忙しい生活の中で人生(自分)を変えることって諦めてしまいがちですよね。誰かに変える方法を教えて欲しいけど、その方法を知っている人は少ない。だからこそ・・・。
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