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イラクの石油の利益はどこに行く?

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「イラク平和テレビ局 メールマガジン」vol.593                 2019.2.16
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ビスの一環としてお送りしています。##
※イラク平和テレビ局メールマガジンvol.593をお届けします。
目次------------------------------------------------------------------------
【1】2019年2月16日配信:イラクの石油の利益はどこに行く?

【2】翻訳資料:イラク労働者共産党第34回中央委員会総会 2019年1月27日
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【1】2019年2月16日配信:イラクの石油の利益はどこに行く?

 ★2018年10月に発足したマハディ政権は石油の利益を食料配給カードの充実に使うなどと言っ
ています。
しかし、政治家は口先だけの約束をして実行には移しません。
2018年12月、サナテレビはこの問題についてバグダッド市民にインタビューを行いました。

 ☆この番組のインタビューに最初に登場する政治評論家はまず「食糧配給カードはどこにあるのか?」
と問いかけます。
この映像が撮影された時から1ヶ月ほど前に登場したマハディ政権は食糧配給カードを配給するとして
いるのですが、どうも話が違うようです。
実は、配給カードによって無料で受け取れるのは1種類の食料だけで、残りの7種類の食品には代金を
払わなければならないという代物なのです。

 ◆イラクでは、2003年の米軍による占領以前は、食糧配給カードによって小麦や紅茶などの主要
食料が家族が食べていく最低限度は支給されていました。
配給品にはカミソリなどの日用品も入っていました。さらに石油も無料で配給されていました。
それと比べれば今回の食料配給カードは全く話にならない形だけの制度です。

 ◇「政府のこの決定が発表されて市民は明るい展望を持った」のにすぐに実態が分かり失望します。
人々は市民を馬鹿にしたことをやる政治家に対して怒りの声を上げます。

 ●イラクの国家予算の90%は石油の収益から得られています。そ
の資金を政治家は食料配給カードなどの市民のためには回していません。
まず、イラクの国会議員の給与は1ヶ月で4000万ディナール(約370万円)から7000万ディナール(約645万円)です。
日本の国会議員は130万円程度ですから、大変な高給取りです。
さらに、国会議員は家賃も国家予算から出してもらっています。

 ◎政治家はイラクの豊富な石油から得られる利益のおかげで何不自由ない暮らしをしていながら、
毎日の食べ物にも苦労している市民の生活を支援する制度なんか本気でやる気はないのです。
ある市民が言うように、「政治家たちは市民をあざ笑っている」のです。

 ★石油事業の収益で食糧配給カードの内容を改善すると口先だけで主張する政治家たちは、
低賃金と社会サービスの切り捨てに苦しむ市民の生活の改善を実際にはやっていません。
サナテレビはその実態を明らかにして、市民と共に生活改善の要求の声を上げていこうと呼びかけているのです。

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【2】翻訳資料:団結した闘いによってキルクーク市の成案と安全を確保できる

イラク労働者共産党 クルディスタン労働者共産党  2019年1月18日

 2017年10月16日の攻撃以来、キルクーク市に対する様々なシーア派の私兵勢力や民衆部隊の
軍事作戦や軍事力や私兵勢力の押しつけが行われ、キルクーク市の政治治安状況は、イラク政府と、
イスラム教シーア派政党とクルド民族主義政党との間の新たな紛争の危険な段階に入った。
一方では、イラク政府はその支配権力を押し付けた。
反動的な決定が交付され、クルド人が住み商店の家屋が破壊され、多数の村で農民の土地を占領し、
クルド人の経営者と従業員を追放した。
このような行為はファシスト・バース党政権のアラブ民族化と国外追放の政策の新たな復活では
なくとも、差別と民族主義的扱いとファシストによって増幅されたのだ。
もう一方では、クルド民族主義政党、特にクルド愛国同盟とクルド民主党がキルクーク市の獲得
のためにクルド州の新しい政府の中の地位や攻勢をめぐる闘争に入り、それぞれが自分の政党の
クルド人州知事を就任させて10月26日[マハディ政権成立]の前に状況を回復しようとして、
各自の武装部隊と治安部隊をキルクーク市の中に入れて、無責任にもキルクークの中で民族紛争を
続けている。
クルド民族主義政党によって旗を掲げて、地方政府当局によってイラク国旗を禁止するという戦争
を起こしているのは、キルクーク市の中で憎悪と民族的敵対を深化させる政策の一例に過ぎない。
このすべての事実が、キルクーク市の住人の命と生活と安全と治安が危険と苦痛の惨事に満たされ
ていることを示している。その惨事が、言語や宗教や民族の多様性にかかわりなくキルクーク市の
すべての住民を苦しめている。
 
 キルクーク市の住民はある段階で抑圧の記録と、歴代の政府のイラクに対する攻撃と、無責任な
政策と、自らの利権を確保しキルクーク市の権力と能力を支配しようとするクルド民族主義ブルジョア
政党によってキルクーク市の民衆の運命が操られてきたその犠牲者である
従って、我々は「キルクークの地位の正常化」という名前の下で民衆に行っている虚偽の約束に関心を
そらされてはならない。
これらの政党は、政党自身とその私兵勢力こそが安定と平穏を失い、民族間戦争と市民の財産や家屋や
日常生活への弾圧と侵害の大元であり原因であることは、経験から明らかである。彼らはキルクーク市
の住民を導き共存するものだと呼びかけている。
その反対に、キルクーク市の通常の市民生活の状況を取り戻せるかどうかは、まず最初にイラク政府の
抑圧部隊や各民族主義やイスラム主義政党の私兵勢力の抑圧を排除し終わらせることができるかどうか
にかかっているのである。

 この危険な状況と好ましくない可能性を見て、キルクークの住民は、命を懸けて、この勢力や政党のこ
とを心に記憶しなければならない。
この点では、キルクーク市民はイラク政府や、イスラム教シーア派政党やクルド愛国同盟やクルド民主党
の民族主義政策に立ち向かうだろう。


 イラク労働者共産党とクルド労働者共産党は、キルクーク市に対するいかなる危険も除外し、住民の生活
を正常化しなければならないし、キルクーク市の民衆を統一した闘いに団結させて参加させ、民族主義や
宗教ファシズムの精神から切り離すことはできると宣言する
。民族主義や宗派主義政党の隊列と利害から自らの階級と利害を分離させ、以下の点で一緒に闘いの分野に
入り、自らの運命とキルクーク市の運命を一歩一歩守っていこう。

1-イラク政府の武装部隊と私兵の部隊は即時撤退しなければならない。


 2-臨時知事の「アルカン・アル・ジョブリ」は据え付けられた知事であり正当性がないので、
即時職務から離れなければならない。

3-仕事を止め州知事によって発表されたすべての決定とキルクーク市の自由と生活に敵対するやり方で
押し付けられ、分断と民族紛争問題のもとになった発表されたすべての決定を廃棄しよう。

4-キルクーク市民の生活状況を改善しキルクークの石油の利益の配分を支出することによって社会
サービスを提供しよう。

5-民族や宗教の違いにかかわりなく、すべての政党の政治活動の自由を保障し、居住の自由を確保し、
キルクーク市のすべての住民の財産の侵害を終わらせる。

6-民族や宗教や部族の間の紛争を進めキルクーク市の住民の共生と市民権に相反するいかなる種類の
行為も禁止されているのであり、犯罪を構成するものである。
そのような行為をするものは誰でも、個人であれ政党であれ、法律的な責任を取る義務がある。

 軍国主義と抑圧の雰囲気を除去し、命と生活を今攻撃している危険を除去するために、イラク労働者
共産党とクルディスタン労働者共産党はキルクーク市のすべての市民に、上記の要求のために自ら闘いを
組織し、統一した隊列を出現させるように呼び掛ける。
両党はキルクーク市の行政執行部をキルクーク市民自身によって直接選ばれた代表によって運営される
ように行政執行部に移行させること、そしてキルクーク市の運命はイラクのクルド人問題の解決の一環
として解決するために、安全を回復し社会サービスを確保することは市民の義務である。
精神の連帯と、キルクーク市の住民の共同闘争と、労働者と勤労者の階級闘争と、民族間や宗派間の争い
や憎悪を捨て去り、人間としての基準に立脚することで、社会の安全と社会の市民的な基盤を守ることが
できる。
そしてこのことが動機となっイラク全土の労働者と勤労大衆の連帯と支持をキルクーク市の住民にもたらすだろう。

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