季節を感じる言葉-日本人の情緒と歴史的背景-

檸檬より酢橘が好きと留学生

檸檬はレモンです

酢橘はすだちです。

私の師匠は「カタカナは出来るだけ使うな」と言いますので
わざわざ檸檬と書きました。

俳句は日本の伝統文化だから出来るだけ日本語で表現せよとのことです。

すだちはひらがなでも良かったのですが、檸檬とのバランスを考えて漢字にしました。

こういう字だとは私も知りませんでした。

俳句作りには電子辞書は必須アイテムです。

漢字を調べないといけないですからね。

また、他の人が作った俳句にも知らない文字が多く潜んでいますので、その時も役に立ちます。

文字認識機能を使ってなんと読むのかを探るのです。

ただ、訓読みなら一文字ですから判るのですが、熟語ですと意味が判らないことが多々あります。

そういうときは隣にいる人にこっそり聞いてみるか、その人も「判らない」と云えばその句は取らない。

読めない文字を使った人が悪いのか、私の教養の無さが悪いのか。

さて句に戻りましょう。

留学生ですから日本人ではありません。

それなのに日本特有の酢橘の方が世界的にファンが多い檸檬よりも好きと言ってる。

たぶん場面は肉料理か野菜料理に酢橘を絞っている時なのでしょう。

料理屋なら両方出てくると言う事はないでしょうから、これは家庭料理。

しかも留学生が作ってくれた料理で、テーブルには酢橘が出ている。

「へぇ、檸檬じゃないんだね?」と聞いてみると「私は酢橘が好きなの」と
言葉が返ってきた。

それを面白いと思って俳句にした というところではないでしょうか。

と鑑賞していますが、実際には私が作ったいます。

そのように鑑賞して戴ければ幸いです。



檸檬より酢橘が好きと留学生


季語は「檸檬」 秋季です

p.s.某大学の俳句研究会から「来年のカレンダーに載せるので秋の句を一句お願いします」
と言って来たのでこの句を出すことにしました

ついでに読みたい

季節を感じる言葉-日本人の情緒と歴史的背景-

発行周期:  毎週木曜日 最新号:  2019/03/14 部数:  319部

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