環境ベテランズファーム 会員ニュース

会員ニュース 2018年9月15日号

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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#139-2 2018年9月15日号
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今月の目次
1.8/23EVFセミナー(講師:島田 卓氏)の報告 
2.プロジェクト報告
(1)小エネプロジェクト
(2)ころころプロジェクト
3.伊豆の国市電気自動車フェスのご案内
4.事務局久保田さんの退任とEVF会員の皆様へのお願い


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1.8/23 EVFセミナー(講師:島田 卓氏)の報告
理事 立花 賢一 
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演 題 :「インドはカーストよりコスト」~あなたの既成概念は、インドビジネスの敵~
講 師 : 島田 卓様  株式会社インド・ビジネス・センター 代表取締役社長
日 時 : 2018年8月23日(木) 15:30~17:30 
場 所 : NPO法人新現役ネット会議室

講師略歴 : 島田 卓(しまだ たかし)氏 
・1948年生まれ。明治大学商学部卒業。
・1972年東京銀行入行。本店営業部、ロサンジェルス支店、事務管理部、大阪支店等を経て、1991年インド・ニューデリー支店次長
・1995年アジア・オセアニア部次長。1997年同行退職。同年4月に(株)インド・ビジネス・センターを設立、代表取締役社長に就任。
・東京商工会議所 中小企業国際展開アドバイザー。
・NHK「クローズアップ現代」「Bizスポワイド」等のテレビ出演、各方面での講演、執筆多数。
・主な著書:「インドとビジネスをするための鉄則55」(アルク)、「不思議の国インドがわかる本」(廣済堂出版)、「スズキのインド戦略」(監訳、中経出版)、
「トヨタとインドとモノづくり」(編著、日刊工業新聞社)、「インド2020」(監修、日本経済新聞出版社)、「日本を救うインド人」(講談社)など多数。

講演概要
「インドをモノにしようとするなら、インドに関するカーストを含めた既成概念を一旦捨て、一対一のビジネスマンとして、差し違えるくらいの気概で取り組む必要がある」とのことだが、その訳をインドの向かう方向を追い求めてきたインド駐在時代の経験も含めてお話していただいた。
1.  あなたの視点でインドは変わる。
・インドを理解するためには
多面的に、多視点からバランスの取れた判断をしていく必要がある。
・印ビジネスを飛躍的に拡大するには
単一民族といわれる日本が、一緒くたな人類の坩堝であるインドに日本流経営の良さとメリットを伝え、うまく結びつけ、ハーモニーを醸し出す必要があるのではないか。
2.  モディを理解すれば今のインドが分かる。
独立以来インド社会が頼みにしてきたネルー・ガンディー家支配の腐敗にまみれた体制の呪縛からインドを解き放ち、インド国家自体の政治・経済体制を作り変えたのは、2014年の総選挙で勝利したナレンドラ・モディである。モディは苦学して大学を卒業してはいるが、二等列車の紅茶売りからたたき上げた人である。
3.  インド経済の現状・ 直近のインド実質GDPの推移
2014年の105兆ルピーから2017年は130兆ルピー(2.6兆ドル)と急成長している。
・ 10年後は中米印の主要国GDPの推移
2010年のGDPは10位以下の圏外であったが、2020年には4.5兆ドルの5位で、2030年にはドイツ、日本を抜いて15兆ドルとなる予測がある。
・  人口の増減が物語ること
少子化する日本は2025年の20~24歳の人口が600万人で、一人っ子政策のリスクのある中国は8000万人、バランスの取れた人口構成のインドは一億人になる。
4.  インドビジネスの要諦
・ 『プシュカールの老人』を描かれた西田俊英画伯の言葉から
相手の心底にまで入り込み、相手を理解しようとする気概でビジネスをやれば、案外心が通じ合い、それまで気になっていたことが些細なことにすぎず、ことの本質ではないということに気付くのではないか。これからの日印の各種交流拡大を考えたとき、西田画伯の言う「心で受け止める気概」を忘れてはならない。
・暗黙地・実践値・形式知
日印製造業の顧客創造の施策には、製造業における日印人材の暗黙知の形式知化が必要である。日印双方の暗黙知を統合、形式知化し、相互協力体制を築き、国籍に関係なく現場が、創造、維持、破壊、再生の繰り返しで、最適解を求めて動くようにする。そうすれば日印両国の労働者は、世界最強の製造業を創り出せる。


中国のように中央政府の決定が絶対的な意味を持つ国とは異なり、村落レベルから合意形成を重視する傾向が根付いている親日国インドは、行政による意思決定に時間がかかるが、改革が進めば、これまでにないスピードで発展していく期待感が今回のセミナーを通じて強くなってきた。より詳細な報告はつぎのEVFのHPのセミナー情報をご覧下さい。
http://www.evfjp.org/


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2.プロジェクト報告
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(1)小エネプロジェクト報告/ジョイセフ設立50周年に関して 理事 立花 賢一

今年10月26日にジョイセフ創立50周年記念イベントが開催されます。
ジョイセフは1968年に創立され、今年50周年を迎えました。半世紀にわたり、日本生まれの国際協力NGOとして、世界の妊産婦と女性の命と健康を守る活動を継続しています。
特にEVFがかかわっているザンビアでは人力発電自転車を活用し、携帯電話の充電やLEDランプの電源として収入創出活動を展開しています。

今回は先月掲載のムコーバ事業につづき、ジョイセフの事業について紹介します。
●  創生 1968年
外務省・厚生省認可の財団法人家族計画国際協力財団(後の公益財団法人ジョイセフ)が設立されます。創設者・國井氏の信念である住民主体の家族計画とは「自分の生活を守り、家族の幸せを願うこと、母と子の健康を守りたいという気持ち」からのもので、「人口問題の解決のためでも、国の経済発展の方法でもない」という哲学を持っていました。
●  成長 1970~1980年代
寄生虫予防と家族計画を組み合わせた活動(Integration Project)を世界的に広める。
●  拡大 1994~2000年代
セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の時代
2011年の東日本大震災をきっかけにジョイセフは日本国内においてもSRH/R分野、とりわけ「妊産婦と女性の命と健康を守る」NGOとしての支援活動を展開しました。同年に公益財団法人ジョイセフに移行しました。
●  発展 2016年~未来へ
持続可能な開発目標の達成に向けて途上国だけでなく、すべての女性と少女を守る活動へ
ジョイセフの取り組み活動
世界32カ国での活動実績があり活動の中心は人づくりです。
プロジェクトは一定の期間の中で、必要な技術や支援を提供し、問題解決を図る取り組みです。プロジェクトが始まれば、必ず終わる日が来ます。
プロジェクトが終了した後も、妊産婦や女性の健康を守るサービスや活動が継続するために大切なことは、地域の「人材」であるとジョイセフは考えています。
活動の内容は
人材育成・コミュニティのネットワーク強化・啓発教育・資機材寄与・アドボロジー(政策提言)そしてリサイクルによる支援と多岐にわたります。
リサイクルによる支援としては、日本の市民社会からの支援を直接開発途上国へ、就学のためのランドセル寄贈・リサイクル衣料の寄贈支援・子供たちのための靴寄贈あります。それからEVFがかかわっているザンビア日本NGO連携プロジェクト開始(外務省委託)が2014年に始まり、コミュニティヘルスワーカーのための自転車寄贈があります。
なお、2017年度の事業費は4億3千万円で、スタッフは職員21名、アルバイト3名、役務提供専門家8名(2018年4月1日現在)です。

出典  ジョイセフ資料、 写真:ジョイセフ
注)英文で表記する場合
Japanese Organization for International Cooperation in Family Planning (JOICFP)

(2)ころころプロジェクト報告 理事 奥野 政博

来月初旬の南三陸町泊浜での第1回植樹(2018.10)に向けた植樹方法&下草刈り(作業)の準備・検討と共に今夏の猛暑による育苗中の苗木の枯れ等の状況確認を里親の皆様へ個別に行いました。

1)これまでのプロジェクトの里親状況(9月10日現在の育苗状況)
◇ ころころプロジェクト-2(2016年初めドングリを植込み、10月6日~7日植樹予定)
里 親:6名   育苗本数:11本

◇ ころころプロジェクト-3(昨年初めドングリを植込み、来春植樹予定)
里 親:17名  育苗本数:41本
来春の植樹に向け、引き続き苗木の生育状態をフォローする。

◇ ころころプロジェクト-4(今年初めドングリ植え込み、再来年春植樹予定)
発芽・育苗里親:32名  育苗本数:71本
猛暑による夏枯れ対応状況を含め、引き続き苗木の生育状態をフォローする。

2)第1回泊浜植樹(2018.10)計画概要
◇ 日  程:10月6日(土)~7日(日) 
◇ 植樹地:南三陸町泊浜 ※泊浜契約会高橋顧問所有地
◇ 植樹対象:ころころプロジェクト-2の育苗中の苗木10本
          ※あと1本は里親の事情で来春植樹予定
◇ 参加予定者:里親(5名)、泊浜ころころプロジェクト支援有志の会(子供さん&親御さん)、事務局(3名)

3)当面の課題
◇第1回泊浜植樹に向けた諸準備
◇来年の春(~6月下旬)予定の第2回泊浜植樹・下草刈り計画の検討
◇どんぐりセミナー/ワークショップ(来年度)計画の具体化検討
◇南三陸町泊浜ころころプロジェクト支援有志の会、新現役ネット「泊浜結いの会」との良好な関係の維持

皆様からの発芽・育苗情報など事務局からの発信情報は、http://korodon.sblo.jp/ でご覧いただけます。

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3.伊豆の国市電気自動車フェスのご案内
副理事長 深井 吉男(近未来モビリティ研究会代表)
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EVFは超小型EVの普及促進活動の一環として、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団のご協力により、9月~10月に伊豆の国市で電動カートを使った電動小型低速車活用の実証実験(伊豆の国市電気自動車フェス)を実施します。
以下のような内容を計画しておりますので、ご期待ください。EVF会員の皆様の参加を歓迎いたします。
1)中山間地での電動カートの実用性評価(9月27日~29日) @伊豆の国市近郊
2)最新の電気自動車展示会(9月30日)@伊豆の国市 韮山駅前韮山時代劇場駐車場
3)電動ゴルフカートによる観光地周遊ツアー(10月1日~7日)@韮山駅~韮山反射炉他~韮山駅

2)、3)につきましてはどなたでも参加いただけます。参加要領、観光地周遊ツアー申し込みの方法などの詳細につきましては9月下旬に改めてご案内いたします。



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4.事務局久保田さんの退任とEVF会員の皆様へのお願い
理事長 和田 政信
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8年4か月の長きにわたり会員の皆様がお世話になった事務局の久保田さんは、2018年6月30日で事務局を退任しました。 今後は個人賛助会員としてEVF活動を継続していくとともに、10月から再開予定の見学会の当日受付等のお手伝いしていただく予定です。
久保田さんのこれまでのご苦労に感謝するとともに、今後の事務局業務に対して会員の皆様のご協力をお願いする次第です。

セキサク内に賃借り事務所を開設した2010年3月1日に久保田さんはEVF事務局員として業務をスタートしました。その後はITSEV内に賃借り事務所、そして現在のグローバル電子内に賃借り事務所と変わってきました。8年4か月の間久保田さんはEVF唯一の事務局員として、EVFニュースの編集・発行・セミナー参加者募集・受付、見学会の企画調整・参加者募集・当日の受付業務などを担当してきました。

現在EVF事務所のあるビルは建て替え工事中で、事務所における事務局業務を行うのが困難な状況です。久保田さんの後任事務局員は雇わず、事務局業務の(1)理事・正会員による分散対応と増員、(2)事務局業務へのAI化(EVFホームページの拡充、アカウントメールによる会員への連絡とフォームメールによる回答)により乗り切る考えです。
l  メンバー募集はホームページ記載のフォームメールを送信することでステップが開始されます。加入希望の方へはホームページを紹介してあげてください。
l  セミナーと見学会はEVFニュースで参加者募集を行います。 フォームメールを用いた返信へのご協力をお願いします。
久保田さんが個人メールで参加者募集してきた時のように細かいフォローができないことがあるかもしれません。会員の皆様が不都合な事態に直面した時には、EVFアカウントメールにて忌憚のないご意見をお聞かせください。

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9月のセミナーに参加される皆様へ
今月のセミナーは27日木曜日15:30よりJR田町駅前サンシャインビル9Fで開催されます。お間違いのないようご参集願います。また、開催までに10日間ほどありますが参加をご検討の皆様は早めにお申し込み下さい。お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
セミナー・懇親会の申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/
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このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いします。http://www.evfjp.org/postmail_goiken/

EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田 和彦 
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発行周期: 月刊 最新号:  2018/12/07 部数:  39部

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