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会員ニュース 2018年8月1日号


カテゴリー: 2018年08月29日
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環境ベテランズファーム EVF会員ニュース
#138-1 2018年8月1日号
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今月の目次
1.環闘言 (羽岡 秀晃) 
2.8/23 EVFセミナー(講師:島田 卓氏)のご案内 (野口 郷司)
3.今月のコラム (佐野 浩氏)

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1.環闘言: 「最近感じる我が国の経済力」
(羽岡秀晃)  
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1.不安な技術立国日本 ~中国との比較~
鉄は国家なりとは、私たち団塊の世代が若い頃に倣った経済学の基本だった。粗鋼生産量が人口と国土の広さに相関があるか不詳だが、2017年の日本粗鋼生産量は105百万t、米国は82百万tに過ぎない。
中国は832百万tもある。中国粗鋼生産量の桁違いの大きさに驚いた。しかも中国はこの鉄を使い、新幹線網を築いて2007年開業以来10年間で25千キロに達する。日本は東京オリンピックの1964年開業以来現在まで2.7千キロと中国の約十分の一に過ぎない。高速道路は中国136千キロ、日本は8.8千キロ。ともかく中国は購買力平価によるGDPでは、米国を抜いて世界第一位の経済大国だ。量的には日本が全く及ばない中国経済の威力だが、質的にも変化が見える。
私見だが、日本の技術力退化はアナログからデジタルそしてAIに繋がる基調変化に日本がついていけなかったことでないかと思う。
2.世界一の“もの作り大国だった日本”アナログ社会で、もの作り世界一の地位を確立した日本が勝ち誇った1980年代は、遠く過ぎ去った。
第二次大戦後、あのデミング博士が統計学を利用した品質管理手法を日本に持ち込んで、日本工業製品の品質は格段に向上した。
ソニーのウォークマン、テープデッキ、コピー機、ファクシミリ等、特許切れを狙った日本製品は品質で世界を席巻した。その極みは、日本の自動車産業技術だ。MITは「リーン生産方式が世界の自動車産業をこう変える」レポートの中で、分析し体系化してトヨタの看板方式が世界一の生産技術だと称賛した。現在のガソリン自動車は、アナログ技術の粋を集めたものだと小生は理解している。アナログ技術には、微調整が必要だし技術移転のタイム・ラグもあった。1980年代、韓国はテープデッキを作れず、製品化には日本に2年遅れた。
3. デジタル世界で、日本は戦えるか?
(1)デジタル世界では良い部品さえあれば、組立てはどこでもできる。iPhoneの製造は、深圳のフォックス・コーン工場で組み立てられる。一工場35万人の超大規模生産である。こんなところとコスト競争できるわけがない。
(2)他方で、国の基本である電力発電問題がある。中国は火力が中心とばかり思っていたが、原発への肝入れと再生エネルギー分野のソーラ・パネルの価格と品質における効率性は世界一と言われる。産・官・学にわたって政治力を獲得した日本の原子力技術者は「私たちが原発をコントロールして見せる」と虚勢でも良いから技術者の矜持を見せて欲しいものだ。
(3)中国技術革新の勢いは次世代自動車のEV化競争にも反映される。中国における車の新規需要は年間3千万台、日本は5百万台でしかない。中国は世界一の車需要国であることから自国でEV化を推進し、世界への輸出国になることを目指すという。原発と自動車のEV化に日本技術者の力を信じたい。
最後に、全米科学財団による学術論文数(2016年)は、一位中国426,165件、二位米国408,985件、三位インド110,320件、日本は六位で96,536件である。十年間でマイナスになったのは上位では日本だけである。これで、AI時代を乗り切れるだろうかと不安を感じている次第である。

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2.8/23 EVFセミナーのご案内:島田 卓氏
  (野口 郷司)
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演 題 :「インドはカーストよりコスト」~あなたの既成概念は、インドビジネスの敵~
講 師 :島田 卓様  株式会社インド・ビジネス・センター 代表取締役社長
日 時 : 2018年8月23日(木) 15:30~17:30 
場 所 :NPO法人新現役ネット会議室
〒108-0014港区芝5-31-10サンシャインビ
ル9F、Tel 03-5730-0161 https://www.shingeneki.com/about/office
参加費 :個人賛助会員・ネット会員 1,000円、一般 1,500円(当日受付でお支払いください)
定員   :45名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
講演終了後、会場近隣にて懇親会(実費3,000円程度)を予定しております。

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ご注意ください!! 6月からセミナーの申し込み方法が変わりました。お申し込みは下記のURLをクリックして必要事項を記入し送信をお願いします。
セミナー・懇親会の申込み : http://www.evfjp.org/postmail_semina/
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(セミナーの概要)
インドをモノにしようとするなら、インドに関するカーストを含めた既成概念を一旦捨て、一対一のビジネスマンとして、差し違えるくらいの気概で取り組む必要があります。その訳をインド駐在時代の経験も含めてお話しさせていただきます。
   
島田 卓(しまだ たかし)氏 略歴

・1948年生まれ。明治大学商学部卒業。
・1972年東京銀行入行。本店営業部、ロサンジェルス支店、事務管理部、大阪支店等を経て、1991年インド・ニューデリー支店次長
・1995年アジア・オセアニア部次長。1997年同行退職。同年4月に(株)インド・ビジネス・センターを設立、代表取締役社長に就任。
・東京商工会議所 中小企業国際展開アドバイザー。
・NHK「クローズアップ現代」「Bizスポワイド」等のテレビ出演、各方面での講演、執筆多数。
・主な著書:「インドとビジネスをするための鉄則55」(アルク)、「不思議の国インドがわかる本」(廣済堂出版)、「スズキのインド戦略」(監訳、中経出版)、「トヨタとインドとモノづくり」(編著、日刊工業新聞社)、「インド2020」(監修、日本経済新聞出版社)、「日本を救うインド人」(講談社)など多数。
 

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3.今月のコラム 「最近の中国製油所の変化について」
(佐野 浩氏)
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私は、中国の国営石油会社の製油所と長年交流し中国の変化を目の当たりにしてきたので、私が感じた変化について2件紹介する。
一つ目は環境保全対策について。中国の環境汚染では北京の大気汚染が有名である。私も三年前の冬、外出時に目と喉に異常を感じ大気汚染の激しさを感じたことを今でも鮮明に思い出します。
北京オリンピックやAPEC開催時は一時的に青空を演出したが、その後は以前と同様スモッグ発生は常態化していた。政府はヤット環境保
全に本腰を入れ、排出基準の厳格運用、天然ガスへの燃料転換の拡大等々、今冬はスモッグのない青空が多く、日本で刊行されているチャイナウオッチ第一面でも大々的に紹介されていた。中国最大級のZ製油所やM製油所でも環境保全対策を最優先課題で推進しており、早期に各地の環境問題が改善されることを期待している。
二つ目は国営石油会社のイノベーションについて。国営石油会社は地域との共存共栄を図るため工場開放デーを実施している。Z製油所は2013年1月から4年間で工場開放デーを100回開催し、4700人以上の周辺住民、大高中学生等の見学者を受け入れた。工場開放デーの見学者は製油所へのイメージが変わり、また、製油所は構内の整備を一層強化している。
Z製油所とM製油所ではイノベーションの一環としてTPMを導入し成果を出しつつある。中国製油所の変革に接する環境に感謝すると共に楽しく交流を継続したいと思っている。
以上

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このニュースはEVF関係者の方々にお送りしています。
EVF全般に対するお問い合わせ、ご意見のある方、配信の中止を希望される方は下記URLをクリックしてその旨を記入し送信お願いしま
す。http://www.evfjp.org/postmail_goiken/

EVFのホームページアドレスはhttp://www.evfjp.org/ です。
 EVFメール通信編集長 山田和彦 
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