環境ベテランズファーム 会員ニュース

会員ニュース2018年1月15日

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■■■□環境ベテランズファーム   ■

■  ■□EVF会員ニュース#131-2■   2018年1月15日発行

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1.12/21(木)セミナー:小枝至氏(日産自動車相談役):「これからの10年、日本の自動車産業はどうなる?」の報告(津田)

2.12/21(木)見学会「電中研・我孫子」の報告 (小栗)

3.プロジェクト報告(ころころプロジェクト)

 

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1.EVFセミナー(12/21)講師:小枝至氏氏概要報告    ( 津田 俊夫 )

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演  題 : これからの10年、日本の自動車産業はどうなる?

開催日 : 平成29年12月21日(木) 午後3時30分~5時30分

講  師 : 小枝 至 氏  日産自動車株式会社 相談役

 

講演内容:

EVF設立10周年記念セミナーの第4弾(最終回)として開催されました。

記念セミナーの最終回としてふさわしく、自動車のこれから10年について自動車産業の真っただ中からの展望をお話いただきました。

 

1.自動車産業の状況

世界では人口の増加(現在73億人から2050年には97億人に)と新興国の普及率増に伴い自動車の需要は伸びる。

韓国、中国、ロシアの業者が製造の実力を伸ばし、電気自動車の普及による他産業(IT関連など)からの参入もあり、業界コンペティターが増える。

日本では国内保有台数(7700万台)は飽和状態、かつ買換え需要は減る方向であるが、自動車産業は日本の産業のかなめであり、輸出の拡大に期待している。このためには、「日本ブランド(故障少なく、中古でも人気)」の維持、拡大が必要であり、国内での先進技術を含む開発が不可欠。

2.自動車を取り巻く課題とチャレンジとしては、地球温暖化に影響の大きいエネルギー削減と交通事故対策が挙がった。

(1)CO2排出量の17%が自動車からのものとの認識から、燃費の最良点でエンジンを働かすe-Power(日産NOTE)や、ゼロエミッションを目指す電気自動車が示され、さらなる改善への方向が示された。

(2)自動車事故や渋滞の多くがドライバーのミスに起因することなどから、これを防ぐための車の知能化(自動運転)に取り組んでいる。10年後の完全自動運転(無人化)に向けて段階的に開発が進んでいる。

3.完全自動運転が実現した後の状況についても話があった。

事故責任については、完成車メーカーが責任を持つのが筋だろうが、今後の社会受容性や法律の整備にかかっている。車の所有にこだわる人が少なくなる。既にライドシェア(相乗り)事業が始まり、拡大を期待する向きも多い。

機械に依存し過ぎた結果、故障した車の対応に困る人をどうするか、運転する楽しさをどう残すかも考えなければならない課題である。現時点で、自動運転車を買いたいと思う人は半分以下との報告もあるという。

 

お話を聞いて業界の開発の現場に投入されている莫大な努力を感じるとともに、日本の誠実なかつ緻密なモノづくりへの信頼とこだわりを感じました。

 

より詳細な報告は下記EVFのHPのセミナー報告をご覧下さい。

                 http://www.evfjp.org/

 

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2.EVF見学会 (12/21)電力中央研究所・我孫子報告 (小栗 武治 )

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・見学会開催日時 : 平成29年12月21日(木)10:00~12:00

・見学先     : 電力中央研究所 我孫子地区

・参加者数    : 14名

 

今回は電力中央研究所6事業所の内、我孫子地区を見学しました。我孫子地区には研究所として地球工学研究所、環境科学研究所があります。今回は数ある研究施設の中の4つの施設を見学しました。

 

1 . 電力中央研究所の全体像

電力中央研究所は大手町地区、横須賀地区、我孫子地区、狛江地区、赤城試験センター塩原実験場の6事業所で構成されている。研究の分野は、原子力発電、火力発電、水力発電、電力流通、需要家サービス、環境、事業経営、共通分野横断、と広範囲にわたっている。

 

2. 今回の見学施設

 2-1 電磁界暴露装置

当施設では電磁界が生物に与える影響の評価を行なっている。

家電製品や産業用機器から発生する磁界、送配電線などから発生する商用周波数帯の磁界について調べている。塩化ビニール製の箱に、大腸菌、受精鶏卵、等々を入れて均一な磁界を浴びせ、生殖や発生への影響を調べている。対象グループと磁界暴露グループを比較し、両グループの差に統計的な優位差を見出すことはできなかった。 

 

 

 

 

 

 2-2 高経年化コンクリート構造性能試験システム

  電力施設の高経年化したコンクリート構造物の信頼性向上に役立てるため、環境作用による材料的な劣化と荷重作用による構造的な損傷の相互作用の影響を解明している。見学では「環境作用負荷装置」中に上半身を入れさせて頂いたが、高温・高湿度の環境のためあっという間にメガネが曇ってしまい実験環境の厳しさを体感できた。                        

 

 2-3 津波・氾濫流水路

大規模津波が陸上に遡上した時の流れを再現し、津波に対する個々の施設・機器・建屋の頑強性を評価する。当日は実験の様子を記録した動画で、本物の流木や軽自動車を津波に乗せて構造物に激突させて衝撃応力を測定する様子を見た。すさまじい津波の再現映像に息を飲んだ。      

 

 

 

 

 2-4 空気力載荷装置

見学では送電線への着雪による翼効果発生のため送電線が上下方向に動揺(ギャロッピング)する現地観測映像と、これの再現実験を見せて頂いた。風洞から吹き出された風により模擬の送電線に動揺が発生する。送電線4本を適切な間隔に保ち、着雪が発生すると自動的に送電線のねじれ方向の傾きを調整し揺動発生を防ぐ雪害対策装置の効果などの説明があった。             

 

見学により日本の電力に関する最先端の技術内容や基礎解析のすごさを認識しました。

丁寧に電力中央研究所の全体説明をして下さった入江真所長、および現場案内と個々の施設で技術的解説をして下さった稲田恵美子様に感謝申し上げます。 

                                    以上

 

 

 

 

より詳細な報告は下記EVFのHPのイベント報告をご覧下さい。

                 http://www.evfjp.org/

          

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3.プロジェクト報告  

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ころころプロジェクト報告 (岡、三嶋、大山、奥野(記))

 

 11月初めにスタートした「ころころプロジェクト-4」里親70名へのドングリの実329個を配布完了し、里親の皆様からの植え込み状況連絡をお待ちしている状況です。

 

 

 

 

1.    ころころプロジェクト-2(一昨年スタート)

◇1月11日現在の育苗状況

里 親:5名   育苗本数:9本

引き続き苗木の生育状態をフォローする。

 

2.ころころプロジェクト-3(昨年スタート)                 

  ◇1月11日現在の育苗状況

里 親:25名   育苗本数:69本

引き続き苗木の生育状態をフォローする。

 

3.ころころプロジェクト-4(本年スタート) 

◇1月11日現在のドングリの実植え込み状況

    里 親:70名  植え込み報告数:20名

残り50名の里親の皆様へ報告お願いをする!

 

4.今後の課題

◇2018年度事業計画の詰めと2019年度以降の初植樹の進め方などの検討

     ・ドングリに係るセミナー企画(一例:「ドングリと食」など)

◇現地・泊浜契約会、新現役ネット「泊浜結いの会」との良好な関係の維持

 

5.その他

   ◇里親の皆様からのお便りはEVFのホームページ内のProject「どんぐりで被災地緑化事業を」

http://korodon.sblo.jp/ に掲載していますので、時間のある時に是非覗いて見て下さい。

 

 

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発行周期: 月刊 最新号:  2019/01/03 部数:  39部

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