━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ 室内犬との豊かな暮らし ◇ 第90号 by カウガール・エド ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「室内犬との豊かな暮らし」をお送りしますカウガール・エドです。 この号から読んでいただく方、始めまして、ありがとうございます。 バックナンバーはすべて公開していますので、あわせて参考にして くださいね。 以前から読んでいただいている方、いつもありがとうございます。 このメルマガには、私が迎えた2頭の柴犬のエピソードも書いてい ますので簡単に紹介させていただきます。 「ビー」 :1994年に初めて子犬から迎えました。11才で他界。 「アイン」:前の飼い主さんの都合でどうしても飼えなくなり、 2005年に推定2歳で迎えました。 「エド」 :岩手県南に住む農家です。犬じゃありません(笑)。 ─ 【 目 次 】─────────────────────── ・<ごあいさつ> ・<よ〜く観察してますか?> ・<編集後記> ──────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ごあいさつ ──────────────────────────────── 相変わらず暖かい日が続いていますが、 カエルの話をご存知でしょうか。 カエルを熱いお湯の中に入れると・・・あわてて飛び出します。 当たり前ですよね。 では、水を入れたお鍋にカエルを入れて、 徐々に温度を上げていったらどうなるでしょう。 カエルの煮込みが出来上がるそうです。 急激な環境の変化には敏感に対処しようとするのに、 ユックリとした環境の変化には鈍感になる。 思い当たる節がありませんか? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ よ〜く観察してますか? ──────────────────────────────── 犬は順位をつけたがる生き物であることはご存知ですね。 年齢や体の大きさに関係なく順位をつけて、 一つでも上のポジションを狙っています。 ご飯や散歩などでオイシイ思いをできるからです。 ところで、犬はいきなり順位の変更を確信できるのかというと、 ジックリとした観察から決めているみたいです。 例えば、お父さんが毎日遅く帰ってきて、 お母さんが食事の用意をしてると・・・ 『お母さんが一番のリーダーだ』と誤解してしまうこともあります。 お母さんや子供は「お父さんがリーダー」だと思っていても、 犬から見ると違っていることが多いんですね。 室内で犬を飼うということは、 犬の目線で家族関係を構築することも必要ですね。 『もぉ〜、お父さん、たまには早く帰ってきてよ〜』 『うるさいな〜、仕事だろっ』 犬がこんな光景をみたとすると、 「リーダーのお母さんに、自分より下の立場のお父さんが反抗してるっ! なんとかしなきゃ!!エ〜イ、噛みついてでも教えてやらなきゃ」 なんてことにもなりかねません。 我が家に迎えたときは借りてきた猫のようだったのに、 いきなり暴れたり吠えたりするようになった。 メールでアドバイスをさせていただいている方の多くは、 犬がリーダーになっていることに気づいていません。 『問題行動に困っている』と、「被害者」のように感じています。 でも、犬はジックリと家族や家庭環境を観察して、 『よし!俺(私)がリーダーにならなきゃ』って 重い腰を上げてるんです。 こんなことはイキナリ起こることではなく、 犬がサインをだしていることが多いはずです。 『よ〜く観察することが大事なんです』 でも、人は犬語が理解できないので見逃すんですね。 人に従順な犬種だと本に書いてあったのに・・・ 本を書く人は、犬の行動を自分なりに理解したうえで 自論を書いているわけですから、 自分に都合のいいとこだけ読んで 勝手な解釈をするのは危険なことだといえます。 わたしのメールアドバイスは『無料』なので軽視されているのか、 お礼や経過のメールを頂くことも少なくなってきました。 別にお礼を言って欲しくてやってるわけではないですが・・・ 以前にもお伝えしましたが、 「しつけ大百科」素人でもできる愛犬しつけ法 http://www.infotop.jp/click.php?aid=29157&iid=14893 このレポートは本当に参考になります。 本当に基本的なことです。でも本当に重要なことです。 実践的な内容が多いので、犬のしつけに関する本を何冊も読んで 試行錯誤する必要がありません。 悩んだ末にドッグトレーナーに高いお金を払うのなら、 ここに書かれていることを実践してみてください。 人にも犬にも役立ちます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集後記 ──────────────────────────────── このメルマガは獣医さんやトレーナーさんにも読まれているので、 あまり変なことが書けません(笑)。 しかし・・・ 飼い主が意識を変えないことには、 犬の意識も変わらない。 これだけは覚えておいてください。 ドッグトレーナーさんは犬の行動をみて 必要なアドバイスをしてくれますから、 よっぽど自覚のないトレーナーは別にして 信頼していいと思います。 ただ、人まかせでお座なりな「しつけ」は長続きしませんよ というお話でした。 それでは、また次号でお会いしましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 室内犬との豊かな暮らし 】 発行者:カウガール・エド 運営HP:http://e-style.in 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000223389.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━