就活生必見!!社会人&内定者訪問記

『就活生必見!!☆社会人&内定者訪問記☆』

カテゴリー: 2007年04月04日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『就活生必見!!☆社会人&内定者訪問記☆』
〜あなたは人生の先輩から何を学びますか?〜
                               平成19年4月4日(水)<042号>


就職活動が忙しくても、色々な方の生き方が学べます♪
ご登録はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000222818.html
----------------------------------------------------------------------
■■ 「見方、悩み方、決断の仕方で切り開く
■■                  MY就活スタイル」
----------------------------------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 1.社会人プロフィール
---------------------------------------------------------------------- 

□ 中央大学卒業 Yさん(男性・24歳)
 
   国家公務員 勤務2年目


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 2.インタビュー記事
----------------------------------------------------------------------

■
■■ 『Yさんの就職活動』
■ 

Yさんは現在ある省庁に勤めている。
しかし、大学生時代は、民間企業にも就活すると心に決めていたという。


私達が今まさに就活をしている1、2、3月は説明会や
イベント・セミナーに出て、1日3〜4社の掛け持ちは
当たり前だったそうだ。


その合間にダブルスクールに通い、1週間に2日は1日中勉強できる日を
確保し、両立していた。遊びにも行き、就活中に出会った子と恋もした。


その間、寝る時間は1時か2時だったというから、
随分と効率的にこなしていたのだと思う。
それは、例えば説明会で、仕事内容や自分がしたい質問の答えを掴めたら、
すぐに抜けて次へ移動するなどのYさんなりの回り方からもわかる。


ただ、新宿駅で説明会帰りに倒れてしまったことが1回あったらしい。
ウイルス性の急性腸炎!?にかかり、完治して普段どおりに生活するまで、
10日間かかってしまった。
さすがにこの時は健康のありがたみ、体調管理の大切さを痛感したとのこと。


しかし、そんな日々を振り返り、Yさんは「就職活動は楽しかった」と話す。
理由は『自分なりの目的意識をもってやっていたから』


こんなテンポで話を聞いていて、ふと私はYさんの就職活動は
みんなと少し視点が違うような気がした。


例えば説明会でぶつけた質問は、
「御社とあの会社の関係はどうなっているんですか?」
「これからどんな分野や事業に参入したいですか?」
「取引先との関係や、ライバル企業、行政機関との関係ってどうなってますか?」


つまり、どこかの仕事に就いたときを見越して、もしかしたら関わってくる
であろう人や会社、商品、世の中がどうなっているのか調べる、という目的を
持った、就活だったのだ。この点で明らかに他人との視点の違いが見て取れた。


Yさんが民間の企業から内定が出たのが、6月頃。
行政から内定が出たのが8月末。


民間も行き先として考えたというが、『どうしてもここに行きたい!!』
と思っていた某社から内定がでなかったことが心に影を落とす。
だから、内定先は決して自分の興味がないわけでも、
志望度が低いわけでもないが、しっくりこなかったそうだ。


通信に興味があったというYさん。
内定先の通信系の民間企業と行政、
どちらの立場から社会に関わりたいかという「立ち位置」に悩んだという。


そのときふと思ったのが、
仕事って、仕事をし始めていくうちに必ず悩み、カベにぶつかるもの
という視点。


じゃあ、
“自分は何のために悩みたいのか”
“自分は誰のために悩みたいのか”
“自分が幸せと感じるものは何なのか”
を考えたとき、結論が出たとのこと。


民間は自社の商品を買ってくれる人、買う見込みがある人を対象に仕事を
創り上げていく。


一方、行政は最初から潜在的に世の中の人全てを対象にしている。
仮に、そのサービスを受けるだけの支払いができない人がいても
民間のようにビジネスとして採算が難しい仕事でも
国民全てにとって幸福や満足を追求できる、生きやすい環境を
提供していくことを目的としている。


ただ、こうした大義名分がまかりとおるほど、今の世の中、甘くはない。
限りある税金の中で、選択しながら、できる限り多くのバックアップ政策を
創り出さなくてはいけない。


「公・パブリック」って一体何なのか。
どこまで国民をバックアップし、どこからは自助努力を促すかという線引き。
今、「公共」の根っこが改めて問われている。


こんな時代では、「正しさ」「正義」なんて星の数ほどある。
その中から、なんとかして、答えを紡ぎ出す。
悩む、議論する、そして価値を創る。


全ての人が満足できる答えなんて、滅多にない。
もしかしたら、誰かの不幸の引き金を自分が引くことになるかもしれない。


「これだな」
Yさんが仕事を選んだ大きな理由。
こだわりを持っているYさんにはぴったりだった。



■
■■ 『自分の裁量でコントロールできない仕事』
■

Yさんが現在いる部署は「何も問題がない世の中なら最も暇なはずの部署」
だという。もちろん、なにも起きないことはありえない。笑


個人情報の漏えい事件、他人を誹謗中傷するような電子掲示板への書き込み、
PCウィルスやスパム、未成年への有害情報、ワンクリック詐欺
等々、ネットでのトラブルは際限がなく、国境さえも越える。


そのため、民間企業や警察他の日本の行政府、海外の政府、企業、
各種団体などとも関わっていかなければならない。
仕事相手は本当に多岐に渡る。


そして、この仕事の最も辛いところは自己裁量により仕事がコントロール
できないところ。


トラブルや企業からの相談がいつあるかわからない。
また、国際会議や協議の場においては、
相手側は昼間でもこっちは夜なんてことは日常茶飯事だ。



■
■■ 『仕事に対する消化不良』
■

国家公務員は大体2年サイクルで異動があるという。
長くても3年が限度だそう。
それは能力や経験値を上げるという他、
腐敗や汚職を防ぐためにも欠かせない。


Yさんも異動があった。しかも、2年勤めてからと思っていたところを
1年で今の部署に心の準備もなしに異動になり、5日で引継ぎをした。


その上、異動して1ヶ月たたずにラインの係長がプロジェクト参加のため
抜けた。(基本的に公務員は、ラインと呼ばれる業務係ごと細かく内容が
分かれているんだそうだ。)


好きなことならいくらでも頑張れるが、今の部署は自分が望んだわけでも
望んだ仕事ができるポジションでもない。
仕事量も係長が抜けた分、2倍をこなさなくてはいけない。


そんな葛藤から自分の中での消化不良にものすごく悩んだYさん。


「自分は何をやってるんだろう。」
帰り、終電を待っているとき、そんな気持ちが何度も襲ってきたそうだ。
実際、ふらっと飛び込もうとしそうになったことも1度ではないと、
体力的・精神的に限界だったときのことも話してくれた。
今でも自分の中で消化しきれない気持ちはあるという。


そこでYさんは現在、異動願いを出しているという。
「仕事量が今の3倍でもいいから、この部署に行かせてくれ!!
今すぐ行かないとやりたい仕事がなくなる。」
そう上司に訴えている。
彼がやりたいのは、ゼロから制度を“作る” 段階から関わることだ。


しかし数年後にはもう、その「段階」は存在しない。
軌道に乗った制度をきちんと運用することが待っている。
でもそんな仕事に、今は興味が持てないそうだ。


ただ、今、唯一の救いは、今自分の興味のある分野で仕事が出来ている
ということだという。


そこで私は、1つ気になっていたことを聞いてみた。
それは、今後希望の部署に異動が出来ない場合、民間企業に転職
ということも視野にいれているのかということだ。


すると答えはイエス。


民間企業でも、自分のやりたい仕事をさせてくれるところ、こだわりが
活かせる仕事があるなら行くという。一つのところにずっといなきゃいけない
とは思っていないとYさんは語ってくれた。



■
■■ 『自分との誓い』
■

Yさんは公務員になるとき、1つ誓いを立てた。
「自分で税金を払ってもいいと思えるような公務員になる」
その気持ちは今もずっと持ち続けられている。


上司にも同僚にも、おかしいと思ったらはっきり言う。
「飛ばされるかもしれないけれど、解雇っていうのは案外難しいから。」
と強気!


お役所は一般の人とは感覚が違う人も多いと言う。
「そんなこと国民が望んでいると本気で思ってるのか。
渋谷の交差点で言ったら絶対石投げられるぞ!!」
そんな風に感じたことも多々あるという。


また、1つの組織・場所にいると絶対に染まる。
ごく普通の感覚・庶民感覚がだんだんと自分の中から薄れていく。
それはとても怖いことだとYさんは言う。


だからYさんは外との交流を絶やさない。
セミナーや学生団体活動、NPO、地域等にも参加し、
違う世界、違う価値観を見て、取り入れて、
常に自分のバランスを取ろうと試行錯誤する。


これは、「自分で税金を払ってもいいと思える公務員になる 」という
誓いを今も忘れていないからだ。


そして、次の「やりたいこと」のヒントを外から常に探している。
行政機関からだけではない、「より多くの人の為に」を目指して
彼の旅はまだまだ終わりそうにない。



□
□□  『就活生へのメッセージ』
□

ムキになれるもの・熱くなれるもの・語れるものを自分の心に聞いて、
追求していってほしいと思う。
人生を輝かせていける就職を目指してください。


他の人に「何でそこまで頑張れるの?」と言われるくらい、
こだわりをもってやれることがきっとあるはずです。


僕がキライなものは、無感動・無関心・無味乾燥。要するに虚無な状態。
人を貶めようとする行為、その心。
負け犬と呼ばれるよりもっとひどいと思っている。
冷たい人間、怒っている人間の方がまだマシで。


他人がどう言ってこようが、自分のこだわりを持って200%で
打ち込める仕事があれば、『生きている』っていう手ごたえがある。
そんな人生は豊かな人生だと思う。


お金じゃない。
ランクじゃない。


納得のいく、仕事を見つけられるように頑張ってください!
そして、同時に世の中も見てきてください。
社会というステージで待っています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【編集後記】

最後までお読みくださいましてありがとうございます。


これまで民間企業の方のお話ばかり聞いていたのですが、
行政に勤めている方のお話もお聞きしてみたいと思い、
今回、国家公務員の方にお話を伺いました。


私が一番関心があったのは、行政機関に勤めようと思った
その動機の部分です。


一般に、公務員を選ぶ理由として、「安定しているから」
という理由をよく耳にします。


しかし、違う動機で公務員を志望している方もいると思い、
そういった方々のお話もお聞きしてみたかったので、今回は
Yさんのような方にお会いでき、とても良かったと思っています。


Yさんは上司に意見してしまうほど、自分のこだわっている部分
にはとことんこだわりたいという姿勢と信念が強い方で、
私がなんとなくイメージしていた公務員像と大きく違っていて、
驚きました。


そして、私がまだ志望業界が固まりきっていなかったとき
にお会いしたのですが、
「誰のために悩みたいか?」
という視点が大きなヒントになりました。


答えが出なくていきづまったときは、
角度を変えて色々な視点から見てみる、という方法に
気付けたことは、私にとってすごい発見でした!


<取材・編集 渡辺麻貴>


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<無料メールマガジン>
□「見るだけ就活」意外と知らない就職のツボ□
「どうすれば就職できる?」
「何を身につければ採用される?」
「このままで本当に大丈夫なの??」
ふと立ち止まったり、迷ったり、していませんか?
そんなとき、このメルマガをのぞいてみてください。
学校では教えてくれなかった、企業が求める就職力
を身につけるため、必要な情報をお届けします。
□ご登録はこちらから
http://www.tecs.jp/yes/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


====================================================================
◆発行  株式会社 トレンド・プロ  http://www.ad-manga.com/
◆住所  東京都港区西新橋2-39-8 鈴丸ビル3F
◆編集長 内藤 傑
◆取材ブログ: http://blog.livedoor.jp/okajyuku2/ 
◆配信中止はこちら: http://www.mag2.com/m/0000222818.html
◆ご意見・ご感想は: okajyuku2@green.livedoor.com
====================================================================

このメルマガは現在休刊中です

ついでに読みたい

このメルマガは
現在休刊中です

他のメルマガを読む