バートランド・ラッセルに関するメルマガ

編集後記 スポーツ選手の「寿命」-手術をして「延命をはかることが常識化?」

カテゴリー: 2019年01月12日
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 (週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  no.0617_2019/01/12 (2006/12/21 創刊/毎週土曜 or 日曜日 発行)

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     ■ 目 次 ■
          
(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

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(1) ラッセルの著書や発言等から
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■「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉366」
      n.1540~n.1544 を発行しました。
 
  以下,1つだけ再録します。n.1543 (2019年1月10日 木曜日)
       https://archives.mag2.com/0001626338/20190110082936000.html

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 ラッセル『宗教と科学』第8章 宇宙の目的 n.5
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 宇宙の目的説に関する汎神論的及び発現的形態は,このような反対(宇宙の目的に
関する有神論的形態に対するような反対)にさらされる度合は少ない。

 汎神論的進化は,関係している(involved 関連する)汎神論の個々の種類に応じて
多様性(varieties 細かい品種)を持っている。我々がこれから考察しようとしている
ホールデン教授(注:J. B. S. Haldane, 1892-1964:イギリスの生物学者で生命の起
源に関する科学的理論の最初の提唱者)の汎神論はヘーゲル(1770年-1831)とつながり
があり,そうしてヘーゲリアン(ヘーゲル主義者)の全てと同様に(like everything
 Hegelian),理解するのがけっこう大変である(not very easy to understand と
ても理解し易いものではない)。しかし,ヘーゲルの観点は過去百年以上にわたり相
当な影響をもってきたものであるので吟味する必要がある。(訳注:荒地出版社刊の
津田訳では「しかし,この立場は過去数百年以上にわたり相当な影響をもってきたも
のであるから,それを験証する必要がある。」と訳出されている。「この立場」はど
の立場か曖昧に訳されている。また「the past hundred years and more」を「過去
数百年以上」と訳している。しかし,「過去数百年」なら「The past few hundred 
years」となっているはずであり,また、ここではヘーゲルの影響のことを言ってい
ると理解すれば「過去百年(以上)と解釈すべきであろう。「この立場」というよう
に曖昧に理解して訳すとこのように意味不明となってしまう) さらに,ホールデン
教授は多くの専門分野における研究で著名であり,彼は詳細な調査によって -特に
生理学における詳細な調査によって- 自分の一般哲学(general philosophy)を例
示してきており,生理学における詳細な調査は生物に関する科学には化学や物理学の
法則以外の法則が必要であることを示しているように,彼には思われた。この事実は
彼の一般的見解に重みを加えている(増している)。

 この哲学によると厳密に言うと「死んだ」物質というようなものは存在しないし,
また,意識という性質を少しももたない生き物(living matter without something 
of the nature of consciousness)も存在しない。そうして,さらに一歩進めると,
ある程度神的でない意識は存在しない。ホールデン教授は言及していないけれども,
現象(仮象)と実在との区別 -それについては前章で手短に考察している- は,彼
の見解の中に含まれている。しかし,今日では,この区別は,ヘーゲルにおけるよう
に,種類の別というよりは程度の別になっている。(訳注:唯物論的弁証法の3原則
の中の1番目「量から質への転化、ないしその逆の転化」に模した言い方) 死んだ
物質は最も実在性が少なく,生きた物質は(死んだ物質より)少しだけより実在性が
あり,人間の意識はさらに実在性が増す。しかし,唯一完全な実在は神,即ち神性を
抱いた宇宙である。ヘーゲルはこれらの命題について論理的証明を与えうると明言し
ている。しかし,それには一冊の書物を必要とするであろうことから,ここでは取上
げないことにしよう。けれども,彼のBBC談話からいくつか引用して,ホールデン
教授の見解を例示してみよう。

Chapter 8:Cosmic Purpose , n.5

To this objection the pantheistic and emergent forms of the doctrine of 
Cosmic Purpose are less exposed. 

Pantheistic evolution has varieties according to the particular brand of 
pantheism involved ; that of Professor J. S. Haldane, which we are now to 
consider, is connected with Hegel, and, like everything Hegelian, is not 
very easy to understand. But the point of view is one which has had 
considerable influence throughout the past hundred years and more, so that
 it is necessary to examine it. Moreover, Professor Haldane is distinguished
 for his work in various special fields, and he has exemplified his general
 philosophy by detailed investigations, particularly in physiology, which 
appeared to him to demonstrate that the science of living bodies has need of
 other laws besides those of chemistry and physics. This fact adds weight to
 his general outlook. 

According to this philosophy, there is not, strictly speaking, any such 
thing as “ dead ” matter, nor is there any living matter without something
 of the nature of consciousness ; and, to go one step further, there is no 
consciousness which is not in some degree divine. The distinction between 
appearance and reality, which we considered briefly in the previous chapter,
 is involved in Professor Haldane’s views, although he does not mention it
 ; but now, as with Hegel, it has become a distinction of degree rather than
 of kind. Dead matter is least real, living matter a little more so, human
 consciousness still more, but the only complete reality is God, i.e., the 
Universe conceived as divine. Hegel professes to give logical proofs of 
these propositions, but we will pass these by, as they would require a 
volume. We will, however, illustrate Professor Plaldane’s views by some 
quotations from his B.B.C. talk
 出典:Religion and Science, 1935, chapt. 8: Cosmic Purpose
 情報源:https://russell-j.com/beginner/RS1935_08-050.HTM


■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
      n.1496~1500 を発行しました

  以下,1つだけ再録します。n.1500/3650(2019年1月11日 金曜日)
      https://archives.mag2.com/0001623960/20190111060000000.html

<<祝、1500号目>>
★ glare【(vi) ぎらぎら輝く;にらみつける | (vt) 目を怒らして(憎悪・反抗の
 意などを)表す | (n) 閃光,ぎらぎらする光;にらみ(つけること)】

* glaring (adj.):きらきら輝く;はなやかな;いやに目立つ;にらみつける
   https://russell-j.com/beginner/reitan-g053.htm

<用例1>
He is indifferent to historical truth and will always touch up the picture 
to make the lights and shades more glaring and the folly or wickedness of 
famous people more obvious. 
[彼は歴史的事実には無関心であり,常に明暗をより目立たせ,有名人の愚行や邪悪さ
がより明らかになるように描こうとする(注:touch up the picture 一部絵を加工
する,少し変える)。]
 出典:ラッセル『自伝』第1巻第3章「ケンブリッジ大学時代」
     https://russell-j.com/beginner/AB13-320.HTM

<用例2>
The Tiergarten has become a desert; the Brandenburger Tor, through which I 
entered it on that March morning, has become the boundary of two hostile 
empires, glaring at each other across an almost invisible barrier, and 
grimly preparing the ruin of mankind.
[ティーアガルテン(注:ベルリンにあった大公園)は荒れ果てた場所となっている。
また(1895年の)あの3月の朝、そこを通ってティーアガルテンに入ったブランデンブ
ルク門は二つの敵対する帝国(注:東西両陣営)の境界(線)になており,東西両帝
国はほとんど見ることができな障壁の向う側に対しお互いにらみ合い、冷酷に人類の
滅亡を準備している。]
 出典:ラッセル『結婚論』第6章「ロマンティックな恋愛」
     https://russell-j.com/beginner/MM06-070.HTM

<用例3>
On the other hand, where ancient institutions persist, the injustices to 
which holders of power are always prone have the sanction of immemorial 
custom, and can therefore be more glaring than would be possible under a new
 form of government which hoped to win popular support.
[逆に,古い制度が依然として残っているところでは,権力者がともすれば陥りがち
な不正は大昔からの慣習の是認を受けており,従って人民(大衆)の支持を勝ち得よ
うと望む新しい形態の政府の下でありそうであるものよりも,より目立つものである
ことができる。。]
 出典:ラッセル『権力』第3章「権力の形態 」
     https://russell-j.com/beginner/POWER03_060.HTM

<参考例1>
My daughter glared angrily at me.
[娘は怒ったように私をにらみつけた。]
 出典:宮川幸久『英単語ターゲット1900』p.385

<参考例2>
She was blinded by the glare of headlights from the approaching car.
[彼女は近づいてくる車のヘッドライトのぎらぎらした輝きで何も見えなかった。]
 出典:『新版完全征服データベース5500 合格 英単語・熟語』p.267]

<参考例3>
She glared at her former foyfriend when she saw him.
[彼女は昔の恋人に会うと彼をにらみつけた。]
 出典:『キクタン super 12000』p.63

<参考例4>
The colonel glared at the seaman with an indignant look.
[大佐は怒った顔で船員をにらみつけた。]
 出典:『究極の英単語<SVL>vol.3 上級の3000語』p.107

<参考例5>
They didn't fight, but stood there glaring at one another.
 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.


★「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2」 n.1240~1244

1)n.1240:R『結婚論』第二十一章 結論 n.13
     https://russell-j.com/wp/?p=4305
      
2)n.1241: R『結婚論』第二十一章 結論 n.14(完)
     https://russell-j.com/wp/?p=4308
 
3)n.1242:R『権力-その歴史と心理』第一章 n.1
     https://russell-j.com/wp/?p=4312

 【 Power, a new social analysis, 1938
   (いわゆる「権力論」)の連載を開始します。】

 第1章 権力衝動 n.1:限りない人間の欲求

 人間と動物との間にはいろいろな違い(相違)がある。知性(知能)の上の
違いもあれば,情緒の上の違いもある。こうした情緒の上での違いのうちの主
なものの一つは,人間の欲求(欲望)には,動物の欲求と違って,本質的にい
って限りのないものであり,完全に充たすことは不可能だということである。
たとえば大蛇は,食事が終われば食欲が再び起こるまで眠っている。もし,
(大蛇以外の)他の動物が大蛇と同じようにしないとしたら,それは食事が不
十分か(食事が足りていないか),あるいは,敵を恐れるからである。このよ
うに,動物の活動は,ごく少数の例外を除いて,生存と生殖という一次的欲求
(Primary needs 最も主要な欲求)につき動かされるのであって,そうした欲求
(必要性)の命ずるもの(要請するもの)以上に出ることはない。
 人間に関しては,事情が違っている(異なっている)。確かに,人間も生活
必需品を得るために,(仕事以外の)他の目的に使う精力がほとんど残らない
ほど一生懸命に働かざるをえない。しかし,生計が保証されている人(衣食足
りた人)は,そういう理由で,活動をやめることはない。(ペルシャの)クセ
ルクセス王(Xerxes)がアテネの遠征(the Athenian expedition 通例,「ギ
リシア遠征」)に乗りだした当時,彼が衣食や女に事欠いていたということは
まったくない。ニュートンは(ケンブリッジ大学の)トリニティ・コレッジの
フェロー(給費特別研究員)になってから物的に安楽になったことは確かであ
る。しかし,(あの有名な)『プリンキピア』を書いたのはその後のことであ
る。聖フランシスやイグナチウス・ロヨラが修道会(Orders)を創ったのは,
貧困(want 困窮)から逃れる必要があったからでは決してない。これらの人々
はみな著名人である。しかし,同様の特質(特徴)は,少数の不活発aな物ぐ
さな)少数者を除いて,程度こそ異なれ,全ての人に見られる(ものである)。
A夫人は,夫の事業の成功はまったく確実であり,彼女は救貧院(workhouse)
について(入ることになりはしないかと)心配する必要はまったくない。そう
いうA夫人はB夫人よりも良い着物で着飾ることを好む。それほどの金をかけ
なくても(金をかけて着物をたくさん着こまなくても),肺炎(pneumonia)の
危険から逃れることができるのに,それでも良い着物が着たいのである。(さ
らに)A夫人も(夫の)A氏も,ナイトに叙されるか国会議員に選ばれるかす
れば喜ぶ。白日夢の中での想像上の勝利には,際限がなく,もしそれが現実に
可能だということになれば,それを達成するためにはいろいろな努力がなされ
るだろう。

Chapter 1: The Impulse to Power

Between man and other animals there are various differences, some 
intellectual, some emotional. One of the chief emotional differences 
is that some human desires, unlike those of animals, are essentially 
boundless and incapable of complete satisfaction. The boa constrictor,
 when he has had his meal, sleeps until appetite revives ; if other 
animals do not do likewise, it is because their meals are less 
adequate or because they fear enemies. The activities of animals, 
with few exceptions, are inspired by the primary needs of survival 
and reproduction, and do not exceed what these needs make imperative. 

With men, the matter is different. A large proportion of the human 
race, it is true, is obliged to work so hard in obtaining necessaries
 that little energy is left over for other purposes; but those whose
 livelihood is assured do not, on that account, cease to be active.
 Xerxes had no lack of food or raiment or wives at the time when he
 embarked upon the Athenian expedition. Newton was certain of material
 comfort from the moment when he became a Fellow of Trinity, but it 
was after this that he wrote the Principia. St, Francis and Ignatius
 Loyola had no need to found Orders to escape from want. These were
 eminent men, but the same characteristic, in varying degrees, is to
 be found in all but a small exceptionally sluggish minority. Mrs. A,
 who is quite sure of her husband's success in business, and has no 
fear of the workhouse, likes to be better dressed than Mrs. B, 
although she could escape the danger of pneumonia at much less 
expense. Both she and Mr. A are pleased if he is knighted or elected
 to Parliament. In day-dreams there is no limit to imagined triumphs,
 and if they are regarded as possible, efforts will be made to achieve
 them. 
 出典: Power, 1938.
 詳細情報:https://russell-j.com/beginner/POWER01_010.HTM

4)n.1243: R『権力-その歴史と心理』第一章 n.2
      https://russell-j.com/wp/?p=4315

5)n.1244: R『権力-その歴史と心理』第一章 n.3
       https://russell-j.com/wp/?p=4317


Chapter XXI: Conclusion, n.12

The obligations of parents towards children are treated far more 
lightly than seems to me right by many persons who consider themselves
 virtuous. Given the present system of the bi-parental family, as soon
 as there are children it is the duty of both parties to a marriage to
 do everything that they can to preserve harmonious relations, even if
 this requires considerable self-control. But the control required is
 not merely, as conventional moralists pretend, that involved in 
restraining every impulse to unfaithfulness; it is just as important 
to control impulses to jealousy, ill-temper, masterfulness, and so on.
 There can be no doubt that serious quarrels between parents are a 
very frequent cause of nervous disorders in children ; therefore 
whatever can be done to prevent such quarrels should be done. At the
 same time, where one or both of the parties has not sufficient 
self-control to prevent disagreements from coming to the knowledge of
 the children, it may well be better that the marriage should be 
dissolved. It is by no means the case that the dissolution of a 
marriage is invariably the worst thing possible from the point of 
view of the children; indeed, it is not nearly so bad as the spectacle
of raised voices, furious accusations, perhaps even violence, to which
 many children are exposed in bad homes.
 出典: Marriage and Morals, 1929.
 詳細情報:https://russell-j.com/beginner/MM21-120.HTM


★「ラッセルの言葉_画像版」

 日本語 version : n.0797j-0803j を投稿
 英 語 version : n.0797e-0803e を投稿

  一つだけ再録します。 n.0800j (Jan. 9, 2019)
   https://russell-j.com/smart_r366/r366g_j0800.html

 「本当のことを言う勇気に欠ける権力者たち」

 美徳を教えるためには偽り(嘘)を吹き込むことが必要である,と一般に考えられている。政治(の世界)では,自分の支持政党の著名な政治家の悪徳を隠す。神学(の世界)では,自分がカトリックなら(ローマ)法王の罪を隠し,プロテスタントならルターやカルヴァンの罪を隠す。性の問題では,若い人の前で,貞節が実際よりもずっと普通であるようなふりをする。

It is generally held that the teaching of virtue demands the inculcation of falsehood. In politics, we conceal the vices of eminent statesmen of our own party. In theology, we conceal the sins of Popes if we are Catholics, and the sins of Luther and Calvin if we are Protestants. In matters of sex, we pretend before young people that virtue is much commoner than it is.
 情報源: On Education, especially in early childhood, 1926, Pt. 3: Intellectual education, chap.16: Last school years.
 詳細情報:https://russell-j.com/beginner/OE16-090.HTM

 <寸言>
 嘘をついても自分の権力が危うくならないということになれば,嘘をつくことの許容度がどんどんあがっていく。国民も「清濁併せ呑む」の意味や意義をわかっていて、目的を達するために多少きれいでないこと(=汚いやり方)をしても仕方がないと、国民や自分の支持者は部分的に見て見ぬふりをしてくれているんだ、とどんどん偽善や自己欺瞞が進んでいく。
 どんなにひどい候補者を選挙で選んだとしても、国民は自分たちに「ふさわしい」政治家を選んでいるんだ、ということになる。いずれ大きなしっぺ返しを受けても「自業自得」か? 

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(2) ラッセルに関する記述や発言等
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 今回はお休み

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 編集後記 スポーツ選手の「寿命」-手術をして「延命をはかることが常識化?」
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 一昨日はレスリングの吉田沙保里選手(36)の引退の、昨日はテニスのアンディー・
マレー選手(31歳/キャリア通算45勝、四大大会では3度優勝)の引退のニュースが
報道されました。

 スポーツの世界では、フィギア、卓球、水泳、野球などで、とても若い選手の活躍
とともに、年配の選手(葛西、イチロー、ナダル、フェデラー他)の活躍がよくマス
コミでとりあげられるようになりました。つまり、スポーツで活躍できる年齢の範囲
が拡大していますが、それには医学、栄養学、スポーツ科学などの科学の進歩がかな
り影響しているようです。

 野球においては、投手などは(大谷選手ほか多くの選手が)トミー=ジョン手術に
よって選手としての延命をはかったり、肉体を大量のプロテイン接収や科学的なトレ
ーニングによって強化することが常識となっています。

 テニスの場合も、フェデラーなどは今年の8月8日(私の誕生日と一緒!)には38
歳にもなろうというのに未だ世界1,2位を争っています。テニスの選手は、腕や肩
や腰や臀部などを手術して再起をはかる選手がとても多くいます。

 こういった世界一流の選手になるためには若い時からよいコーチをつけ、多くのお
金を投資しなければなりません。もちろん一流の選手に上り詰めてから費やしたお金
の何倍いや何十倍も「回収」しなければなりません。つまり、スポーツはビジネス化
しており、巨額のお金が動くスポーツほど人気となります。

 幸か不幸か、ここにも資本主義の光と影があります。うまく時流に乗れなかったり
「起業家精神」のない人(スポーツ関係者)は消えていかざるをえないという世界が
ここにもあります。企業家だけでなく、政治家もそういった人気スポーツを利用する
ことは言うまでもありません。たとえば・・・ 。(松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
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