バートランド・ラッセルに関するメルマガ

編集後記 国会答弁書にルビ(ふりがな)が必須の総理と副総理

カテゴリー: 2018年09月29日
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 (週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  no.0603_2018/09/29 (2006/12/21 創刊/毎週土曜 or 日曜日 発行)

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     ■ 目 次 ■
          
(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

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(1) ラッセルの著書や発言等から
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■「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉366」
      n.1473~n.1476 を発行しました。
 
  以下,1つだけ再録します。
     https://archives.mag2.com/0001626338/20180928060000000.html

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 ラッセル『宗教と科学』』第4章 悪魔研究と医学 n.12
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 第4章 悪魔研究と医学 n.12

 プロテスタントも,カトリックとまったく同じくらい,魔女(女魔術師)の迫害に
ふけった。この件については,ジェームズ一世(注:Charles James Stuart, 1566-
1625:スコットランド、イングランド、アイルランドの王で,スコットランド王とし
てはジェームズ6世。学識ある統治者として知られた。)は,特に熱心だった。彼は
悪魔研究(悪魔学)に関する本(注:Daemonologie, 1597年)を執筆し,イングラン
ド統治の最初の年 -当時,コーク(Edward Coke, 1552-1634)は法務総裁(Attorney-
General)で,ベーコン(注:Francis Bacon, 1561-1626:イギリスの哲学者、神学者
、法学者。「知は力なり」という言葉で有名)は下院にいた- に,ある法令により魔
女(女魔術師)に関する法律(the law)をより厳しいもにするようにさせたが,その
法律は1736年まで効力を持ち続けた。多くの告発がなされており,そのなかのある告
発の医師立会人だったトーマス・ブラウン卿は,「医師の宗教」(Religio Medici)の
中で次のように力説している。「私はこれまで魔女(女魔法師)が存在すると信じて
きたし,今もそれを知っている。魔女(の存在)を疑う者は魔女を否定するばかりで
なく,霊(の存在)をも否定する者である。また,彼らはごまかしており(obliquely
傾いており),従って,そういった者たちは一種の不信心(者)ではなく一種の無神
論(者)である」。事実,レッキーが指摘しているように,「幽霊や魔女(の存在)
を信じないことは,17世紀における懐疑論の最も主要な特徴であった。当初懐疑論
(懐疑主義)はほとんど公然たる自由思想家たちに限られていた。」(のである) 。

Chapter 4: Eemonology and Medicine, n.12

Protestants were quite as much addicted as Catholics to the persecution of
 witches. In this matter James I was peculiarly zealous. He wrote a book on
 Demonology, and in the first year of his reign in England, when Coke was 
Attorney-General and Bacon was in the House of Commons, he caused the law to
 be made more stringent by a statute which remained in force until 1736. 
There were many prosecutions, in one of which the medical witness was Sir 
Thomas Browne, who declared in Religio Medici : "I have ever believed, and 
do now know, that there are witches ; they that doubt them do not only deny
 them, but spirits, and are obliquely and upon consequence a sort, not of 
infidels, but of atheists." In fact, as Lecky points out, “ a disbelief in
 ghosts and witches was one of the most prominent characteristics of 
scepticism in the seventeenth century. At first it was nearly confined to 
men who were avowedly free thinkers.” 
 出典:Religon and Science, 1935, chapt. 4: 
 情報源:https://russell-j.com/beginner/RS1935_04-120.HTM


■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
      n.1429~1432号 を発行しました

  以下,1つだけ再録します。
      https://archives.mag2.com/0001623960/20180928060000000.html

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 R英単語熟語 satire (n)【風刺,皮肉】
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★ satire (n)【風刺,皮肉;風刺文,風刺作品,風刺文学】

* satirical; satiric (adj.):風刺の,風刺的な;皮肉っぽい
* satirize (v):風刺する
* satirist (n):風刺家,皮肉屋;風刺作家
* social satire 社会風刺
   https://russell-j.com/beginner/reitan-s153.htm

<用例1>
The first time one learns that one's best friends are liable to be wittily
 satirical at one's expense, the experience is very painful, and one feels
 furious in spite of the consciousness of often having done the same thing
 oneself.
[最も親しい友人までが,自分(あなた)をからかって,機知をきかせて皮肉を言って
楽しむ傾向があることを初めて知ると,そのような経験は非常に辛いものであり,本人
も他人に対し同様のことをよくやっていることに気づいていても,ひどく立腹する。]
 出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』の中の「嫉妬について」
     https://russell-j.com/JEALOUS.HTM

<用例2>
Swift satirized the conflict in his wars of Big-Endians and Little-Endians.
[J. スウィフトは旧教徒と新教徒との葛藤を(『ガリヴァー旅行記』の中の)「大エ
ンディアンと小エンディアンとの戦い」の中で風刺した。]
 出典:ラッセル『権力-新しい社会分析』第10章権力の源泉としての信条」
     https://russell-j.com/beginner/POWER10_150.HTM

<参考例1>
The television show was a satire on political leaders.
[そのテレビ番組は政治指導者たちを皮肉ったものだった。]
 出典:『キクタン super 12000』p.99

<参考例2>
His new play is a satire on the fashion industry.
 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.

<参考例3>
Satire is the use of humour or exaggeration in order to show how foolish or
 wicked some people's behaviour or ideas are.
 出典:Collins COBUILD English Dictionary for Advanced Learners, new ed


★「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2」 n.1173~1176

1)n.1173:R『結婚論』第十六章 離婚 n.5
       https://russell-j.com/wp/?p=4071
      
2)n.1174:R『結婚論』第十六章 離婚 n.6
      https://russell-j.com/wp/?p=4073

3)n.1175:R『結婚論』第十六章 離婚 n.7
       https://russell-j.com/wp/?p=4076

4)n.1176: R『結婚論』第十六章 離婚 n.8
      https://archives.mag2.com/0001626338/20180928060000000.html
 

★「ラッセルの言葉_画像版」

 日本語 version : n.0692j-0697j を投稿
 英 語 version : n.0692e-0697e を投稿

  一つだけ再録します。 n.0694j (Sept. 25, 2018)
      https://russell-j.com/smart_r366/r366g_j0694.html

 「中立的かつ科学的に精確な言葉遣い」

あらゆる性的な事柄に関して,当事者の観点から記述するか,それとも,ねたみ深い
部外者の観点から記述するかによって,極端が存在する(生じる)。我々自身がする
ことは「勇敢な(恋愛)行為」であり,他人がすることは「姦通(私通)」になる。
それゆえ,情緒的な色彩を帯びた言葉を忘れないようにしなければならない。そして
,時折,我々もそれを使用するかもしれない(使用してもよいだろう)。しかし,控
えめにそうしなければならない。そして,大部分においては(in the main),中立
的かつ科学的に精確な言葉遣い(表現法)で満足しなければならない。

In regard to all sexual matters there is a polarity according as they are 
described from the point of view of the participants or from that of jealous
 outsiders. What we do ourselves is "gallantry" ; what others do is 
"fornication". We must therefore remember the emotionally coloured terms,
 and we may employ them on occasion; but we must do so sparingly, and, in
 the main, we must content ourselves with neutral and scientifically 
accurate phraseology.
 出典: Bertrand Russell :Marriage and Morals, 1929
 詳細情報:https://russell-j.com/beginner/MM05-110.HTM

 <寸言>
 恋愛においては極端な言葉を使うのもよいであろうが、対話の場においては可能
な限り客観的な感情を表さない言葉を使うほうがよい。その場合、多くの政治家は
人気がなくなり、当選しにくくなるかも知れないが、大衆受けすることを言い続け
る必要性から、一部の者に対しては利益誘導できても国民全体のためにならないこ
としてしまう可能性は減るであろう。 

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(2) ラッセルに関する記述や発言等
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★ 今回もお休み

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 編集後記 国会答弁書にルビ(ふりがな)が必須の総理と副総理
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 我が国の総理も副総理も本はほとんど読まない(若い時から読んできていない)と
いうことで、国会答弁や記者会見で事務(広報担当者や答弁作成者)がまとめた原稿
を読み上げる時に漢字・熟語の読み方を度々間違え、その都度、失笑を買っている。

 今話題になっている一番最近の誤読は、一昨日の国連総会で演説した安倍総理が原
稿を読み上げた時に「背後」を「せご」と読みあげたこと。西郷隆盛(=せごどん)
の故郷の鹿児島で、総理が桜島を背景に総裁選出馬宣言をしたことを揶揄して、「背
後どん(=★総理の読み方で★「せごどん」)」とからかわれている。
(これはあくまでもネットの世界のことであり、新聞はそんな失礼な記事は載せない
「良識」を持っている。総理のお薦めは読売や産経。)
 
 もちろん誰にも(多くの人が読み方を知っている)漢字・熟語の読み方を間違える
ことはある。しかし安倍総理と麻生副総理が読み方を間違える回数は少し多すぎる。
それなりに立派なことを言っていると聞こえることはあるが、それは他人が作ってく
れた原稿があるから。今後記者会見においては,事務が原稿を用意することはしない
で、総理や副総理のような「見識を備えた(備えていると想像される)」人物の場合
は自分の言葉で受け答えすることを原則とするといったルールをつくってほしい。
 しかし、そのようなルールができたら、二人とも目が当てられない間違いを頻繁に
おかし、今の地位を保持することはできなくなるでのではないだろうか?

 二人とも、騙されやすい(印象操作にかかりやすい)国民が多くて幸いだと内心思
っているのではないかと疑われる。 (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
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