バートランド・ラッセルに関するメルマガ

編集後記 「ラッセル英単語熟語1500」をアマゾンの電子書籍として出版!

カテゴリー: 2018年07月07日
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 (週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  no.0591_2018/07/07 (2006/12/21 創刊/毎週土曜 or 日曜日 発行)

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     ■ 目 次 ■
          
(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

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(1) ラッセルの著書や発言等から
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■「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉366」
      n.1416~n.1420 を発行しました。
 
  以下,1つだけ再録します。     
   https://archives.mag2.com/0001626338/20180706060000000.html

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 ラッセル『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命 n.1
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『宗教と科学』第2章 コペルニクス革命 n.1

 神学と科学との間における最初の,またある意味で最も注目すべき,激戦(pitched 
battle )は,我々が今日太陽系と呼んでいるものの中心は地球かあるいは太陽かと
いうことに関する天文学上の論争であった。(当時の)	正説(公認の理論)は
,プトレマイオスの理論であった。それによると,地球は宇宙の中心で静止している
一方,太陽,月,惑星,及び恒星の体系は,地球の周りを回転し,それらの各々は,
自己の領域(の範囲内)にある。新しいコペルニクスの理論によると,地球は静止し
ているどころか,二様の運動をもっている。(即ち)地球はその軸(地軸)を一日一
回転し(自転),太陽の周りを一年に一回転する(公転)。

 我々がコペルニクス理論と呼ぶもの(理論)は,16世紀に,大変な目新しささをもっ
て(with all the force of novelty),現われたが(注:荒地出版社刊の津田訳では
「17世紀」と誤訳),実際は,その天文学における能力がとても高かったギリシア人
によって,既に創案されていた。それはピタゴラス学派により唱道され,歴史的には
多分その事実はないであろうが,ピタゴラス学派(の人たち)はその理論はピタゴラス
学派の祖であるピタゴラスに帰属するとした。地球は動くと明確に教えたと思われる
最初の人物は紀元前三世紀に生きていたサモス(島)のアリスタルコス(紀元前310年
 - 紀元前230年頃)であった。彼ほ多くの点で驚嘆すべき人物であった。観察の誤差
(errors 誤り)があったためにその結果(距離)は精確とはとても言えないもので
あったが,彼は,太陽と月との相対距離(注:両者の距離は刻々と変化するのであく
までも「相対」距離)を発見する理論的に正当な方法を考案した。ガリレオ同様,彼
は不信心の非難を受け,ストア派のクレアンテス(Cleanthes)によって攻撃された。
しかし,彼の生きていた時代は,頑固な迷信家は政治に対してほとんど影響を及ぼし
ていなかったの で,そのような攻撃ほ明らかに彼にまったく害を与えなかった。

 ギリシア人は幾何学に大変優れていたので,ある種の問題(事柄)については,科
学的証明に達することを可能にした(達することが出来た)。彼らは日食の原因を知
っており,月に映った地球の影の形から,地球は球体であること(a sphere 球形)を
推論した。エラストテネスは -彼はアリスタルコスより少しばかり後の人物だが-
 地球の大きさを概算する方法を発見した。しかし,ギリシア人は力学の初歩すら持
ち合せておらず(知らず),従って,地球の運動に関するピタゴラス説を信奉する者た
ちは,自分たちの理論を裏付けるいかなる強力な論拠(論証)も推し進めることはで
きなかった。プトレマイオスは,紀元一三〇年頃に,アリスタルコスの見解を拒否し
,地球を宇宙におけるその特権的地位に連れ戻した。その後,古代と中世を通じ,彼
(プトレマイオス)の見解は,疑われないままの状態が続いた(のである)。

Chapter 2: The Copernician Revolution, n.1

The first pitched battle between theology and science, and in some ways the 
most notable, was the astronomical dispute as to whether the earth or the 
sun was the centre of what we now call the solar system. The orthodox theory
 was the Ptolemaic, according to which the earth is at rest in the centre of
 the universe, while the sun, moon, planets, and system of fixed stars 
revolve round it, each in its own sphere. According to the new theory, the
 Copernican, the earth, so far from being at rest, has a twofold motion : it
 rotates on its axis once a day, and it revolves round the sun once a year. 

The theory which we call Copernican, although it appeared with all the force
 of novelty in the sixteenth century, had in fact been invented by the 
Greeks, whose competence in astronomy was very great. It was advocated by 
the Pythagorean school, who attributed it, probably without historical 
truth, to their founder Pythagoras. The first astronomer who is known 
definitely to have taught that the earth moves was Aristarchus of Samos,
 who lived in the third century B.C. He was in many ways a remarkable man.
 He invented a theoretically valid method of discovering the relative 
distances of the sun and moon, though through errors of observation his 
result was far from correct. Like Galileo, he incurred the imputation of 
impiety, and he was denounced by the Stoic Cleanthes. But he lived in an 
age when bigots had little influence on governments, and the denunciation
 apparently did him no harm. 

The Greeks had great skill in geometry, which enabled them to arrive at 
scientific demonstration in certain matters. They knew the cause of 
eclipses, and from the shape of the earth's shadow on the moon they 
inferred that the earth is a sphere. Eratosthenes, who was slightly later
 than Aristarchus, discovered how to estimate the size of the earth. But 
the Greeks did not possess even the rudiments of dynamics, and therefore 
those who adhered to the Pythagorean doctrine of the earth's motion were
 unable to advance any very strong arguments in favour of their view. 
Ptolemy, about the year A.D. 130, rejected the view of Aristarchus, and 
restored the earth to its privileged position at the centre of the universe.
 Throughout later antiquity and the Middle Ages, his view remained 
unquestioned.
 出典:Religon and Science, 1935, chapt. 2.
 情報源:http://russell-j.com/beginner/RS1935_02-010.HTM
	

■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
      n.1371~1375号 を発行しました

  以下,1つだけ再録します。
    https://archives.mag2.com/0001623960/20180705060000000.html

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 R英単語・熟語   affinity (n)[親近感;類似性;親和性]
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★ affinity (n)[(人や物に)心をひかれること,相性のよさ,親近感;類似性;
         親和性,親和力;(生来の)好み;(血縁以外の)姻戚関係]

  http://russell-j.com/beginner/reitan-a139.htm

<用例1>
Burali-Forti had already discovered a similar contradiction, and it turned 
out on logical analysis that there was an affinity with the ancient Greek 
contradiction about Epimenides the Cretan, who said that all cretans are 
liars.
[ブラリ・フォルティ(Cesare Burali Forti, 1861-1931: イタリアの論理学者)も
すでに同様の矛盾を発見しており,それは,論理分析において,クレタ人であるエピメ
ニデスが,「すべてのクレタ人は嘘つきである」と言った古代ギリシアの矛盾と類似
したものであることが明らかになった。]
 出典:ラッセル『自伝』第1巻 第6章「プリンキピア・マテマティカ」
     http://russell-j.com/beginner/AB16-050.HTM

<用2>
Russian problems, it is true, have important affinities with those of China,
 but they have also important differences.
[ロシア問題が中国問題と重要な類似点をもつことは事実であるが,重要な相違点もあ
る。]
 出典:ラッセル『中国の問題』第1章「問題点」
     http://russell-j.com/cool/17T-0101.HTM

<参考例1>
Oxygen has a strong affinity for Hydrogen.
[酸素は水素に対し強い親和力がある。]
 出典:『京大学術語彙データベース 基本英単語1110』p.211

<参考例2>
The French and Italian languages have many affinities (with each other).
 出典: Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.


★「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2」 n.1115~1119

1)n.1115:R『結婚論』第十章 結婚 n.10: 
  https://russell-j.com/wp/?p=3858

2)n.1116:R『結婚論』第十章 結婚 n.11 
  https://russell-j.com/wp/?p=3862

3)n.1117:R『結婚論』第十章 結婚 n.12 (一段落飛ばし)
  https://russell-j.com/wp/?p=3864

4)n.1118:R『結婚論』第十一章 売春 n.1
  https://russell-j.com/wp/?p=3867

5)n.1119:R『結婚論』第十一章 売春 n.2 
  https://russell-j.com/wp/?p=3873
   

★「ラッセルの言葉_画像版」

 日本語 version : n.0608j-0614j を投稿
 英 語 version : n.0608e-0614e を投稿

  一つだけ再録します。
   http://russell-j.com/smart_r366/r366g_j0611.html

 「自由と組織 or 組織化の進展とと自由の喪失」 n.0611j (July 4, 2018)

 現代の世界は,技術的理由によって,百年前の世界よりもはるかに組織化されてい
る。(そうして)一人の人間が自分の衝動から行う行為はほとんどないような状態で
あり,権威(力を持っている者)によって無理にやらされるあるいは指示によってや
らされる行為ははるかに多い。組織化によって生じる便益はとても大きく明らかであ
るため、組織化以前の状態に戻るのを望むことは愚かなことであろうが、利点のみを
自覚している人たちは、とても現実的かつひしひしと身に迫っている危険を見逃しや
すい。

The modern world, for technical reasons, is very much more organized than 
the world of a hundred years ago: there are very many fewer acts which a man
 does simply from his own impulse, and very many more which he is compelled
 or induced to perform by some authority. The advantages that spring from
 organization are so great and so obvious that it would be absurd to wish to
 return to an earlier condition, but those who are conscious only of the 
advantages are apt to overlook the dangers, which are very real and very
 menacing. 
 出典:Bertrand Russell: John Stuart Mill,1955.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/1097_JSM-140.HTM

 <寸言>
 組織が大きくなればなるほど,上層部にいる集団(人間)の権力及び利益は増して
行く。下層にいる集団(人間)ももちろん上層部に行ける可能性はあるが、「アメリ
カン・ドリーム」と同様、結局は、宝くじの当選者と同様に、ごく一部に限られる。
そのことはわかっているのに、小さな組織ではどのような不幸なことがあるかも知れ
ないということで、大きな組織に入りたがる。個人的なことよりも国民や国家のこと
を重視すると公言する国会議員でさえも、「政権与党でなければ大きなこと(善いこ
と)もできない」と理由づけして大政党に入り、指示待ちのサラリーマン議員となっ
ていく。

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(2) ラッセルに関する記述や発言等
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★「次回読書会(ラッセルを読む会)ご案内」 
  http://russell-j.com/R2HOME.HTM

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 編集後記 「ラッセル英単語熟語1500」をアマゾンの電子書籍として出版! 
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「ラッセル英単語熟語1500」(ラッセルの英語シリーズ n.18)を先日、アマゾンの電
子書籍(Kindle 版)として出版しました。

 アマゾンが自動的に計算して出している紙にした場合のページ数は1752ページにな
っています。電子書籍だからこそ、ページ数を気にせずに出せるしだいです。
(収録語数は少なくても安価なほうが良い方のために、『同1000』と『同1200』も削
除しないで残してあります。)
 来年は「ラッセル英単語熟語1800」を出したいと思っています。
 活用のほどよろしくをお願いいたします。
 
 https://amzn.to/2zlyS9R ←短縮URL(下記は短縮なしのURL)

https://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_tl?ie=UTF8&tag=russellj-22&keywords=ラッセル英単語熟語1500&index=aps&camp=247&creative=1211&linkCode=ur2&linkId=418d05047c3f7d339ecb8c9fb23fe69f
                               (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
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