バートランド・ラッセルに関するメルマガ

編集後記 錦織や大坂なおみなどのテニスのライブ中継を無料で見る方法


カテゴリー: 2018年06月16日
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 (週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  no.0588_2018/06/16 (2006/12/21 創刊/毎週土曜 or 日曜日 発行)

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     ■ 目 次 ■
          
(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

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(1) ラッセルの著書や発言等から
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■「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉366」
      n.1401~n.1405 を発行しました。
 
  以下,1つだけ再録します。     
   http://archives.mag2.com/0001626338/20180615084325000.html

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 ラッセル『権力』 第18章 権力を手懐けること n.32
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 第18章 権力を手懐けること n.32

 実生活において民主主義を成功に導くのに必要な気質は,知的生活において(必要
な)科学的な気質とまさに同じである。それは懐疑主義と独断主義の折衷案(注:a 
half-way house :2つのものの中間にある宿屋;刑務所・精神病院などから出たあと
の更生訓練施設;折衷案,中間形態)のようなものである。真理は完全に到達可能な
ものでもないし、完全に到達不可能なものでもない,と折衷案は考える。(即ち)真理
はある程度まで到達可能であるが、苦労して初めて到達しうるものである。

 独裁制は -近代の形態においては- 常に信条と結びついている。(たとえば)ヒ
トラーの信条、ムッソリーニの信条、あるいはスターリンの信条である。独裁制が存
在しているところでは、若者はまだ自分で考えられるようになる前に、ひとそろいの
信念が精神に注入され、また、これらの信念は生徒たちが後に(成人した後に)早期
の教訓(授業)の催眠効果から決して逃れることができないであろうことが期待され
るように(期待できるように),絶えず執拗に教えられるのである。こうした信念は
、その信念が真実だと想えるような理由を与えることによってではなく、オウムのよ
うな繰返しや集団ヒステリーや集団的な暗示によって注入されるのである。こういう
やり方で、二つの相反する信条が教え込まれ続けると、それらの信条は、議論を行う
二つの政党ではなく、衝突する二つの軍隊を生み出す。催眠をかけられたどちらの自
動人形(ロボット化した人間)も、最も神聖なものは全て味方側(自分たちの側)の
勝利と密接に結びついており、最も恐るべきものは全て敵側(反対側)の勝利によっ
て例証されると感じる。そういった狂信的な党派の者たちは、議会に集まって「どち
らの側が多数派を占めるか(競い合って)やってみよう」というようなわけにはいか
ない。このようなことは全くあまりにも平凡なことに見えるであろう。なぜなら、ど
ちらの側もそれぞれ聖なる大義名分を代表しているからである。こういった独断主義
は、もし独裁政治は避けられなければならないとすれば、予防されなければならず、
またこれを防ぐ方策(措置)は,教育の不可欠の部分を形作らなければならない(不
可欠な部分にならなければならない)。

Chapter 18: The taming of Power, n.32

The temper required to make a success of democracy is, in the practical 
life, exactly what the scientific temper is in the intellectual life; it is
 a half-way house between scepticism and dogmatisim. Truth, it holds, is 
neither completely attainable nor completely unattainable; it is attainable
 to a certain degree, and that only with difficulty.

Autocracy, in its modern forms, is always combined with a creed: that of 
Hitler, that of Mussolini, or that of Stalin. Wherever there is autocracy,
 a set of beliefs is instilled into the minds of the young before they are
 capable of thinking, and these beliefs are taught so constantly and so 
persistently that it is hoped the pupils will never afterwards be able to
 escape from the hypnotic effect of their early lessons. The beliefs are 
instilled, not by giving any reason for supposing them true, but by 
parrot-like repetition, by mass hysteria and mass suggestion. When two 
opposite creeds have been taught in this fashion, they produce two amies 
which clash, not two parties that can discuss. Each hypnotized automaton 
feels that everything most sacred is bound up with the victory of his side,
 everything most horrible exemplified by the other side. Such fanatial 
factions cannot meet in Parliament and say 'let us see which side has the
 majority' ; that would be altogether too pedestrian, since each side stands
 for a sacred cause. This sort of dogmatism must be prevented if 
dictatorships are to be avoided, and measures for preventing it ought to
 form an essential part of education.
 出典: Power, 1938.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/POWER18_320.HTM
	

■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
      n.1356~1360号 を発行しました

  以下,1つだけ再録します。
   http://archives.mag2.com/0001623960/20180615060000000.html

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 R英単語・熟語  make a difference [重要である] 
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★ make a difference [(違いが生じる→)重要である] 

* make no differnce まったく重要でない(← 差がない);どうでもよいことだ。
   http://russell-j.com/beginner/reitan-m073.htm

<用例1>
The ending of the War made a difference in my relations with Colette. .
[第一次世界大戦の終結は,私とコレットとの関係において重要であった。(第一次
世界大戦が終わったことにより,私とコレットとの関係は異なったものになった。)]
 出典:ラッセル『自伝』第2巻第2章「ロシア」
     http://russell-j.com/beginner/AB22-020.HTM

<用例2>
An open-air nursery and training centre, numbering in all about 100 children
 and 30 students, costs, as nearly as makes no difference, £2,200 per annum.
[約100人の子供と30人の教育実習生のいる,教員養成所つきの野外保育園(青空保育
園)にしても,その費用は年間約2,200ポンドであり,その差は重要ではない(ほと
んど差はない)。]
 出典:ラッセル『教育論』第二部_性格の教育_第13章「保育園」
     http://russell-j.com/beginner/OE13-060.HTM

<用例3>
But even if it were true, it would make no difference.
[しかし,たとえそれが真実であったとしても,重要ではない(まったく差はない)。]
 出典:ラッセル「宗教は文明に有益な貢献をしたか?」
     http://russell-j.com/beginner/0466HRMUC-040.HTM

<参考例1>
It make no difference to me whether he will come or not.
[彼が来るか来ないかは私にとって重要ではない。]
 出典:森一郎『試験にでる英熟語』 p.136

<参考例2>
Money makes a difference in politics. / It makes no difference to me who you
 were with last night.
[政治では金が重要である。/君が昨夜誰といたかなんて僕にはどうでもいい事だ。]
 出典:『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』, p.5

<参考例3>
It makes a difference in life whether or not you can speak English.
[英語を話せるかどうかは人生において重要である。]
 出典:『九大英単』, p.130

<参考例4>
I don't think it makes a lot of difference what colour it is (= it is not 
important).
 出典:Oxford Advanced Learner's Dictionary, 8th ed.


★「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2」 n.1100~1104

1)n.1100:R『結婚論』第九章 人生における恋愛の位置 n.5: 愛は男女の自我の堅
 い壁を打ち壊す
   https://russell-j.com/wp/?p=3808

2)n.1101:R『結婚論』第九章 人生における恋愛の位置 n.6: 恋愛は社会学者が関
 心を持つべき事柄
   https://russell-j.com/wp/?p=3812

3)n.1102:R『結婚論』第九章 人生における恋愛の位置 n.7: 恋愛感情と)単なる)
 性的魅力
   https://russell-j.com/wp/?p=3814

4)n.1103:R『結婚論』第九章 人生における恋愛の位置 n.8: 
   https://russell-j.com/wp/?p=3817

5)n.1104:R『結婚論』第九章 人生における恋愛の位置 n.9
   https://russell-j.com/wp/?p=3820


★「ラッセルの言葉_画像版」

 日本語 version : n.0587j-0593j を投稿
 英 語 version : n.0587e-0593e を投稿

  一つだけ再録します。
   http://russell-j.com/smart_r366/r366g_j0587.html
 
 「ラッセルの言葉366_画像版」n.0580j (June 10, 2018)

 当時,彼(バーナード・ショー)と私は自転車事故に巻き込まれたが,一瞬,その
事故は彼の生涯に早過ぎる終焉をもたらしたのではないかと(彼の生涯は早くも幕を
閉じるのではないかと),私は恐れた。彼は自転車に乗るのを習い始めたばかりであ
り,私の自転車に大変な勢いでぶつかってきて,空中に放り出され,衝突した場所か
ら20フィート(注:約6m)も先に,背中から着地した。けれども,彼はまったく無
傷で起き上がり,(再び)自転車に乗り続けた。一方,私の自転車は大破し,私は汽
車で戻らねばならなかった。その電車はひどくのろく,すべての停車場に(停車場に
つくたびに)彼は自転車をひいてプラットフォームに現われ,頭を車内に突っ込み,
(私を)馬鹿にした。彼は,この事件全体を,菜食主義の効用を証明するものである
と見なしたのではないかと,私は邪推している。

At this time he (= Bernard Shaw) and I were involved in a bicycle accident, 
which I feared for a moment might have brought his career to a premature 
close. He was only just learning to ride a bicycle, and he ran into my 
machine with such force that he was hurled through the air and landed on 
his back twenty feet from the place of the collision. However, he got up 
completely unhurt and continued his ride; whereas my bicycle was smashed, 
and I had to return by train. It was a very slow train, and at every station
 Shaw with his bicycle appeared on the platform, put his head into the 
carriage and jeered. I suspect that he regarded the whole incident as proof
 of the virtues of vegetarianism. 
 出典: Bertrand Russell: Bernard Shaw, 1953.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/1036_GBS-020.HTM

 <寸言>
 理屈はなんでもつけられる。ちょっと打ちどころが悪ければ,バーナード・ショー
は死んでいたかもしれない。

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(2) ラッセルに関する記述や発言等
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 今回もお休み

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 編集後記 錦織や大坂なおみなどのテニスのライブ中継を無料で見る方法
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 錦織や大坂なおみなど、人気のあるテニス・プレイヤーの試合のライブ中継につい
ては、マスター1,000やグランドスロムの場合に限って、NHK(BS)やBS朝日
や(たまに)TV東京で放映している。しかし、どうしても野球やサッカーなどの
人気のあるスポーツが優先され、テニスはファイナル(優勝決定戦)やセミファイ
ナルでもライブ中継されずに,録画放送になったりしている。

 そこでインターネットで有料あるいは限定的に無料でライブ中継されているものを
「無料で」何とか見れないものかということになる。たとえば、テレビの WOW WOW
は大会の第1試合目だけを無料で放映することが多いし、最近ではテニス・デイリー
が無料会員登録をすることによって一部視聴できたりする場合がある。
 http://www.thetennisdaily.jp/news/live/

 他にはGoogle の動画検索(YouTube の検索では YouTube 掲載のものに限定されて
しまう)をすれば多くのライブ中継を発見でき、無料会員登録をすれば視聴できるも
のがかなりある。しかし、必ず「クレジット・カードの登録」が促され、カード情報
の不正使用の恐れがあるため、どうしても躊躇して登録を諦めている。

 他にネットで無料で見られる可能性があるものとして、スポーツを賭け事として放
送しているサイトでのライブ中継を見る方法であり、そういったサイトでは、世界中
から参加者を得たいので、事前会員登録を求めず、視聴できる国の限定だけをしてい
る場合が多く、(画質はよくないが)時々視聴できている。

 いずれにせよ、ネットやITの知識を増やし、Google などの検索技術を向上させる
ことによって、無料で利用できる有益なコンテンツが増えていくことだけは確かなよ
うである。(松下彰良)

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<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B012IYHZRG/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B012IYHZRG&linkCode=as2&tag=russellj-22">松下彰良(訳・編)『ラッセルの言葉366』</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=russellj-22&l=as2&o=9&a=B012IYHZRG" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

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■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に : matusitaster@gmail.com

■登録・解除・変更はこちら: http://russell-j.com/R3HOME.HTM
■WEBサイト: http://russell-j.com/
     ( top page: http://russell-j.com/index.htm )
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