バートランド・ラッセルに関するメルマガ

編集後記 次週の土曜日は連休中のため休刊とします


カテゴリー: 2018年04月28日
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 (週刊)バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
  no.0582_2018/04/28 (2006/12/21 創刊/毎週土曜 or 日曜日 発行)

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     ■ 目 次 ■
          
(1)ラッセルの著書及び発言等からの引用
(2)ラッセルに関する記述や発言等
 編集後記

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(1) ラッセルの著書や発言等から
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■「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉366」
      n.1369~n.1373 を発行しました。
 
  以下,1つだけ再録します。
   http://archives.mag2.com/0001626338/20180425060000000.html

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 ラッセル『権力』(Power, 1938) 第17章 権力の倫理学 n.12
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 第17章 権力の倫理学 n.12

 私としては,善悪は個々人のなかに具体的に表現されるものであって,主として社
会の中に表現されるものではない,と考える。組合国家(注:corporative State: フ
ァシズム体制下のイタリアで,ムッソリーニがつくった国家のこと。労働の資本への
隷属をはかるため個人と国家との間に官製組合を組織したのでこのように呼称される
。)を支持するために用いることができる若干の哲学 -特にヘーゲルの哲学- は,
倫理的特質を(個人ではなく)社会そのものにありとし(帰し),そうして,国家は
その市民の大部分が(肉体的及び精神的に)哀れであっても称賛すべきものでありと
する(attribute 帰する/ありとする)。そのような哲学は権力の保有者の特権を正当
化するためのトリック(策略/ごまかし)であり,また,我々の「政治」がどのような
ものであろうと,非民主的な「倫理」を支持する妥当な(合理的な)論拠はまったく
ありえない,と私は考える。私の言う非民主的倫理というのは,人類の一部を選び出
し,「これらの人々は良きものを楽しむべきであり,他の人々はただ彼らに奉仕すべ
きである(minisiter to 役に立つべき)」と言うような倫理のことである。私は,い
かなる場合においてもそのような倫理を拒否するが,しかし,前章で見たように,そ
のような倫理は,自己反駁的な不利な点(立場)をもっている。というのは,実際に
おいては,超人たちのために貴族主義的な理論家が想像しているような種類の生活を
超人たちが暮らすこと(送ること)はできるだろうということはとてもありそうもない
からである。(注:supermen 「超人」はニーチエの言う「超人」のこと))

Chapter 17: The Ethics of Power, n.12

For my part, I consider that whatever is good or bad is embodied in 
individuals, not primarily in communities. Some philosophies which could be
 used to support the corporative State - notably the philosophy of Hegel - 
attribute ethical qualities to communities as such, so that a State may be 
admirable though most of its citizens are wretched. I think that such 
philosophies are tricks for justifying the privileges of the holders of 
power, and that, whatever our politics may be, there can be no valid 
argument for an undemocratic ethic. I mean by an undemocratic ethic one 
which singles out a certain portion of mankind and says "these men are to
 enjoy the good things, and the rest are merely to minister to them." 
I should reject such an ethic in any case, but it has, as we saw in the last
 chapter, the disadvantage of being self-refuting, since it is very unlikely
 that, in practice, the supermen will be able to live the kind of life that
 the aristocratic theorist imagines for them.
 出典: Power, 1938.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/POWER17_120.HTM
	

■「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」
      n.1324~1328号 を発行しました

  以下,1つだけ再録します。
   http://archives.mag2.com/0001623960/20180423060000000.html

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 R英単語・熟語  urge【(v) せきたてる;しきりに勧める】
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★ urge【(v) せきたてる,駆り立てる;しきりに勧める;力説する | (n) 駆り立て
           る力;(~しようという)衝動】

* urgent (adj.):緊急の
* urgency (n):緊急性
   http://russell-j.com/beginner/reitan-u026.htm

<用例1>
For the same reason I cannot urge the reader to believe that men should live
 exclusively upon nuts.
[同様な理由で,私は読者をせきたてて,人間は'木の実'だけを食べて生きるべきだ,と
信じさせることはできない。]
 出典:ラッセル『幸福論』第10章「幸福はそれでも可能か?」
     http://russell-j.com/beginner/HA21-060.HTM

<用例2>
In the present difficult times, two diametrically opposite policies are 
urged upon governments by different schools of economists. 
[今日(松下注:1929年の世界大恐慌の直後)の不況下において、政府に対して、2つ
のまったく正反対の政策が(意見を異にする)それぞれの経済学派により唱道されて
いる。]
 出典:ラッセル『アメリカン・エッセイ集』の中の繁栄と公共支出
     http://russell-j.com/PROSPERI.HTM

<用例3>
The main instinctive urge of childhood is not sex, but the desire to become
 adult, or, perhaps more correctly, the will to power.
[幼年期の主な本能的な衝動は,性ではなくて,おとな(一人前)になりたいという欲望
である。もっと正確に言うなら,力(権力)ヘの意志である。]
 出典:ラッセル『教育論』第二部_第5章「遊びと空想」
     http://russell-j.com/beginner/OE05-020.HTM

<参考例1>
Many countries urged Japan to stop commercial whaling.
[多くの国が日本に商業捕鯨をやめるよう強く求めた。]
 出典:宮川幸久『英単語ターゲット1900』p.25

<参考例2>
The husband urged his wife to hurry up as she was putting on make-up.
[妻が化粧をしていると,夫は急ぐようにせき立てた。
 出典:『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』p.73]

<参考例3>
They urged us to give our support.
[ 出典:Longman Dictionary of Contemporary English, new ed.]


★「ラッセルの言葉(Word Press 版)v.2」 n.1068~1072

1)n.1068:R『結婚論』第七章 女性の解放, n.1:女性運動の初期の歴史
  https://russell-j.com/wp/?p=3694

2)n.1069:R『結婚論』第七章 女性の解放, n.2
  https://russell-j.com/wp/?p=3697

3)n.1070:R『結婚論』第七章 女性の解放 n.3; 開放前の女性
  https://russell-j.com/wp/?p=3700

4)n.1071:R『結婚論』第七章 女性の解放 n.4: 男女がお互いを縛るのではなく自
      由を認めあう
  https://russell-j.com/wp/?p=3703

5)n.1072:R『結婚論』第七章 女性の解放 n.5:
  https://russell-j.com/wp/?p=3707


★「ラッセルの言葉_画像版」

 日本語 version : n.0538j-0544 を投稿
 英 語 version : n.0538e-0544 を投稿

  一つだけ再録します。
     http://russell-j.com/smart_r366/r366g_j0540.html

 「フランス人は蛙を喰う」

 政治的に有害である誤まった信念を生じさせるもう一つの情熱は高慢(pride うぬ
ぼれ)  -国籍,人種,性,階級,あるいは,信条に対する高慢(うぬぼれ)- で
ある。私が小さい時,フランスはいまだ英国の伝統的な敵国とみなされており,また
,1人の英国人は3人のフランス人をやっつけることができるということを,疑問の
余地のない真理である,と思った。(だが)ドイツが敵国となると,この信念は修正
され,英国人はフランス人が,蛙を喰う傾向があるのを嘲笑することを止めてしまっ
た(注:フランスはドイツと戦ってくれる「味方」になったため)。

Another passion which gives rise to false beliefs that are politically 
harmful is pride - pride of nationality, race, sex, class, or creed. When
 I was young France was still regarded as the traditional enemy of England,
 and I gathered as an unquestionable truth that one Englishman could defeat
 three Frenchmen. When Germany became the enemy this belief was modified and
English people ceased to mention derisively the French propensity for eating
 frogs.
 出典: Bertrand Russell: Ideas That Have Harmed Mankind,1946.
 詳細情報:http://russell-j.com/beginner/0861HARM-110.HTM

 <寸言>
 小さい時から食べ慣れていれば「げてもの」でも平気で食べることができる。日本
人は「タコ」を平気で食べるが、「タコ」は気持ちが悪くて食べられないという欧米
人も多い。  食べるものの場合は、単なる趣味や習慣の違いだと笑い飛ばすことが
できるが、国籍や人種や性や階級や信条に関する好き嫌いは、子供から培われた偏見
や先入観が影響していても、笑ってやり過ごしたり、反省したいすることがなかなか
できにくい。やはり、どうしてそのような考えをもつようになったのか、その原因を
よく理解し、反省してみることは食物以上に重要である。

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(2) ラッセルに関する記述や発言等
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 今回もお休み

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 編集後記 次週の土曜日は連休中のため休刊とします
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 次週の土曜日(5月4日)は連休中のためこのメルマガは休刊とします。また、他の
メルマガ3誌「(ほぼ日刊)ラッセルの言葉」,「(ほぼ日刊)ラッセルの英語」(以上
は magmag 版)、「ラッセルの言葉366(melma 版)」,も休刊とします。
 なお、「ラッセルの言葉366」は無休で下記サイトにアップロードしますのでご活
用ください。

 http://russell-j.com/smart_r366/br366g-j_home.html(日本語版)
 http://russell-j.com/smart_r366/br366g-e_home.html(主として海外向け)
  (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良/まつした・あきよし)
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に : matusitaster@gmail.com

■登録・解除・変更はこちら: http://russell-j.com/R3HOME.HTM
■WEBサイト: http://russell-j.com/
     ( top page: http://russell-j.com/index.htm )
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