バートランド・ラッセルに関するメルマガ

バートランド・ラッセルに関するメール・マガジンn.27


カテゴリー: 2007年06月24日
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バートランド・ラッセル(1872.5.18-1970.2.2)に関するメール・マガジン
 2007/06/24:n.0027 (2006/12/21 創刊) (毎週土曜or日曜日発行)
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HP(main): http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm 
Blog: http://green.ap.teacup.com/russellian/ (あるRussellianの呟き)
Blog その2(Google Blogger): http://russell-j.blogspot.com/ ・
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 ■ 目 次 ■

(1) ラッセルの言葉
(2) ラッセル=シュバイツァー往復書簡(再編集しアップロード)
(3) 湯川秀樹関係(再編集しアップロード)
(4) (2)(3)以外のものからの引用等(再編集しアップロード)
(5) 編集後記

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(1) ラッセルの言葉(ラッセル著『教育論−特に幼児教育について』より)
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 [n.0073:手段(材料)としての子供(生徒)]

 「子供たちや若者たちは、彼らの幸せを純粋に願う人びとと、彼らを何らか
 の計画のための原材料(素材)としか考えない人びととの違いを、本能的に
 感じとる。」
 ★出典: http://russell.cool.ne.jp/beginner/OE02-090.HTM
 (子供の気持ちや考えを無視し、あなた(たち)のためだから親の言うこと
 を聞きなさいと、しばしば、大人は言う。しかし、子供のためといいながら、
 「子供の」気持ちよりも、子供を思う「自分の」気持ちを大事にしているこ
 とが少なくない。これは自己欺瞞の一種であるが、政治家のお家芸か?)
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Children and young people feel instinctively the difference between 
 those who genuinely wish them well and those who regard them merely 
  as a raw material for some scheme.
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(2) ラッセル=シュバイツァー往復書簡から(再編集しアップロード)
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★ 「シュワイツァーからラッセルへの手紙(1962.11.11)」
  http://russell.cool.ne.jp/LETTR-18.HTM
 ここにお送りする手紙は十月十四日に書いたものですが、ケネディとマクナ
 マラがベルリーン問題とキューバ問題で原子兵器を使うだろうと述べたその
 軽率さを私たちはきびしく批判せねばならぬと申し上げるためでした。・・・。
 
★ 「ラッセルからシュワイツァーへの手紙(1963.05.20)」
  http://russell.cool.ne.jp/LETTR-24.HTM
 私はいま、中東におけるロケットと核兵器の競争の急速な進展に深い関心と
 心配をいだきながらこれを書いています。エジプトとイスラエルが所有する
 原子炉、中東におけるロケット技術の導入、そして双方ともいつまでも紛争
 解決の手段をみいだせない無力さというものが、当地方のひいては世界の平
 和にとって大へん大きな危険を暗示しており、近いうちにそれは危機に瀕す
 るかも知れません。・・・。

★ 「ラッセルからシュワイツァーへの手紙(1963.09.09)」
  http://russell.cool.ne.jp/LETTR-29.HTM
 ・・・。あなたはたぶん、スターリンの晩年におけるソ連のユダヤ系少数民
 族の最大限の虐待を世界が知って以来、ユダヤ人の状況が自由主義的進歩論
 者にとって、いや共産主義の見解にとっても、深い懸念の一因であったこと
 をご存じでしょう。・・・。

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(3) 湯川秀樹関係(再編集しアップロード) 
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★湯川秀樹「核廃絶の道を求めて−第25回パクウォッシュ・シンポジウム開会
 講演(1975年8月26日)」
  http://russell.cool.ne.jp/PUGW25-Y.HTM
 ・・・。最終の目標はすべての国の安全がそれぞれの国の軍備を必要とする
 ことなしに保障されるような、世界システムを樹立することであります。こ
 の点に関して、私はラッセルやアインシュタインと世界連邦のヴィジョンを
 共にするものであります。・・・。

★湯川さん、車いすの出席−パグウオッシュ京都会議で開会あいさつ
  http://russell.cool.ne.jp/19750828.HTM
 ・・・。湯川さんの英語が一語一語、区切るように、高い天井の会議場に流
 れる。国の利害を離れ、人類の一員として参加した科学者の目と耳が注がれ
 る。28日、国立京都国際会館で開幕した「第25回パグウオッシュ・シンポジ
 ウム」に、「あいさつだけは」と、病をおして開会式に出た湯川さんだった。
 ・・・。
 
★湯川秀樹「第30回パクウォッシュ会議に寄せる−「ラッセル=アインシュタ
 イン宣言」25周年にあたって」
  http://russell.cool.ne.jp/PUG30-YK.HTM
 私が「ラッセル=アインシュタイン宣言」に署名してからすでに四半世紀が
 経過しました。当時と現在を比較し、事態は改善されるどころか、ますます
 悲劇的な様相を呈していることに、私は深い憂慮を覚えます。 東西間の緊
 張はいっ時緩和され、平和に関する米ソ両国間の対話も活発になったかに見
 えましたが、最近にいたって、それと逆行する動きが顕著になってまいりま
 した。これは「宣言」の精神に反するものであります。私たち科学者自らが
 国際的な対話の道を閉ざすようなことは愚かというより危険であります。
 ・・・。
 
★(訃報)「湯川秀樹博士死去:日本初のノーベル賞;中間子論を創造;がんを
 押して核廃絶を訴え」
  http://russell.cool.ne.jp/810909Y1.HTM
 中間子論の提唱などで、原子核・素粒子物理学の発展に大きな功績をあげ、
 昭和二十四年にわが国初のノーベル物理学賞を受け、核兵器反対の国際的平
 和運動にも積極的に取り組んだ理論物理学者で京大・阪大名誉教授の湯川秀
 樹博士が、八日午後二時、肺炎に心不全を併発して、京都市左京区下鴨泉川
 町六の五の自宅で死去した。七十四歳。湯川家では同夜、仮通夜を行ったが、
 告別式などは未定。喪主は妻スミさん。・・・。

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(4) (2)(3)以外のものからの引用(再編集しアップロード)
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★杉浦光夫「学者の伝記と回想(ラッセルと岡潔)」
  http://russell.cool.ne.jp/DENKI-BR.HTM
 ・・・。ラッセルの『自伝』(G. Allen & Unwin)は次のように記している。
 「当時私はこの矛盾を解決しようと懸命に努力した。(中略)昼食のための短
 い中断を除いて、私は一日中白紙を見つめて坐っていた。夕方になっても紙
 には何も書かれていないことがしばしばあった」。「この白紙を見つめなが
 ら私の一生は終ってしまうのではないかと思えてならなかった」。「私はい
 つもオクスフォードのケニントン歩道橋の上に立って通り過ぎる列車を眺め、
 明日にはこの列車の下に身を投げようと考えた。けれども明日になると、
 『数学原理』は何時かはできるに違いないと考え直すのであった」。・・・。

★横関愛造「バートランド・ラッセル」
  http://russell.cool.ne.jp/YOKOZE-2.HTM
 ・・・。ラッセル博士は礼儀の正しい、純英国流の紳士であった。生活ぶり
 も、至って質素であった。北京には、六国飯店、北京飯店など、一流のホテ
 ルもあるのだが、これらのはなやかな旅館を敬遠して、東華門外の大陸飯店
 という、まことに質素なホテルに、こっそりと投宿した。「ラッセル来る」
 の報に、北京の報道陣は、駅頭に放列をしいて待ちかまえたが、その裏をか
 くように、裏門から抜け出して姿をかくした。その後、躍起となってその隠
 れ家をさがしまわったが、私が会見した後も、当分まだ新聞記者とは会わな
 かった。博士の新聞記者ぎらいは、かなり有名なものだ。日本に上陸したと
 きも、それで問題をひきおこしたものだが、しかし、新聞記者を毛ぎらいし
 ているのではなく、私生活を故なく無作法に乱されることを不快とする、英
 国流のエチケットからきているようである。・・・。

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(5) 編集後記 
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 メルマガの第27号をお届けします。
 
 今回も前回及び前々回に引き続き、「ラッセル=シュバイツアー往復書簡」
 及び湯川秀樹関係のものを特集してみました。 (松下彰良)

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■編集・発行:(松下彰良・まつしたあきよし)
■ご意見・ご感想・お問合せはお気軽に :  matusitaster@gmail.com
■登録・解除・変更はこちら: http://www.dgcr.com/regist/index.html
■WEBサイト: http://www005.upp.so-net.ne.jp/russell/index.htm
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